皆さんは、小学校、中学校、高校と、学校で授業を受けてきた時、教科書を使っていましたよね?
小学校1年生の簡単な教科書から、少しずつ難しくなっていき、いろいろな知識が身につき、いろいろなことができるようになっていく、あの、教科書です。
一方、特別支援学校でも教科書を活用していますが、知的障害や重度重複障害の児童生徒が使う教科書は、皆さんが使ってきた教科書と同じような教科書でしょうか?
一般学校の教科書は、本当、うまい具合に段階的になっていますよね。
これは、教科書会社が勝手に段階を設けているのではありません。
我が国の教育に関する指針である「学習指導要領」に沿って作成されているのです。
小学校、中学校、高校では、、、
教科書を使うことで、自ずと「学習指導要領」に沿った授業に成り得るです。
では、知的障害や重度重複障害の児童生徒には、どうしたらいいのでしょうか?
目の前の子どもたちの実態や教育的ニーズから授業を作る…というのはもちろんですが、それだけでいいのでしょうか?
やはり、公教育を行う上で、理解・活用しなければならないのは、、、
そう、「学習指導要領」なのです。
特別支援学校では、、、
「学習指導要領」を理解して授業を行う必要があるのです。
今回の学習指導要領の改定では、これまでの障害児教育独自の路線から大きく変わり、通常教育との系統性を持ったものへと大変身しました。
今までと大きく路線が変わったことに加え、ボリュームも一気に増したことで、「どっから学んだらいいんだ…」と、頭を抱えている人も多いのではないでしょうか?
そこで、今回の学習会は、本当、オススメなのです!
今回の講師の川間先生には、昨年も本学習会でお話をいただいていたのですが、「わかりやすい」「もっと聞きたい」と大反響だったのです。
前回参加された方も、初めての方も、きっと「きてよかった!」と感じると思います。
現在、過去最高の参加人数、3ケタに迫る勢いで申し込みが入っております。!
また、学習会後の懇親会も、過去最高の人数になる勢いです!
たくさんの皆さんに申し込んでいただいていますが、今回の会場には、まだ定員の余裕があります。
せっかくの機会なので、ご近所お誘い合わせの上、ご参加くださいませ!
(宮前)
現在,立場が変わり福祉行政の現場にいますが,外側から教育の世界を見ると,今まで見えなかったことが見えてきて日本国における特別支援教育の特別性を実感しています。
今回の学習会は,学習観・評価観のパラダイムシフトを踏まえ,今後の授業づくりにおいてかなり意義深い学びになると思います。
是非,御参加を御検討いただければと思います。