長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

下町のナポリタン?

2008-07-23 08:02:57 | Weblog
昨日はスイスから素敵な親子がやってきた。
おかあさんが日本人だけど、あすかちゃんはスイス
で生まれた。スイスと日本に国籍を持っていて、日本語と
ドイツ語を流暢に話す。
蕎麦をつるりと手繰り、しめは煎茶。宇治の新茶をおいしそうに
飲み干した。やはりDNAは日本人なのだ。
夏休などに帰国する時、「日本の原風景」みたいなものが、ずっと
残っていればいいな、とつくづく思う。

と、いいながら、ちょっと矛盾するけど「英語で蕎麦会」では、「蕎麦のナポリタン」
を作ってみた。
オリーブオイルに熊本の清和村産のにんにくとたまねぎを入れ、
千葉産の完熟トマト、ゆずこしょう、そばつゆなどを加える。
何かバジルとか緑がほしいけど、なかったので、スープを
冷蔵庫で冷やして、千葉産の蕎麦をゆで、それにかけて食べた。
岩本先生がふたりぶん平らげた。
茶蕎麦にかけると、いい色彩になるかも・・・

でも基本的には食は「簡素」を旨としたい。
珈琲も蕎麦も「水」を加えるだけ、という無駄がない
ところがいい。そこに「真髄」がある。