昨日は新人をまじえて、焙煎教室。
まずTQ技術の「実験その壱」。窓際に置いたふたつの「白雪芥子」を見せた。
久保さんの白い花器を二つ用意。(このTQ技術の伝授される時、いつも故・山田先生は、
ふたつのものを用意していた。もっとも実験段階では1000本の試験管を、二組、つまり
2000本の試験管を用意して、そこに糸ミミズを入れて、実験したらしい。気が遠くなるような話。
久保さんの白い花器の左に、元気シールを貼ったコースターをおく。4日たって、右の何も置いて
いない方は、葉も花も枯れた。左の方は、葉も花も元気、しかも蕾だった花も咲いた。
少し自然派天然趣味の新人が、「この久保さんの花器がほしい」とのこと。昨年の炎色野久保
忠廣展で爆買いしたのを思い出した。ちょうどその時、久保さんからハガキがきて、「人生観が変わる珈琲器具」
のデザインが書いてあるのがきた。その新人さんが「これ、予約ね」とのこと。こころよく承った。
その後、「実験その弐」
ふたつの小さなグラスに、「ほぼぶらじる」を入れ、ひとつを少し飲んでもらう。煎茶の教室にくる人
は、そこで「たいへんけっこうなおかげんで」という所作があるので、こころえているが、ときどき、ぜんぶ飲む人
がいる。残りの入ったグラスを、元気シールの張った「この花さくコースタ」にのせ、やく3秒。味の違いを試してもらう。
8割くらい人が「!変わった」というけど、「?の人には、もうひとつのグラス(元気シールにふれなかったほう)を飲んで
もらう。するとほぼ全員が、ホボブラジルの味の変化に気づく。
新人が「お酒で試してみたい」とのたまった。ので、足元にある加茂鶴をおなじくふたつ用意して、新人のにおいた。
間髪おかずふたつのグラスの酒を飲みほして、「加茂鶴は、どっちもおいしい!」とおたけび。ぼくの無茶しぃの会や
珈琲の会は、こんな不思議な天然記念物みたいな人にささえれれていることを、あらためて痛感した。
今日も、午前中が「卒啄珈琲塾」で午後が「無茶しぃの会」だ。