昨日は、「お仕覆」(しふく)だった。大事な花器や茶器などを、古布を使い、
包み込む巾着袋みたいなもん作り。古来より日本人は、おめだたい時には、
羽織の紐をむすび、お祝いを風呂敷で結び、最近では「おにぎらず」という
のんが流行っているけど、本来は手でむすび、男と女がむすばれで、できた
男の子を、「むすこ」といい、姫を「むすめ」というのも、みんな「むすぶ」からきたものだ。
昨日は、お仕覆の名人のみさとちゃんが、元気シールを碁石に貼ったものをつつむ「おまもり」
を作ってくれた。なんと「あわじ玉」という縁起のいい結び方をしてくれていて、これを
身につけているだけで、碁利益(ごろやく)がありそうだ。
日本人の「すごさ」を再確認する。週末の「そめもん展」も、日本人に生まれてよかった展。
22日(金)・23日(土)・24日(日) そめもん展
「京の染色工芸」 河野染色工芸スタジオの仕事 会場:二階
13時から19時