長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

友達が撮った写真

2007-04-20 06:24:35 | Weblog
カウンターという結界ができてから、友達がこの空間にきても、
これまでのようにいっしょに飲んだり、バカやったりできなくなった。

それはそれでいいけど、寂しくもある。
昨日は休みだったので、ひさしぶりに歌舞伎町で飲んだ。
そしてこれまでと違ったルート(丸の内線、半蔵門線)
で帰ってきた。

道を変えたり、線路を変えたり、いく店を変えたりすると、
見える風景も変るし、気分も変る。


骨董病

2007-04-19 10:24:30 | Weblog
昨日まで、ショーウィンドウに飾ってあったオブジェ。
意味ありげ?な女の人の顔の上に、苔玉とハゼ?
前を通る人たちが、必ず何か黄色い奇声をあげていく!

たしかに単なる苔玉だと、水をやるのを忘れたりするけど、
人の顔の上にあると、微妙に「魂?」みたいなものを感じる。
「秋紅葉するまでは、枯らしてはいけない」そんな気持ちにさせる。

この作家の個展をいつか二階のギャラリーでやる予定。
いろいろな反応が楽しみではある。
今日は休みだけど、彼女、いや彼女の顔の上の苔に水を
やりにいかなくては・・・

おもしろい展示物?

2007-04-18 07:09:05 | Weblog
この展示窓ができた時、元気をいれてみた。
本人は違和感があったけど、周りではすごくうけた。

昨日、ここに不思議なものをおいた。
陶芸家の升さんが持参した不思議なもの。
通りすぎていく人の半分くらいが、立ち止まって
「これなーに?」「ねー、見て見て・・・」なんていう奇声
を上げていく。

こちらも、閉店して電機を消した後、見ると不思議な気持ちになる。

しばらく天真庵のシンボル?になりそうなオブジェ。

今日は「タイムドメインの試聴会」をやる。いい音楽には、おいしい珈琲
がよく似合う。

おもしろわん

2007-04-17 06:10:56 | Weblog
天真庵を手伝ってくれている「みゆきさん」は、ぼくのお茶の先生でもある。
二階のギャラリーには、彼女がつくった「おもしろわん」という不思議なカップ
がある。お煎茶・オーレ・お抹茶・・・なんでもOKなフリーカップみたいなもの。少しまちがうと、クラフトみたいな感じだけど、お茶をやるだけあって、すんどめ?ができている。

昨日は、雨の中、「あのカップが気になって・・」という女性が5個買いにこられた。升さん、久保さん、チョンゴニさんら、お歴々の陶器が並ぶ中で、昨日は「キラリ」と光っていた。

こないだの地震で、三重県で作陶する久保さんの器が5個割れたそうだ。
信楽の渡辺愛子ちゃんの器は、今月末の東武デパートの個展の準備のため、
東京におくられて無事だった。

天才たちが天災から、まぬがれた?

水だしコーヒー

2007-04-16 06:18:55 | Weblog
週末は暖かかったので、アイスコーヒーもでた。
夏は自作の器具でダッチコーヒーをつくる予定。
少し深煎りしたモカマタリをブレンドすると、くせに
なるようなアイスコーヒーができる。
コーヒーゼリーにしても最高。

昨日は蕎麦もチーズケーキも、夕方までに売り切れた。
ブログで「葉わさび」のことを知ったお客さんが、少し
遠くからやってこられたりするところに「時代」を感じた。
なんとか、今日まで「葉わさび」で蕎麦が食べれそう・・・
(と書くと、きっと何人かが、足をはこばれる)

今日は「ガラパゴス」のコーヒーを焙煎する予定(’気分しだい)

バール?みたいなそばカフェ

2007-04-15 06:19:21 | Weblog
昨日はいいお天気だった。のでお客さんが、たくさんきた。
土曜、日曜日は、お昼から「蕎麦前に一杯」という人が多い。
さすが江戸だ、とつくづく思う。
昨日の最初のお客さんも、開店時間の少し前から外で、だべっていて、
入店そうそうお酒を所望された。

二番目のお客さんも、二人づれの若くて美人たち。やはり「文膳」で、日本酒を飲まれた。その人たちは、お昼過ぎにこられて、珈琲を飲まれた。
そしてなんと、夕方もこられて、「夜話膳」というか、お酒をグビグビ飲んでいかれた。

イタリアの「バール」には、朝・昼・晩とちがった珈琲とか食べ物をだして、バリエーションをつけているけど、まるでバールを利用するみたいな感じで素敵だった。

いつか、このお店を人にまかせる時がきたら、ぼくも3度きてみたい!

般若君の個展

2007-04-14 06:27:57 | Weblog
木工の般若君の個展を5月の末の週に、天真庵でやることになった。
天真庵のカウンターの椅子がとても好評なのだ。

昨日は、般若君から「葉わさび」が届いた。
ので、蕎麦につけてだしたら大好評だった。
明日くらいまでは、ありそうなので、特別に供しようと思う。

田舎の蕎麦屋にいって、何が楽しみって、山菜のてんぷらとか、
葉わさびや、漬物・・・・メニューにはないものがいい。

プロ野球の裏金はいけないけど、裏メニューは大いに結構。

休日。

2007-04-13 06:22:18 | Weblog
昨日は休みだった。
豆の注残があるので、午前中は店で焙煎。

それから大塚の骨董屋へいく。
天真庵の2階にある李朝の家具にあう李朝膳があったので、
それを購入。
川上澄生さんの版画で、女性が着物姿で洋館にたたずむ版画も
よかったので勝った。少し「風邪をひいてある」(和紙がかびている)けど、
いい感じの絵だ。

それから表参道ヒルズの裏にある茶室で煎茶。
ひさしぶりに、ゆっくりと玉露を楽しんだ。

喫茶去・・・・どんなに忙しくても、一服の世界で三昧したいものだ。

白井晟一の書

2007-04-12 08:56:27 | Weblog
天真庵の2階にある「生」という書は、建築家の白井晟一さんの書いたものだ。
文人の書としては、最高峰のところにある。

私の蕎麦の師匠、高橋さんの広島達磨に飾ってある「達磨」という揮毫も
同じく、白井晟一さんの書いたもの。

書家が書いた書、というのは、あまり感銘したことがないけど、違う道を、ますうぐ突き進んできた人の字には、その人の人生が反映されていて、心をうたれることがある。

白井さんはよく「道」という揮毫をした。
天真庵にも、その一枚が縁あって、とついできた。

これから、いろいろな意味で、新しい道をそれぞれが、歩いていくような時代。
いばら道も多いでしょうが、尽力したいものだ。 感謝。


福店主?の元気くん。

2007-04-11 07:08:09 | Weblog
お店の名前の「天真庵」(てんしんあん)よりも、元気のほうが
名前を覚えやすいみたい。

昨日は神戸からコンサートの合間をぬって、マリオネットが遊びにきてくれた。
彼らのCDを流していると、お客さんが「この音楽いいわね」といわれた。
近くの「SPICE CAFE」のおかあさん。
彼らに「墨田区をよろしく」といって、CDも買ってくださった。

「下町の人情」とかいうけど、じっさいにこの街に住んだからこそ、わかるもの
がたくさんある。

住む場所を変える、仕事を変える、歩く道を変える・・・・
いろいろと違った風景が見えてくる。