目指せ華麗な七十代!

旧mandalaflowerからタイトルを替えました。今から始まる七十代をより華麗に生きる覚悟です。

記憶・三島由紀夫の割腹事件

2014-11-26 | 日記
おはようございます。


今日も雨。


シトシトと降り続いています。




お家仕事をのんびり進める日。


私は毎朝ラジヲを聞きながら体操していますが、ラジオ体操の後の番組で今日は何の日と云うのやってます。


昨日は作家の三島由紀夫が自衛隊駐屯地で割腹自殺した日だったようです。


ラジオから流れて来るその言葉を聞いた時には大した感想も持ちませんでした。

体操しながらの事だったし、


ああそうだったのか、


もうそんなに経ったのか、


と云うような当たり前の印象でした。


ところが、夜になってその話を思い出し家人に話していた所、


急に高校二年生だった頃の古文の先生の顔を思い出しました。


お昼休の後、午後一の古文の授業のために現れたその先生が、三島が割腹自殺した事を生徒に伝えたのです。



ビックリしましたよ。


三島由紀夫と云う有名人が人々の前で割腹する、


腹切りすると云うショッキングなニュースにしばし息が止まる思いでした。


もう45年近く前の事になります。


学校を卒業してからその先生の事も顔も一度として思い出した事がなかったのに、


昨晩突然その三角の顔がハッキリと思い出されこれまたビックリしました。



先生のあだ名は三角、


というのも顔が三角で名前も三角だったからです。


「みすみ」先生といのが本当の名前ですが、名前の通り三角で、


短く刈った針金のような固そうな髪の毛がツンツン立っていたのも思い出しました。


確か隣のクラスの担任で私は古文を教わっただけなんです。


なのに17歳の頃の自分がその先生の前でニュースを聞いている感覚も蘇り、


不思議な気持ちでしたよ。



三島由紀夫の作品自体はそれ程たくさん読んだわけでは有りませんが、


独自の世界観を持ち、独自の世界に済んでいた人ではなかったでしょうか。


事件の話から三島その人への思いよりも,そのニュースを聞いた自分の事の方を思い出す。



結局みんなそんなもんなんでしょう。



ショッキングな事件は自分に直接関係なくても、

そのニュースを聞いた当時の自分の事は記憶に残っているものなのですね。




なんだか思いがけず昔の記憶が蘇りそれに付随するいろんな思い出話に花が咲いた夜になりました。



ちなみに今日はペンの日だそうです。


日本ペンクラブが発足し,初代会長は島崎藤村でした。


そういえば藤村は長野県で仕事をし,基礎を舞台にした小説を書いていますね。

昔読んだ小説を思い出します。



ペンクラブの意味は、

「脚本作家・詩人(poe
t/playwriter)のP、随筆家・評論家・編集者(essayist/editor)のE、小
説家(novelist)のNの頭文字からとったPENを意味している。」

何ですって。


それは知りませんでした。



今日は何の日はほぼ毎日聞いていますが、


こんなに記憶が蘇ったのは久しぶりの事でした。


私の頭の中の記憶の箱には他にもいっぱい詰まっているんでしょうね。



きっかけが有れば思い出すこれらの記憶は私が生きて来た記録でもあります。



大事な記憶をそのまま保存するためにも認知症にはなりたくないものです。


今から気をつけよう。































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