たった今、顔から汗が出るほど驚きました。
タイトルはその時の気持ちです。
二階にいると階下から誰かが呼ぶ声が聞こえました。
ちなみに我が家はドアホーンとかありません。
呼び鈴もなし。
行ってみると若い郵便局員が玄関先に立っていました。
私の目には小学六年生のコスプレのように見える
赤いほっぺの小太りのにいちゃんでした。
一丁前に郵便局のユニフォームを着ています。
その若者が書き留めを持ってきました。
手渡すのに印鑑かサインが必要だと言うので
じゃサインで、と応えると
ズボンに手を当てて
あ、すいません、ペン持ってないんで。。。。と言うのです。
じゃ最初から印鑑って言いなさいよ。
その時点でちょっとムカッとしてたかな。
その後、彼はこう言いました。
すみません、じゃ印鑑で、申し訳有り、と言ったのです。
申し訳ありません、と言いたかった気持ちは見えました。
でも、言葉はきちんと使って欲しいです。
決して、、、、ありません、をモゴモゴと言ったという話じゃないです。
彼は、ハッキリと有り、で止めたのです。
だから気になったのです。
印鑑をとって戻るとどうもすみません、言葉が最後まで言えなくて、
と弁解しました。
なのにその後また受け取りの紙に印鑑を押すときに
どうも申し、申し。
だけ言って、後を省略するのです。
これは酷い、酷いじゃないですか。
日本語が話せない日本人です。
どうも彼には省略がよくないという自覚はあるように見えますが、
そのどこが悪い、と開き直っているような感じでした。
こういう若者に出会ったのは初なので本当にビックリです。
昔なら郵便局員と言えば信頼できる人柄、みたいな妄想が現実的だったけど、
民営化になった今では、
チラシを配って配達アルバイトを雇う時代です。
社員教育も大して受けずにいきなり実践の若者は、一応注意は受けているのでしょう。
でも、彼の耳には届かない。
大人のウザい話の一つでしか無いのでしょうか。
こうして気候が変わり時代が変わり人間が変わって、
何が日本人なのか
いまでは誰にも分からない、のかも知れません。
思わず、きちんと喋るよう意識した方がいいよ、と
叱言とも説教とも取れる言い方で注意をしましたが、
あとで、もしか他の人が電話で苦情を述べた場合、私が言ったのかと誤解される可能性が浮かんで
ちょっと嫌な気分になりました。
平和な田舎にも
世間の風波が吹きかかって来たのでしょうか。
要らぬ心配無しにノホホンと暮らせた世の中を再び取り戻したいと強く願います。
人々が平和に暮らせる社会、経済の発展よりこちらのほうが大事です。
国民の多くがそう思う世の中になって欲しいのです。
縁側では花盛りの鉢植えの花。
人間の意識のレベルの低さを聞くとも無しにただ日の光をエンジョイしていました。