旧車レストア記録

老後の「暇潰し・ボケ防止」。

フロントフォークとトルクロッド取り付けに関して。

2016-11-29 23:27:29 | スーパースポーツ CB72

CB72初中期型フロントフォークボトムケース(鉄)にトルクロッドを取り付ける時の注意点。
  

A:F・ブレーキパネル側のボルト「長い」。
B:F・フォーク側のボルト「短い」。
これを逆に使用する事厳禁。

 トルクロッド両端ボルトの締め付けトルクに注意、締め付けた時トルクロッド端が軽く「上下」する位の締め代とします、ガチンコ締め付け厳禁で、必ず「ロックワッシャ」はする事、スプリングワッシャのみの固定なんぞ持っての他です。ブレーキパネル側も同様とします。   *:基本的リヤーフォーク部トルクロッドの取り付けも同様です。

  F・コック取り付けで、概ね「動態整備」が完了しました。


フロントフォークの分解・組み立て(初期型CBM72)。

2016-11-29 20:08:45 | スーパースポーツ CB72

CBM72フロントフォークの分解。
    容易に分解、錆も無く良品です、新品「オイルシール」交換。

懸念してました不具合発見。
  左インナーチューブが「抜けません」、原因は「フェンダーステー」・「トルクロッド」取り付けボルト(写真矢印部)の「長すぎる」物を強引に締め込んだ為、ボトムケース内側に「凸」発生、これが干渉して抜けない。
軽いハンマーショックにて抜けましたが、指定ボルトを使用しないとこう成ります

 幸運にも「ゴミ箱」に「ボトムケース」発見、何とか対処出来ました。

過去にも、今回と同じ事象を経験して居ります、構造を理解して無いと再発する可能性が有ります。