初ちゃんの「ボチボチ生きようぜ!」

毎日の生活で出会った事をボツボツ綴っていきます。

月桃の花

2018-07-23 | 映画

今朝、夫が「おい、升井さんが投稿の記事をfacebookに載せてるよ」と言ったので升井さんの所へお礼かたがたブログを読んだ。

そう言えば、随分前に投稿をしたことをすっかり忘れていた。

投稿記事は大抵投稿して1~2週間後に載る事が多く、今回のようにセレクト記事なら新聞社から連絡があったりする。以前、掲載された時期に入院していて電話したらセレクトが3部も送ってきた。新聞に掲載されるのは嬉しいことだが私はいつも朝刊の「広場」や「こだま」に投稿する事が多い。「こだま」は女性のみだと聞いたが「広場」は主張が多いので少し緊張して投稿する。

今回は記事の内容は「いつか書こう」と思っていた題材だったので割とすんなりと書いた。でも、少し修正があり、勉強にはなるが少し落ち込む。

歌は楽譜があるのですぐに大まかには歌えるようになる。

物悲しいメロディーでユーチューブで聞いたら私の好きな「ネーネーズ」さんも歌っていた。

とかく、広島にいると広島目線で思ったり考えたりが多い。

沖縄問題も返還までは集会や勉強会もあり、頭の中には常にあったような気がする。歌声喫茶では歌う楽しさもあるが歌いつつ「こんな問題もあるよ」というなげかけもある。

若い頃はいつも反戦平和にかかわる事も歌声喫茶で学んだ気がする。

ボブディランがノーベル賞をもらう時代になったが状況はさほど変わっていないと私は思う。

私の好む歌は分類でいうと「フォークソング」

ボブディランも「風に吹かれて」とかいい曲を沢山歌っている。

もう随分前にたまたま夫が見つけたお寺で音楽喫茶店を見つけた。

島根県との県境付近だったが夫は自分の好きなジャズ喫茶だと思っていたがコーヒーを飲みながら話をしたらオーナーさんはフォークソングが好きで二人いたお客さんも半分眠っているような状態だったのに歌の話になったらガバッと起きて歌い始めもうすっかり昔からのお友達のように話も弾み始めた。

ジャズが好きな夫はすっかり話題を私に取られて面白くない様子。

アメリカンフォークの次は日本の関西フォークそれから最後は高田渡まで話があってさっきまで知らなかった男性とまるで肩を組んでいるように楽しく歌った。

今、参加している歌声喫茶は近くの喫茶店で時々開催される。

どういう経緯で始まったのかは知らないが昔のコーラスグループの仲間がアコーディオンのグループで活動していて1000円の会費で歌集を渡されて途中お茶タイムもあってゆっくりと進行する。

皆同世代で歌も昔から歌い継がれた曲、今回は歌唱指導があり新しい歌を覚えると嬉しい。

今回は「月桃」「ウラルのグミの木」の2曲で何度か歌ったらどちらも私の心に響く曲で,問い合わせたらすぐにメールで楽譜が送ってきた。

沖縄民謡という分類もあったが民謡と言ってもいいくらいに沖縄のリズムが心地よい。私は時々カラオケも歌うが最近「19の春」という曲を聞いてこれも似通っていて好きな歌だ。

今回はYouTubeで探したらあったので時折一緒に歌う。

私は歌は上手では無いが歌う事は昔から好き。沖縄の事は息子との約束があり一度は書いておこうと思ったがあんなに二つ返事で約束したのになかなか行けない。

高校3年の息子のあの真剣な言葉は守らないといけないなあ私。

 

 


秋の花

2014-09-06 | 映画

ここ数日ドライブに行った先で撮った秋の花の写真をupします。

久しぶりに小さな花を写したのですが白とびしたり、天気がいいと画面が見えずピントが合いません。でも、上手く写せないからこそ続けられるのかな?と思う事にしています。

カメラの取説は皺くちゃになっていてもまだまだ分からないことだらけです。

昨日は久しぶりに八幡に行きましたが不機嫌な夫には気兼ねであそこもここもと言えませんでした。

「早く早く」と言われるとピント合わせの途中でもシャッターを切って「まっいいか」と思うことにしています。

昨日はその後美都町まで行き野菜市を覗くと大きなクリが一袋400円。今朝から頑張って剥いて冷凍しました。

次回、新鮮な栗を見つけたらまた買って栗ご飯にします。息子に娘に孫たちに食べさせたい一心です。

大朝にいるとき義父母が毎日大量に拾ってくるのを夜なべで剥いていました。

小さくて大変だったけど最後は中華鍋で鶏肉と旨煮にしていましたがこれは栗が沢山ないとできません。

私、結構いい親してたじゃない・・・と自我自賛。

 

 

 


「あなたへ」

2012-09-21 | 映画

「あなたへ」公式サイト・・・写真をお借りしました。先日行った門司港のシーンです。

http://www.anatae.jp/

先日高倉健主演の映画「あなたへ」を見に行った。

健さんの主演映画は6年ぶりだと聞いたが昔の任侠映画はあまり好きでなかった。

NHKの「プロフェッショナル」の特集があり録画を見た。

デビュー当時、何故任侠映画に出たのか、彼の映画に賭けた生き方も何となく判った。

NHKの取材から見えて来たのは映画俳優と言う職業を全うするにはそれなりの覚悟が必要だったと言うことだ。

いわゆる「役者さん」はあまり私生活をさらさない。

それだけイメージを大事にしていると言うことだが最近の風潮としてイメージをことさらに前に持ってきて売り出す傾向にあり幻滅を感じることもしばしばある。

彼の生き方が一番いいとは思わないが心意気が素敵だなとは思う。

私は小学生の頃から映画を見て育ってきたが昔は映画を見た余韻がずっと残りいまだにフラッシュバックするからよほど脳裏にこびりついたのだろうと思う。

最初に見た映画は小1で見た「山椒大夫」

今でもクライマックスシーンの安寿と厨子王が親と引き離されるシーン、母と再会した時の歌もはっきりと覚えている。

「安寿恋しやホーヤレホ、厨子王恋いしやホーヤレホ」

私はこらえきれなくて大泣きをしてしまった。

映画館の中であまりに大きな声で泣くので先生に「これはお話なのよ。だから大丈夫だからね」と諭されても最後までやりきれない思いがして泣いた。

その後、チャップリンや日活の青春映画、第3の男、ベンハー、ローマの休日、太陽がいっぱいなど本当に沢山見た。

社会人になっても映画サークルに入り映画漬けになったが今と比べるとあの頃はヨーロッパ映画が多く、せりふが少なくギリシャ神話が素材になったものなど何度も見ないと理解できないものもあった。

それでも映画を見る楽しさは捨てがたくお金の許す限り映画館に通っていた。

映画の傾向が少しづつアメリカ映画にシフトされていくとあまり考えなくても多セリフのおかげで内容はすぐに判り随分楽になったなあと感じた。

アメリカ映画も「ゴッドファーザー」「風と共に去りぬ」などいい映画が沢山あったが娯楽映画が多くなってきて説明の少ないヨーロッパ映画は敬遠されたのかもしれない。

今回「あなたへ」を見て高倉健さんの少ないセリフと日本各地のさりげない風景がマッチして心穏やかに鑑賞できた。

少ないセリフでも見る側に色んなことを感じさせる映画がもっと増えて欲しいなと思う久々の映画感想でした。