今年最後のボランティアの日。
寒い日なのに5時半に目覚め、まずお弁当を作った。
夫も最後の「御用納め」なので二人分ゆっくりと作って服を着替え準備をする。
私はPCの前に座り今朝の朝刊の「天風録」をワードに貼り付け8日分の記事を完成させて印刷する。
少し前にみんなで読むことにした「こだま」は中国新聞のHPに無いので毎朝切り抜いてこれも切り抜きをコピーしてもう一部作成。
音訳の録音は3人で担当を決めて録音する。
サブの二人はそれぞれ原稿に忠実に読んでいるか、原稿を見ながら読み方のチェックをする人、録音の操作をする人の役割をする。
年末は若い人たちは忙しく10~11月殆ど活動できなかった反省を込めて最後の「締め」は私が、と買って出た。
所が頼りにしているAさんは風邪で寝込み二人での録音になったので10時からの予定なのに9時にはもう家を出た。
社会福祉センターまでは丁度30分少々、録音室に入り一人で録音を始めた。
天風録の録音が終わりに近づいたころもう一人のメンバーが来てちょっと楽になったけれどやはり2時間近くかかり、終わったらもうお昼。
私の予定ではまずまず予定どうり。
お弁当を食べてから編集作業をするぞと意気込んだのはいいがホッとしたのか食事の後話し込んでしまった。
相棒のWさんは急に具合の悪くなった姑さんを年末年始連れて帰ったけれど仕事があり面倒をみれないので娘さんに応援を頼んで食事の介護などに来てもらうように手配したり、御主人と受け入れ先の介護施設を探したりたいへんな様子。
見ていられないので介護施設を持つ病院のボランティアの世話をしている兄に電話をして聞いてみて貰った。
兄はすぐに院長先生に聞きに行ってくれたが残念なことにベッドが一杯なので受け入れられないとの返事。
それでずいぶん時間を取り、挽回しようと思ったが読み間違えや飛ばしている部分が見つかり追加の録音をして修正、天風録の編集も完成せずに持ち帰ることにした。
編集作業はおしゃべりをしながら・・・なんてことはとても無理で「次回はおしゃべりなしで作業しようね」と言ったのだけれどWさんどういうことになったのか心配です。
外に出ると小雨が降っていて近くの野菜市に寄ってから行こうと帽子をかぶり雨の間を縫って行ってみるとさすが年末、大勢の買い物客でごった返しています。
何だか初めて見る豪華なかまぼこについ手が出て4つも買ってしまいました。
瀬戸内のみかんのサンドを子供たちに、お煮しめ用に新鮮な里芋とレンコンも買ってレジを済ますと随分重いこと。
雨も降っていることだし・・・・とタクシーを呼んだ。
いつも利用しているタクシーさんはよく覚えていて「あれ?今日は自宅じゃないんですか?」と言われる。
「今日も孫の家ですよ。近くに引っ越したからお留守番に行ってるんです」と言うと「へぇ~そりゃ僕は知りませんでした」と。
数少ない常連さんなのか時折乗っても「今日は自宅?娘さんの所?」とか「今日は○○公民館?社会福祉センター?」と聞かれるので私の小さなプライバシーは筒抜けになっているようでいいような悪いような。
福祉センターから帰る時同階のボランティアセンターに挨拶に行くと全員が立ち上がり「最後のボランティアごくろうさまでした。本当に最後の最後まで頑張ったね~」と温かい声をかけて貰い嬉しくなりました。
これで来年も元気を出して頑張れるというものです。
明日は娘も最後の休日出勤、私に似て「いつも超勤、休日出勤を休んでいるので最後ぐらい出ようと」だそうです。
明日明後日、もう少し「孫育て」したら婿殿の実家出雲に旅立つので31日は静かな「大つごもり」になりそうです。
この一年間はちゃめちゃの(息子曰く)ブログを読んでくださってありがとうございます。年内時間があればまだ更新したいと思いますが出来なかったら
「皆様、来年もどうぞよろしくお願いします」