初ちゃんの「ボチボチ生きようぜ!」

毎日の生活で出会った事をボツボツ綴っていきます。

心が重い

2019-02-16 | 思うこと

再開早々嫌なテーマになりました。

お正月開け、病気友達から突然電話がありました。

時折電話で交流はしていましたが年賀状欠礼のはがきが届き落ち着いた頃に電話をしようと思っていた矢先です。

「私ね、病院であんたは認知症になっているから専門医で検査を受けなさいと言われたの。主人が先に死んだからどうしたらいいかこまってるんよ」と。

彼女は私と同じ病気。私より年下でお料理が好きでリハビリが終わった後色んな所に出かけては遊んでいた。

ご主人ががんの闘病をしておられたが昨年亡くなられたそうだ。お互いの家が遠くてリハビリ病院を代わってからは時折電話で話をする程度の友人だった。

「検査をしなさいと言われたらどこかで検査を受けたり治療をしないと」と言うと「どこに行けばいい?」と言われる。

私も数年前に精神を病んだ時に家族が検査に連れて行ったと聞いた。

頼りにしていたご主人がいなくなって不安なのだと思うが息子さんの一家と同居してて近くには娘さんの一家やお兄さんの一家も暮らしている。

まずは、家族に相談して連れて行って貰わないと、としか言えなかった。

今、思い起こすとまずは市の福祉課に相談しての方がより適切だったかもと思う。しかし、彼女には最初に紹介してあげた介護事業者があると思うのだがご主人がすべて取り仕切っていたのならわからないかもしれない。

最初に申請した事業所のケアマネさんがどうなっているのかも私にもわからない。いずれにしても自分の事なので彼女がもう一度介護保険の内容とかも知る必要がある。今までリハビリとか病院とかどうしてたのかが判らないのでアドバイスもできない。

私はその時々でケアマネさんが代わり、介護度によっても変わってきたので担当になった人がアドバイスをしてくれるし、どんなサービスを受けるのか適切な事業所を紹介してくれ選んで利用する。しかし、利用は本人なので納得して契約をしてきた。

事業所によってはリハビリの内容なども違うので体験して良ければそこと契約すればいい。

彼女はそういう事は全く判っていなかったのかもしれない。

だから、認知症予防も何もして来なかったのかもしれない。

私は今でも認知症予防訓練のメニューもできるだけ参加して頭も身体も鍛えるようにしてきた。私は四字熟語などが好きなので本を買ってしたりネットでも探せばあるのでそこでしてもいいと思う。

身体は今は週二回スクワット20回、そのほかの足のリハはパワーリハプラス体操。自宅でもお風呂に入る前、鏡の前でしている。

驚いたのは70代は勿論、80代の人もシャキッとして参加していること。

そんな話や自分の病気や薬の一覧もお薬手帳とともにいつも携帯していることも話したが「それはあんたが几帳面だからよ。私には出来ない」ときっぱりと断られた。

それはそれで個人の問題だからいいのだけれど、最近の動向が誰でも災害に遭う被災率は高く、私はできるだけ周り、家族に迷惑をかけたくないと思うのでさりげなく伝えようと思ったが見事に跳ね返された。

今年に入って4~5人の一人暮らしの人に電話をかけた。今の所、みんな自立して頑張って生活をされていて私は教えられることが多い。

何も出来ないと思っていた夫は今ではかなりの家事がこなせるようになり私も一安心している。夫は何でも好き嫌いなく食べるし贅沢もしない。今はドライブが好きであちこち出歩くことが趣味なので私は助手席でその相手役をするべく座っている。それができるように健康維持するのが役目だと思っている。

しかし、彼女は今はあまり気力がなくなって困っているのだと思う。

事情をよく知っている夫は「いらん事言うと混乱するだけで自分で考えられんようになるのでそっとしてあげなさい」と言う。

こういう事は今から増えるのだろう。

実際に昨年の秋、知人の女性が一人暮らしで認知症になり施設に入居していたが亡くなったと連絡があり寂しくなった。

生き残るのは良いが認知症との戦いは厳しい。

昨年子供たちにエンディングノートを渡したがもしかすると自己満足に終わるかも・・・と思い始めている。

今年のはじめに寒々としたテーマで、しかも長文、誰かが私の心を救ってくれるかしら・・・。

 


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