初ちゃんの「ボチボチ生きようぜ!」

毎日の生活で出会った事をボツボツ綴っていきます。

パソコンボランティア

2007-01-31 | 未分類


昨年の今頃、あるブログで故郷が同じ人と出会った。

私は懐かしさですぐに彼女のホームページを訪問した。

掲示板やメールでやり取りをするうちに家も近いことが分かった。

じゃあ、と彼女が「公民館でボランテイアしてるから遊びに来ない?」と誘われすぐに会いに行った。
6~7人でパソコンに向かい一生懸命に打ち込んでいる。

色んな話をしているうちに「一緒にしない?」と言う話になり毎月お弁当を持参で参加するようになった。

私はホームページビルダーで作成しているがまだまだ使いこなしていない。

午前中~昼過ぎまで更新作業をし、午後は彼女が先生で勉強会をする。

私にとってはいい先生にめぐり合って怖いもの無しになった。

今、自分のホームページもフォルダの整理をしたり、使いやすいように作り変えている。
ゆっくりだが楽しい作業だ。

もう一つはやはり彼女の誘いでパソコン教室のボランティア。

20数名の熟年の皆さんと一緒に勉強するつもりで取り組んでいるがもう2年くらい勉強されていて熟知されてる方もいる。

私も知らないことを習い「へぇ~」と言いながらお手伝いしている。

独学はやはりいい加減なところがあり、正しい知識が身につく。


絵手紙は新しく買ったモバイルパソコン。少し小さいが作業に支障は無い。
これからもパソコン生活は続く~。


結納って

2007-01-30 | 未分類

昨夜、友人から「息子さんの結納返しのぶり」を沢山頂いた。

お相手が富山県の方で結納返しはぶり1匹が付くのだそうだ。

息子と娘の場合は何であったのか夫婦で話し合ったけどまるで思い出さない。

自分の時の事は良く覚えている。

夫は私の実家に挨拶に行った時「初ちゃんをお金で買うようなマネはしたくないので結納はしません」と、両家の親に言い放ち親はそれに従いました。

私もそれで満足していたのですが娘を嫁に出すと言う話になるととたんに「結納」の事が心配になりました。

結納が来た時二人とも正直ほっとしました。不思議です。大事に育てた娘に対する気持ちのように感じました。

だから、息子の時は本当に気持ちをこめて持参しました。

しかし、ネットで調べるとそうでもないようです。

両家が仲良くお付き合いするためのものらしいのです。由来は天皇家~武家~裕福
な庶民へと伝わって行ったようですね。

夫も数十年たって本当の意味が分かり少し恥ずかしげではありますが、私にとっては最高の思いを頂いたと思います。

結婚後数十年、私はこの思いに守られて暮らしてきたように思います。

今思うととても封建制の強い家に嫁いだにもかかわらず自由奔放に生きられたのはこの結納であったからだろうと思います。

それにしても、地方で色んな品を送りあうのですねぇ。

今日の絵手紙はそのめでたい「ぶり」と共に入っていたレモンとオレンジです。袋いっぱい、いい香りです。


女は産む機械?

2007-01-29 | 未分類

柳沢厚相が自民党の講演会で「女性は産む機械」と、発言して超党派の女性議員や野党から辞任を要求されている。

自民党は過去あれだけ発言問題で辞任議員が出ているのに飽きもせずに差別発言をする。

本当に政治を勉強して政治家になっているのか常識を疑う。

なお、腹立たしいのは会議に出席した自民党の議員さん方。この発言に異議を唱えなかったのだろうか。

まるで何時代の発言かと耳を疑うのは私だけじゃないだろう。

少子化問題は、こんな時限の低い問題では無いはず。
少子化問題で先進的なフランスの対策をネット検索したら、何と、至れり尽くせりの施策。

私ももう一度産もうかと思うほどの政治の配慮はしかし、本当は移民が多いそうだ。
色んな手当てを目当てに独身で産んだりする人も結構いるようだ。

日本はいかにも女性が「産まない」ような考え方が多いが「産まない」人より「産めない」人が多いのが現実。

特に、働く女性の育児に関する施策は充実しているとは思わない。
フランスは不妊治療にも補助金が出る。育児休暇明けには育児ヘルパーがついてサポートすると言う。

ここを参考に
フランスがすべてではないが日本はそういう子供を産み育てる周辺のソフト面が充実していないから不安で産まない人が多いのだと思う。

そういう事に敏感であるべき厚生大臣が自らこういう発言をすることは許されることではないだろう。

柳沢厚生大臣殿、あなたはどこから生まれて来たの?
まさか、キャベツじゃないよね。


田舎

2007-01-28 | 未分類

今日は昨日に比べ朝から冷える。
今日の予定は?と聞かれ、午前中買い物、午後は田舎に行こうか、と言うことになった。

夫の実家は県北県境の雪国だ。今年は雪が少なくて何度も帰る。
帰るといってもだれも住んでいない、水を出したり、家の周りを見たり、ただ維持の為に帰るのだ。

夫と両親3人にしては広い古民家。随分見栄を張って建てたそうな。

だから、同居した時も、女が入ったらいけない部屋があり、随分話し合ったけどお互い譲れなくて色んな思いもした家だ。


今日の新聞に「女は産む道具」発言が書いてあったが、まさにその世界だ。

私は男女同権の教育を受け、労働運動もしてきた身なので「はいそうですか」と言うわけにはいかない。
しかし、仕事を持つ身、ストレスは極力避けたいので「はい」と、返事をして自分の思ったように行動する。

いつの間にかお互いが諦めて上手に生活できるようになった。
年老いた義父母にも色んな面子がある。
それを上手に通してあげると私たちの行動も許してくれる。
世間知らずの私が10年暮らしたのはいつの間にかこういう智慧がついたからだと思う。


田舎での生活は「しがらみ」が多い。お互いが仲よさそうで敵対している。
常に他人の目を気にしながら生きていく。

私には到底出来ないけど、共通点で付き合っていけばそれはそれで受け入れてくれる優しさもある。

外の世界から入っていった私には「しがらみ」が殆どない。
義母にとっては目が点であったに違いない。最初の冬、田んぼで雪まみれで子供たちと遊んでいると射すような目線を感じた。
家々から我が家の様子を見ているのだ。夫はどう思ったか分からないが「これが田舎か」と、思った。


それからは、事あるごとに「○○するな」と言われ続けたが夫も私も争わずに黙ってしたい様にしてきた。

事を荒立てずにいた親も賢いが私たちもよくやったもんだと思う。今でも近所の人は顔を見たら話しかけてくれる。


週一回、足が向くのは良いことも沢山会ったからに他ならない。

これからあと何年通うことだろう。リタイア後の楽しみに取っておきたいと思う。


不都合な真実

2007-01-27 | 未分類

今日は夕方から気になっていた映画「不都合な真実」を見に行った。

この映画はアメリカの元副大統領アル・ゴア氏が長年活動している地球環境問題の講演を聴いて感動した人達が中心になって作成したドキュメンタリー映画でアメリカ全土で公開され波紋を呼んだ作品だ。

ヨーロッパ、アジアをはじめ全世界で上映されている。

環境問題は私も興味のある問題で公開を心待ちにしていた。
思ったより若い人も来ていて一番狭い部屋なのでほぼ一杯になった。

地球規模で進む温暖化。それをゴアさんの詳しい解説と共に映像で見る。

南極、北極の氷は解け始めそのせいで北極熊が氷を求めて泳ぎ力尽きて溺れるという話は背筋が寒くなる。

この映画のすごい所はきちんとしたデータの元に話を進めていることだ。だから、ゴアさんの後ろには大勢の科学者などの専門家が付いているという事がわかる。

勿論co2の排出量が圧倒的に多いアメリカがまず取り組むべき問題だと言っているが全地球規模でco2を減らす努力をする事で地球破壊を遅らせることが出来る。

このまま行くと地球は冷えてきて氷河時代に戻ると言う。

毎日のニュースの中で耳にする「鳥インフルエンザ」「サーズ、エイズなどの新しい病気の発現」「ニューオリンズを襲ったハリケーン、広島では今までに無かった激しい集中豪雨」皆、心当たりのある事だらけだ。

先日もニュースで聞いたことが気になる。渡り鳥が来なくなったり南の島に帰らなくなったり、日本列島でも異変が生じている。

少しでも多くの人がこの映画を見てもっと真剣に取り組まなければいけないと思った。

不都合な真実のあらすじはこちら


ブランド

2007-01-26 | 未分類

わたしはあまりブランド品が好きでない。

わたしの持っているかばんは殆どヘビ、ワニ、トカゲ、オーストリッチなど爬虫類系が多い。

結構なお値段なので殆ど月賦で買って、退職まで何個買っただろう。
娘に譲ろうと思って可愛いデザインなど選んで買ったつもりだったが、彼女は見向きもしない。「ふーん、好みが違うんだ」と、思っていたが、ある時電話がかかり

「お母さん、沢山バッグ持ってるけどシャネルのバッグないの?」
「えっシャネル?んなもん持ってるわけないじゃん」
こんな会話をしてシャネルってブランド物だけどどこがいいのか・・・と、考えてみた。

確かにかっこいいかも知れない。でも、何であの材料で高いの?と理解不能
。デパートに行ってブランドバッグを見てもピント来ない。


その後、又娘から電話。
「あのね、みんなママシャネルをもっとるんよ。どうせならわたしも使えるシャネルにしてね」

そりゃないよ。まあ、爬虫類を殺してバッグにする事が国際的に問われるようになって爬虫類にはこだわらないけど何であれがいいのかねえ、と、今に至っている。


それが、昨年娘が我が家に来た時に何とも可愛いバッグをつけている。
「それちょうだい」と言うと「だめ、これはオークションで買ったんだから8万円なら譲る」と、のたまう。

でも、頭の中は欲しくてたまらない。あのバッグをつけて歩いた所で猫も振り返らんだろう。でも、可愛くてカメラも携帯も入るし・・・とデパートで歩いていたら突然目に入った。

「あ~あれあれ・・・」と、お店に飛び込んで物色。「あのねえ、私ブランド品は買ったこと無いけどこのバッグだけは欲しいんよ」と、一応おばさんの嫌味を言ってとっかえひっかえ、夫は呆れて見とれている。

ひとしきり選んで爽やかな白でトリミングしてあるショルダーを買った。

この魅力は何なんだろう。似合っていなくても毎日ぎゅーぎゅーに荷物を入れて悦に入っている私。
やはり、資本主義に毒されているなあと思いつつ夫の背中に手を合わせている。


高いと思ったけど今までのバッグの方が高いことに気づいた。


朝食

2007-01-25 | 未分類

我が家は二人になってパン食になりました。

最初はご飯に味噌汁だったのですが数年前に過敏性大腸炎をしてから自律神経の主に胃腸がおかしくなり食事が食べたくなかったり下痢をしたりを繰り返すのでいつ
の間にか食べやすいパンになりました。


副菜はヨーグルト、野菜ジュース、果物、コーヒー、牛乳です。

以外にお金がかかります。最近は夫がアンデルセン本店でパンを買って帰るようになり2~3日置きに買うのでちょっと贅沢。今、フランスパン系に凝っています。

ヨーグルトは週1、自宅にヤクルトお姉さんが来ます。アロエ入りヨーグルト1週間分買います。果物は時期の果物を食べます。


コーヒーは綿ドリップで濃い目に入れて牛乳をたっぷりにして飲みます。
朝はこれでお腹一杯。調子が悪いと水物だけ飲みます。

長く食欲増進剤を飲んでいたらいつの間にか太り、お腹が出て困っています。

退職したらご飯中心にして野菜たっぷりの味噌汁にお漬物にしようとお漬物修行中です。



バリデーション

2007-01-24 | 未分類

昨日、今日とNHKで「バリデーション」の放映があった。

昨年、何度もテレビで放映されていて興味を持ったが日本でも多少浸透してきているようだ。
放映内容はこちら

私の母もアルツハイマー病になって数年だけど、コミュニケーションを取るのは大変です。

今までの価値観がすべて失われ人格的にも壊れていくのでこちらの思いとすれ違い会話が滑りっぱなしになる。

その為に介護者もケアされる人も疲れ、怒り、悲しみ、妄想などが出てきて不安だらけで落ち着いて生活できなくなるのだ。

最近は認知症対応のデイサービスに通い少しづつ落ち着きを取り戻してはいるもののひどい物忘れの為に会話がちぐはぐになる事もある。

バリデーションはカウンセリングとよく似ている手法だが違いは身体に障ることだ。ピッタリと寄り添い顔を近づけ、話をじっくり聞く。


岡山の施設で働くバリデーション・ワーカーは若い男性だったが「嘘をつかない介護」を目指していた。夜間妄想の女性に付き合うスタッフは大変だけど家族でも出来ないケアを目指していた。

しかし、こんなにきつく厳しい仕事にもかかわらず、たぶん賃金はそんなによくは無いと思う。
少子高齢化が進むこれからの時代、担い手が育って欲しいと思った。


お弁当

2007-01-23 | 未分類

今朝、時間の余裕があるのでお弁当を描いて見た。

いつも茶系が多いが今日は何とかカラフルになった。

夫はおかずが多すぎると言うのだが私はいつもぎっしり詰める。
だから、ふたが緩んでこれで2個目。

赤はミニトマト。洗ってタッパーにいつも入れている。
緑はほうれん草が多い。胡麻和えやバターいためにしてカップに入れてタッパーの中に入れ冷凍保存。冷凍おかずは金平、ひじきなどカップに入れて保存するとお昼
に解凍してちょうどいい。

煮物はかぼちゃ、高野豆腐、さといもなどの根菜類。殆ど前夜の残り物だ。魚は鮭と塩さばとを交互に入れる。
慣れると同じものをぐるぐる回してるけど文句は言わないので助かっている。

お礼は言わないが黙って持っていく事を思うとまんざらでもないかな?と、自画自賛している。あ~いい妻だこと。

彼はそれでお金をためてジャズを聞きに行くのだから私も文句を言わない。
時々機嫌を取って流川に連れて行ってくれる。

私もお出かけは好きなのでそれでいい関係になっている。

結婚30ウン年。何とかこのまま行きそうである。


気になること

2007-01-22 | 未分類

今日はお正月以来気になっていた「年賀状のこなかった人」に電話してみた。

一人目は元同僚。彼女は結婚後すぐに離婚、しかし、離婚して子供を出産、働きながら子育てをし、成人してアメリカに留学させた。

彼女とは時々会ったらお茶を飲んだり電話したりつかず離れずにしていたのがここ最近年賀状だけの付き合いになり、気にはなっていた。

開口一番、「年賀状来なかったから心配してたよ」と言うと最初は何も無いと言いながら娘の事、年老いた親の事などでとても疲れた、と話し始めた。
留学と言うと聞こえがいいけど、アメリカでの生活のいいとこ取りをして愚痴を言おうものなら「アメリカの親は自立している」と、反対にこちらがバッシングされ、わが子ながら頼ることも出来ないと嘆いていた。


自身のことも親との関係で結婚や子育てに全部口出しされて言うとおりにしてきたけど一日中一緒にいて指図されると逃げ場が無くなる。
私はどうしたらいいのか。と、ポツリポツリ、。
相談するべき友人はいない。退職後はみんな少しずつ疎遠になり今は誰もいないという。

それで、思い切って年賀状を出さずに相手の動向を見ようと思ったらしい。

若いうちは一緒に食事したり、遊ぶ仲間がいたが年金暮らしで一人だと遊ぶお金も無く、心細い。


溌剌としていた彼女の声はしどろもどろでその窮状は手に取るようだ。
私は、2時間あまり話を聞き、私はいつでも話を聞く事、親は厳しく言ってデイサービスに行って貰い自由な時間を持つこと、娘には頼らないこと、自分の心身の健康だけを考えるように言って電話を切った。
華やかだった彼女は良かれと思って決めた離婚、出産まで否定的になり、希望を失っていた。

幸いにも私は時間がある。彼女が自分を取り戻すまでお付き合いしようと思った。


二人目は独身の彼女。

70歳になるから年賀状は減らして少数の人だけにした。と、きっぱり。

「それならいいけど、私は安否確認のつもりで出すから電話くらい欲しかったな。黙ってそうされると驚くじゃない」と、言った。

彼女は昔からこんな気性だけれどきちんとしている人だから少しは相手のことも考
えると思ったが70歳になると「気遣い」は無くなるのかも知れない。

それなのに、昔の仲間と集まって食事会した時私の話題も出たそうで「あさちゃん」が初ちゃんの事覚えてたよと言う。「あさちゃんてだれ?」と聞くと、「あんたも年じゃね、ぼけたん違う」とほざいた。
そりゃあんたじゃろと応酬したがやれやれと苦笑い。何でも「パソコンをしとけばよかった」を連発するので「教えてあげる」と言うとするりと逃げられた。
「携帯メールは出来るようになった」と言うのでアドレスを聞いてメールを打った。「お話できて嬉しかったよ」

さてさて、お返事は来るのかな?

三人目は昨年病気で片目を失明した人。

年賀状はやはり負担になるのだろうと思ったが、話を聞くと病人扱いして欲しくないみたいだ。
彼女は強い精神力の持ち主だからその内生活にも慣れてくるだろうけど何とか元気で暮らしていた。

年に一度のお付き合いならやめればいいと言う人もいるがそれでも縁を繋ぐことでお互いを思いやることが出来ればいいと思っている。
年を取るとなお更、独りよがりになったり、孤独になって寂しく生きるより死ぬまでココロを元気に保ちたい。

これで、お正月以来の気になる作業は終わった。「年を取る」と言うことについて考えさせられた

絵手紙は今日広島から娘の所に行ったボクサー犬の赤ちゃん。