初ちゃんの「ボチボチ生きようぜ!」

毎日の生活で出会った事をボツボツ綴っていきます。

私、働き者です!

2009-11-30 | 未分類

今日の天気は私に「さあ、気持ちがいいから働きなさい」と言っているようにピーカンの真っ青。


週末の洋服の整理の続きをしながら昨日干した白菜をしっかり日に当てて白菜漬けの用意です。


私は小さい時からお漬物、お煮しめなどが嫌いで、まして、酢の物などは超苦手でした。


でも、最近は「お漬物」や「酢の物」などあっさり系が食べたくなり2年前から白菜漬けを始めました。


数年前、田舎で白菜を貰ってあちらこちらに配っても一個余り、どうしよう~と思ったら夫が一個持って出て行きました。


暫くしてニヤニヤして帰ってきたので「どうしたの?」と、聞くと、最初は知人の家に持って行ったが留守だったので持って帰ると、エレベーターで一緒になった娘さんに「白菜はいらんか」と、言うと「母がお漬物にするので・・・」と半ば強制的に貰っていただいたそうな。


それから数週間後の年末、ピンポーンと玄関に来られたのはその娘さんとお母さん。


手には白菜のお漬物が。


早速頂くとそれが物凄く美味しくて程よい発酵でいいお味になってます。


それが刺激になって自分で漬けてみようと思い始めたのです。


それから毎年大量に白菜を頂いたら漬けることにしてます。


今まではタッパーのお味噌用の容器で漬けていたので今年は思い切って大きな樽を買って本格的に漬けました。


2度漬をすると丁度お正月頃美味しくなります。


昨年の出来はまあまあで半ば押し付けであちらこちらに配り、すぐに無くなりました。


日曜日の朝、親戚から「野菜を取りに来い」と電話があったので午前中家中のエコバッグを持って出かけました。


白菜4~5個、小カブ、人参、葱、大根、お米、車に一杯貰って帰りました。


カブは今酢の物にしているので今回は塩漬けにしました。りんごなどとサラダにしても美味しいですね。


半分は娘宅に置いて取り合えず今日は二株漬け込みました。


樽が大きすぎて半分になりましたので今回上手くいったら五株くらいつけてみたいですね。


春になると発酵が進みすぎて酸っぱくなるので寒い間だけにします。


今日の暖かさはいつまで続くのでしょうか。


明日もあさってもボランティアで朝から目一杯外出です。


次は暖かい日にベランダ掃除をしようと思います。


早々として12月下旬はゆっくりと遊べるように・・・。


いつも計画倒れで寒くなりそのまま越冬。


今年はそういう事になりませんように。




もうすぐ師走

2009-11-29 | 未分類

明後日から師走。


今年は喪中だからと言いつつやっぱり何だかんだと物入り。


昨日までにお歳暮の注文を終え、今日はやっとおせちの予約に行った。


いつも私が選んで決めるが今年は何も決めずに行き、パンフレットを見ようと思ったら眼鏡を忘れていて夫に選んでもらった。


すると、例年の約2倍くらいの値段で量も多い。


いつも少量タイプの一段にするのに何と二段もあり二日~三日分ありそう。


例年、元旦に食べておしまい。二日目はもうお雑煮だけで家でじっとしていなくて外食にしている。


私の場合はおせちだけでは物足らなくて娘宅から届く黒豆、私専用のかずのこ(家族は皆嫌い)酢の物は用意する。


他にも車に乗らない時はお刺身は必需品だし、さっと用意できるかまぼこやスモークサーモンなどおつまみはかかせない。


昔は安くて食べ放題だったかずのこも最近は高値安定。


今日もデパートで見つけたが色がイマイチ。


コレストロールが多い魚卵はなるべく食べないようにしているがお正月はやっぱりたべたいなあ。


夫は酒売り場でワインを物色中、ブツブツとつぶやいていましたがとうとう買わずに出てきました。


まああちらさんは飲めればいいんでしょうからね。とは言え年金暮らしなんだからお互いに我慢もしつつ楽しい年末年始にしたいものです。


この週末、洋服の整理をして紙袋一袋夏物を捨てました。


冬服を出してみると大好きなオレンジのセーターの首周りが少し伸びてだらしなくなったので捨てたいんだけど又普段着として洋服ダンスに納めました。


以前ベストにはまり、何枚も集めた事があり、毎年出しては見るのに今の洋服とどうしてもマッチしない。これもマタマタ納めてしまいました。


PC仲間がいつも素敵な着物リメイクの服を着ていて最近そちらに目が行きます。


着ない着物をリメイクしてくださるそうですがこの調子だと夫から苦情が出そうです。


「もう洋服買っちゃダメ!」と、何処からか声が聞こえますが物欲はなかなか収まらないものです。


 




がんを生きる

2009-11-28 | 未分類

先日録画したNHKスペシャル「立花隆 思索ドキュメント がん 生と氏の死の謎に挑む」と言う長いタイトルの番組を今晩見た。


立花さんが膀胱がんを患っていると言うのはその前の番組で知っていたが、自分の病気についてとことん調べてみると言う姿勢に圧倒された。


大抵のドキュメンタリー番組だと「がんと闘う」と言う結末だと思っていたら、世界中の情報や学者、医者などの取材を通じて知りえた結果、早くて今後50年、100年以上かからないとがんの完全な治療薬は開発できないと知り、生活のQOLを下げてまで抗がん剤はしないと結論づけられた。


最後に取材された「野の花診療所」の徳永進医師は中国新聞でも長く連載記事があり、末期がんの患者と家族の泣き笑いにいつも心が励まされていた。


私の家族にはがん患者はいないが私自身も多くの先輩をがんで見送っている。


がんのメカニズムを調べれば調べるほど「生きている限り隣にがんがいる」状態だと判ったが人類をはじめ多くの生物には抗し難いこともあると思わなければいけないようだ。


そうは言っても自分がもしがんになると落ち込み、抗い、暴れまくってしまうかもしれない。


夫や身近な家族が発病した時に彼(立花隆さん)のように冷静に受け取れる事が出来るだろうか。


私が脳卒中になった時その病気に関する本を友人が持ってきてくれた。


私は毎日懸命にその本を読んだ。


ある時主治医の目に留まり「誰に貰ったか。自分の病気を知ることは治療の第一歩だ」と言われ、回診の度にベッドサイドで話し込まれるようになった。


その主治医からも多くのことを学んだが、果たしてがんを患っても同じように出来るだろうかと思った。


立花さんの本はいつも分厚くて高い。


何冊かは読んだが彼のがんはたちが悪く80%の割合で再発を繰り返す多発性膀胱がんなので本人も再発は覚悟されている。


多くの優秀な人材がこのように奪われて行くのは残念だが「死は日常の中にある」と言われた徳永医師の言葉を胸に刻み死ぬまで生きていく(先輩もこの言葉を残し逝かれましたが)しかないようです。


重いテーマではありましたがそろそろ考えなくてはいけない課題だと受け止めました。




PCボランティア

2009-11-25 | 未分類

先月休んだPCボランティア、何だか久しぶりにビルダーを開いた。


自分のホームページも更新できずサボりっぱなしでしたが、行くと今日はもう勉強会が始まっていました。


公民館のHPを全リニューアルするので公民館職員の方から説明を聞き早速モデルを作る事に。


最初から作成・・・判っているつもりでササッと出来たと思ったら何と!保存と終了を間違えて真っ白に。


「ま、この程度ならすぐに追いつくよ」となめてかかって再挑戦、皆は随分先に行ってるので半分は聞きつつ再挑戦。


人の失敗をゲラゲラ笑い、横の人のを見つつ、あーだこーだと言ってたらありゃりゃ又真っ白に。


先生(ネット友)が「初ちゃん何してるの?」と覗き込むので「ちょっと終了したの」ととぼけて横の人と大笑い。


横の彼女も「あ~今日は生徒役で生徒さんの気持ちが判るね~」と、言いつつ何度も挑戦。


「今日はお昼忘年会するから頑張って。でも、帰ってから続きをやるからね」


「え!」二人ともビックリして真面目に取り組み午前中で何とかクリアー。


今日は何処で食事するのかと思ったらAシティの「メリハウス」老人ホームで食事をするんだそうです。


いつも横目で見てるけど行くのは初めて、駐車場から玄関に上がるとふわふわの絨毯敷きのフロアーにクリスマスのフラワーアレンジがドーンと豪華に飾ってある。


レストラン前に今日のランチの紹介がしてあり「週間」「本日」「特別」などメニューが飾ってあり「老人」っポイお料理では無く忘年会にしては安い日替わりを注文することに。


安いのでついでにデザートも食べようと追加しても1200円。


へぇー、面会しなくても食事だけでOKなんだと驚いたり「ここへ入居する人ってどんな人だろうね」と推測したり。


仲間の中に職員さんのお知り合いの方がいて「どうぞ、ごゆっくりしてくださいな」と言って頂きゆっくりと食事、帰りはパン屋さんで買い物。


小さなシャレたお店があり、洋服まで置いてある。


老人ホームで食事だと侮ってはいけませんね。


お腹いっぱい食べた後は又続き。


午後は順調に作業し、終了。お先に帰らせて貰いました。


こうして勉強会をすると思い出したり刺激されてやる気になります。


先生が「みんなと勉強会しようと分厚い本を何冊も読んで勉強してきたんよ。なのに、もう忘れたりして・・・」と呆れるほどに頼り切っている私達です。


そうそう、もう一台のモバイルビスタの英語表記は昨夜ネットでIE8日本語版の改訂版というのをダウンロードしてやっと解決しました。


以前、日本語版をダウンロードしたのにダメだったのにどうして改訂版ならいいのか不明。


これはokachanが又親切丁寧に教えてくれる事でしょう。


ワンコの事も書きたいのですが今日はこれまで。




帆船「日本丸」

2009-11-23 | 未分類







宇品港一万トンバースに帆船「日本丸」が寄航している。


土曜日に見に行くはずだったが予定変更、今朝行ってきた。


昼前だったのでセイルドリル(操船訓練)は見なかったけれど、暖かく晴れ渡った空に映えてさすが「太平洋の白鳥」と言われるだけあって美しい姿。


かなり遠くから写してもその全容はなかなかカメラに収めるのが難しいほどほっそりと縦横の長い帆船。


今回は公園内に沢山のテントが出ていて少しずつつまみ食いをして歩き味も楽しんだ。


最後の写真は帆を貼った写真、ネットから拝借しました。


帰りは「インフルが怖い怖い」と言いつつ人ごみの多い府中ソレイユまで行き渋滞を避けて高速で帰った。


おみやげのクワイの唐揚げとシャコの浜焼きを持って娘の家に立ち寄った。


職場の人の紹介で新しいワンコが来ると言うので楽しみでしたが痺れを切らして帰る直前に連れて来られあまりちゃんと見る事ができず残念。


明日の初対面では不安になると可愛そうだと思ったけどさて、明日は吼えるかな?


話では大人しく、とっても可愛いワンコで前にいたレモンちゃんと同じ2歳だそうです。


明日はカメラを持参して写真を撮ろうと思っています。




広島の夜を楽しむ

2009-11-21 | 未分類

  


金曜日の夜、えびす講の最終日と平和大通りのドリミネーションを見に行こうと子供達を連れ出した。


夫は午後から休み車で私と子供達を連れて行くというので助かった。


この時期は駐車場は空いていないかも知れないとそごうに行くとまだ大丈夫でまずは食事どころを確保してから娘に連絡することにした。


午後帰ってきて「今日は多いから何処かに予約を入れないと場所のいいところは食事できないかもしれないと夫がネットで探し始め一番眺めの良い全日空ホテルに電話をすると即座に断われた。


皆考えることは同じらしくどこもダメでじゃあ早く行って探そうと言うことにした。


そごうから出てパセーラに行くと点灯式が終わり映画の宣伝で監督と若いタレントさんが舞台でインタビューをされていて凄い人。



 夫はリーガホテルのビュッフェに行こうとメニューを見たがここもあまり子供向きでなく人もまばら。


パセーラだと気に入る所があるだろうと10階に上がった。


11月の金曜日は早い所はもう忘年会が始まっている。


どんどん人が集まり子供達も慌てたのかビュッフェレストランでいいという。


ずっと前も来た事があるのでやはりここがいいかと入ると場所的にも良い場所を確保した。


所が娘が来るのはまだ1時間近く待つ事になる。


仕方なくゆっくりと始めることにした。


 


都会育ちの子供達はこんな大人の中でも全く物怖じしない。


握りずしも一人でちゃんと注文して持ってきてる。


ただ、私と夫は量が食べられない。夫は飲まないと食事が進まない人ですぐにギブアップ。


やっぱり忘年会中の元同僚と逢ってしまった。


そうこうしている間に娘がやって来ると子供達は全員そちらに逃げてしまった。


怒られてもやっぱりママはいいのだ。


その後はえびす講組み、ドリミネーション組みと分かれて行動。


私と夫は地下街を通り本通りへ出て平和大通りへ。


今年は何だか例年より華やかじゃない気がする。


本通りの方が人が多くておかげでゆっくりと見れた。


外気は思ったほど寒くなく歩くと身体がホカホカとして心地良い。


路上パフォーマンスか若者がギターを弾きはじめた。



私の前を老夫婦が手を繋いでゆっくり歩いている。


80歳はゆうに超えているであろうその二人はイルミネーションの中から出てくるとまるで童話の中に出てきそうな素敵なご夫婦であった。


私はカメラを持って追っかけたがやはり失礼になると写さなかった。


見ている私が自然に笑みがこぼれる風景で心が温かくなった。


私もあんな風な素敵な年を重ねられるかなあとじっとたたずんで見送った。


娘達と駐車場で合流。


沢山歩いたので今朝までぐっすり。


広島の夜を楽しんだひと時。




読書三昧

2009-11-18 | 未分類

昨日の続きになりますが、監視員に徹している私はここ一ヶ月その時間を有効活用「読書三昧」しています。


まず、今年生誕100年の「松本清張」作品。


私が最初に出会った「点と線」中学生の時読んだんだと思いますが私の記憶と少し違っていました。


当時、推理小説は少なかったのでこの時刻表を使った犯罪が面白くて次々に読んだのだと思います。


「ゼロの焦点」「或る小倉日記伝」など今読み返しても清張は言葉を選びいい文章だと思います。


最近、若い作家で「東野圭吾」をよく読みます。


面白いのだけど文章的にはひねりが全く無くてスルーと読めてしまう。


暇つぶしには持って来いの作家さんです。


先日映画化された「さまよう刀」も随分前に読みましたがこの内容は衝撃的でしたが内容的には深くないので一気に読めます。


ただ、どの作品も着眼点はいいなあと思います。


現代に焦点を当ててバンバン書いている・・・そんな感じでしょうか。


本屋に行くとズラーと新刊が出ています。


清張作品の合間に「ラン」と言う本を読んでいます。


私がこれまで読んだ本とは少し違い児童書に近いような内容です。


どこでこの本を知ったかと言うと「音訳ボランティア」で今月は本の紹介記事を読んだからです。


音訳サークルは3つのグループ分けがしてあり今の私の担当は「暮らしの手帖」の担当です。


若い頃に読んでいた本で生活情報誌の草分け的な本です。


仲間も録音したり編集したりする時に「へぇ~」と言いながら結構知識が身につき楽しいのです。


毎月商品、健康とテーマを決めて担当を決めます。


他のグループは中国新聞の天風録を一カ月分読むグループ、むつみ会だよりなどを読むグループがあります。


順番でコンサート情報や区民便りを読んだり、各区の公民館だよりを読んだり出来るだけ沢山の情報を提供します。


話がそれましたが話題の本、興味をそそられる本はいつもメモして本屋に行くと最近はリサイクルコーナーに大抵あります。


買って読んだらすぐに友人に回し、その後リサイクルコーナーで売ろうと思います。


最近は好きな作家さんの本を読むことが少なくなりちょっと悲しいのですが少しづつ系統だって読むことを心がけたいなあと思います。


好きな作家は五木寛之、澤地久枝、向田邦子、横山秀夫、柳澤桂子、灰谷健次郎、


それに、私達の時代はロシア文学もよく読んでいました。


ちょっと変わったところでシドニィ・シェルダン。外国版東野圭吾で随分読みました。


最近は藤沢周平もしぶくていいなあと・・・。映画を見てちょっと惹かれています。


取りとめもない本のお話でした。


 




ルール

2009-11-17 | 未分類

娘宅に行き始めて1ヶ月になる。


順調に行っていた孫達の生活が少し慣れたからか狂い始めた。


昨日の午前中音訳ボランティアに行き、大急ぎで帰りPC教室に。


教室が終わって支度をしても電話が無い。


仕方なくこちらから電話をすると「あらおばあちゃんどうしたん?」と呑気な声。


「帰ったらすぐに電話をしてこないとだめだよ~」と言うと「うん、今友達が来てるから遊んでる」


う~ん、最近約束が守られてないなあと思いつつ、タクシーでかけつけた。


ズラッと並んでゲームに夢中になっている。


まあ何とか揉め事も無く大丈夫のようだと思いつつ台所のチェック。


「宿題をしてから遊んでるのかな?」と言うと宿題は済んだという。


ランドセルはそのままでどうも怪しい。


ゲームに夢中で何を言っても上の空。


お姉ちゃんが帰り「あら、二人ともお友達はダメってママに言われてるでしょ。宿題は?」と注意されても「うるさい!」と言う。


お姉ちゃん、暫く見ていたが仕方なく塾へ行った。


6時になりやっとお友達が帰ったが二人とも「食事だよ」の声に反応しない。


「あ~そう」と私は娘の作ったおかず+自分で持って行ったおかずを黙々と食べた。


暫くして気がついたのか二人ともテーブルに来て食べ始めた。


「最近、ママとの約束が守られていないね。おばあちゃんの注意もお姉ちゃんの注意も聞かずにゲームばかり、宿題もまだだと思うし、お洗濯ものの取り入れもここ最近怠けている。今日はママが帰ったらこの様子を話すのでもう一度ママと良く話しなさい」


一同シーン。


この後、ママが帰り「この子達最近よろしくないよ」と話すと自分の前に椅子を置いて「ちょっとここへ来て」と、言って冷蔵庫に貼ってある「ママとの約束事」を大きな声で読ませひとつづつチェック。


そして、何故誰もいない時にお友達を家に上げないのか、約束事はなぜあるのか・・・・・等々ゆっくり話していたが顔を見ると半分も理解していないようだ。


最後にはママに抱いてもらって頑張るよと言っていたが自分の子供でないぶんアハハ・・・と笑っていられるがこれを何度繰り返すことだろう。


私も普段は殆んど怒る事も無くじっと見ているが食事中にゲームを出したり、ちゃんと聴いて貰う時はゲームを取り上げたり兄弟げんかがひどくなったら大きな声で怒るなど色んな作戦で協力はしている。


だが、育児方針は親に任せる以外にない。


今日も期せずして1時ごろ電話があった。


これは、先生が午前中だと言う事を忘れたようだ。


今日は上の子の要望でコロッケを作っておいたので私達用に作った蕪の酢の物とリュックに詰めて本を入れ出発。


昨日「明日は暇だから私が作るから」と言っていたのに冷蔵庫にドーンとグラタンが入っている。


子供達に聞いたら両方食べたいと言うのでコロッケは半分にした。


グラタンを焼くと何と豆腐のグラタン。


トマトソース味でとっても美味しい。


私はコロッケは食べずに昨日の残りのトマトスープと酢の物でヘルシーにした。


娘が帰ると「わあ、お母さんのコロッケ久しぶりだ。婿は泣いて喜ぶが残念ながら今日は出張で帰らん」と、食べてくれた。


昨日の話し合いが上手くいったのか今日は穏やかな雰囲気になった。


新聞にも掲載されたが子供のゲーム熱は本当に頭を悩ませる。


子供は自分ではなかなかコントロール出来ないので周りの大人が注意する以外にない。


決められたルールをきっちりと守るように「プール監視員」の私は明日も頑張らなくては。


 




久しぶりに田舎へ

2009-11-15 | 未分類

 




今日は久しぶりに田舎に帰った。


帰る途中、先日友人が「ゆずを取りにおいで」と電話してくれていたので朝早く出かけた。


夫に「エコバッグは沢山持ってね」とお願いして車を置いて玄関に回ると庭先でもう野菜を洗って待っていてくれた。


でも、私は先日亡くなられたおばあちゃんのお参りを先にしようと玄関から上がって仏壇にお参りした。


まだベッドもそのまま。


晩年は私が行っても顔も名前も忘れてしまっていたが必ず顔を出して挨拶されていたがやはり、老人一人でもいなくなると寂しいものだ。


コーヒーを飲んで色んな話をしようと思ったがまだ何だか落ち着いて話が出来ない様子。


長年同居し、最後を看取っても残ったものには色んな仕事が残されている。


今日のところはと玄関に回って「あのね、お漬物頂戴よ。年取るとお漬物が食べたいから・・・」と言いながら外に出たらもういない。


下に下りてみると倉庫でたるの中を覗いている。


「あのね、奈良漬漬けてたらちょうだい」私はいつもこんな調子。


「言うだろうと思って今袋に入れてるから」


「まあ臭いけど我慢するわ」


我ながら本当に図々しいと思うがいつもこんな調子で野菜や加工品をがっつりと貰って帰る。


「さあ、貰うものを貰ったら早く帰ろう」と、一路田舎に帰った。


ちょっと寒いけどまだ草取り位は出来る。


私は椅子を持ち出して庭の草取りを始めた。


夫は先が落雪で折れた松を根元から切っている。


大きな石を積んだ庭なので作業がしにくいが四苦八苦しながら松を切ると石の姿が見えて明るくなった。


ついでに石の間に植えてあるつつじも切ると様子が一変したが新たにロックガーデンだと思えばいいかもしれない。


今回も生協で山野草を注文したので少しづつ植えてみようと思っている。


それにしても早くすれば良かった。


小さな庭でも「剪定料」は結構かかる。


数年前に5万円ですと言われたので以後頼まないことにした。


疲れすぎると翌日がきついので帰る事にしてやはりいつものように芸北を回って帰る事にした。


夫の好きな景色を写しながら芸北に入ると先日からの事件を思い出し暗い気持ちになった。


いつも通る臥龍山への道は通れないとスキー場まで抜けると物凄い数の警察車両が広場に止まっている。


あぁ事件は本当なんだと思うと山が見れない。


他県ナンバーの警察車両が右往左往して勿論入り口は封鎖。


八幡高原はもう晩秋。


救えるのは紅葉の美しい時期に遺体が見つかったこと。


大学生の冥福を祈りつつ後にして深入山で休憩。


名水を汲んで帰った。


二人とも気分が滅入って暫く無言。


娘宅に寄り野菜を分け合うことに。


大きな白菜、大根、新ショウガ、ゆず、春菊、白菜漬け、奈良漬。


お漬物や大根おろしにゆずをたっぷりかけて皮はチュールのハーブ入れに入れてゆず湯に。


もらい物で野菜尽くしの食事といい香りに包まれゆったりと入浴。


有難うございました。




沈まぬ太陽

2009-11-12 | 未分類


公開されて早々と見に行きました。


10年前でしょうかはるか昔に読んだ本です。


山崎豊子の本は好きで殆んど読んでいますが、この「沈まぬ太陽」を読んだ時は本当にやりきれない思いをしました。


「理不尽」と言うしかないひど過ぎる労務政策、中でも御巣鷹山の墜落事故は事故に遭われた方、加害者側のお世話をする方共に筆舌に尽くしがたい苦難であったろうと思います。


今回の映画もこの事故の話が中心に据えられています。


山崎豊子さんは徹底した取材を元に本を書かれますがこの「沈まぬ太陽」や「大地の子」も長期に当たる取材をされたそうです。


先日の新聞にも本人の言葉で「沈まぬ太陽を映画化しないと死ねない」と語っておられ私も待ち望んでいました。


映画なので本とはストーリーが前後しますが高度成長期の、権力や利権が絡み労働運動、学生運動の高揚していた時期の話です。


がしかし、少し後の世代の私達も少なからず同じような目にあってはいます。


団体交渉のシーンもほぼ似たようなもの。


私が新入社員として始めて赴任した職場では連日厳しい労使交渉があり、私もいつの間にか引きずりこまれ、入社以来続けていた勉強も中断を余儀なくされていやおうなく引っ張り出されたものです。


当時の組合は今と比べると随分しっかりはしていたのですが交渉の山場に局長を局長室へ閉じ込め、「ト、トイレ・・・」と局長が戸を開けて言ったら「はい!」とアルミのバケツを渡して戸を閉めてしまい見ていた新入社員一同固まったものです。


団体交渉の場にそっと入れて貰った時、あんなにふんぞり返っていた管理者が殆んど言い返せないほど、組合の役員が理詰めで迫り労働条件を勝ち取っていく姿を見てちょっと驚きました。


私達新入社員が広島へ帰れるかどうかもこの交渉案件になっていましたので必死でした。


後日、組合の上部役員が職場に来た時に喫茶店に呼び出して広島転勤組の女性ばかりで「あなた達は本当に広島に帰らせてくれるのか」と迫り、確約を取りました。


どちらを信じてついて行くべくか女性4人、泣きながら考えました。


結局、私達が確約を取ったとおり広島に帰れることになりホッとしましたが、まっさらな私の若い心には「労使対等」と言うお手本を見せられた気がします。


日航の労使には国や政治家の利権が絡み徹底した労務対策が取られたのでしょう。


山崎豊子さんはこの本が出てから随分脅迫されたり、モデルとされた人たちから反撃されたりしたそうですが新聞記者出身の正義心で乗り越えられたんだと思います。


新聞記者と言えば最近出版された「運命の人」も早速全4巻買って読みました。


沖縄返還交渉の密約書を巡る実際にあった事件ですが最後の結末は涙にくれながら読み終わり、これも感動の一冊です。


写真は数年前に新聞に掲載された恩地こと小倉寛太郎さんの訃報を報じた写真です。


この本も丁度私も関わっていた時期でしたが本当の沖縄を殆んど知らず、4巻に沖縄戦の話が詳しく書かれてあり読んでいて恥かしくなりました。


息子の修学旅行が沖縄でしたが帰ってきて一番「お父さんもお母さんも沖縄に行くべきだ」と言った意味が良く判りました。


昨今、オバマさんと鳩山さんの会談がありましたがいまだに本土の踏み台になっている沖縄が解放されるようにと願わずにはいられません。