音訳ボランティアの新年会がありました。
今年はフランス料理。
小高い所にある団地の途中、数年前に開店したのですが偶然昨年PCボランティアの仲間と食事会をしました。
個室が二部屋、昨年は和室でしたが今回は洋室。
それぞれに素敵なあしらいでちょっと優雅な時間を過ごしました。
昨年、突然体調を崩した日から初めて皆さんにお会いしました。
がん闘病中の彼女も出席しての賑やかな楽しい会でした。
フランス料理と言えば若い頃憧れて給料を貯めてはお友達や職場の人と食べに行きました。
今でも一番の思い出は広銀本店の裏にあった小さなこじゃれたお店「チューリッヒ」
毎月5~6人で予約していくのですがある日、全員にワインがふるまわれたのです。
顔を見回しても誰も注文していないのでお店のマスターの顔を見ると何とマスターの向けた目の先にシルバーグレーのオジサマがグラスを掲げてウインクしているではないですか。
まるで洋画の1シーン。
私たちもグラスを掲げて会釈をしてワインを頂きました。
50代ぐらいの素敵な方でしたよ。
私もあの世代になったらあんな人になりたいと思いつつ遥かにその年を超えてしまいました。
運よく女性の多い職場だったので先輩たちが色んな計画をしてくれて年に数回ホテルでフルコースを食べる企画でマナーもホテルの方に指導して貰いました。
私はそれまでに数回行っていたのでデザートはすばやく「バナナ」を取りましたが「りんご」を取った人はあっちへゴロン、こっちへゴロンと落としまくってホテルの人が呆れていたのを思い出します。
時に中華料理、ポリネシアン料理などおすましで食べていました。
昔のホテルは「マナー」を大事にしていてGパンは勿論、傘もダメなのに持って行った友人がいて即刻玄関に出されて、厳しかったものです。
「ブイヤベース」などは一応食べ方を聞いてよそって貰って食べて、食後にシェフが挨拶に来られてあまり食べた記憶がないというか緊張して食べた記憶ばかり・・・。
友人の一人はパンが出てきた時に「パンナイフがない」と言うと「ブイヤベースの時はこの大きいナイフでバターを塗るのよ」と言い、皆で大きなナイフでバターを塗って食べたらお店の人に「あら、ごめんなさいね、バターナイフが出ていなかったわね」と謝られて全員「赤面」
などなど昔の楽しかった出来事など思い出しつつ頂いたのでした。
久々にブログを開くと書きっぱなしの記事があったので1月後半の話ですがご勘弁を。