先々週のこと、突然友人の訃報が入った。
驚いた。
と言うのもその方の奥さんと電話で話したばかり。
具合が悪いとは聞いていないし、きっと心臓か脳卒中だろうと思った。
OB会に問い合わせると「いま連絡が入ったばかり」とのこと。
通夜、葬儀の時間もきちんと書いてあった。
夫も共通の友人夫妻。
私とは若い頃から喧々諤々のケンカもしつつ今では時折連絡する間柄。
二人はそれぞれ知り合いではあったが彼女はとてもおしゃれで年上だが未だに若々しく年齢差も感じさせない。
私が草津病院に入院した際も奥さんが飛んできてくれた。
その時も意識レベルは低かったがセンスのいい服装は私の目を引いた。
何をしゃべったかはとんと覚えていないが服装だけは覚えていた。
こうやんと結婚すると聞いた時「似合わないな」と思っていた。
彼がどういうふうにして口説き落としたのかいつか一度聞いてみたいと思っていた。
夫は通夜に行き詳しいことを聞いてきた。
日頃から心臓の薬を飲んでいたとのこと。
その日はOB会に行き酒を飲んで帰宅、気が付いたら風呂で亡くなっていたそうだ。
本人は苦しむことなく亡くなったけれど家族の驚きは推測出来る。
「あっけない」悲しいけど涙が出ない。
四十九日が過ぎたころ二人で行くよと奥さんに伝えたそうだ。
ご冥福をお祈りします。
私も一昨日OB会があり参加してきた。
きっと友人たちが心配してるだろうと思っていたのでエレベーターを降りるとすぐに迎えに来てくれた。
今年は意外に私の知り合いは多くは無かったが夫が何故参加しないのか?と聞く人が多かった。例年カラオケの時間が長いのだが今年は3~4人程度でそれもみんなが口ずさむ程度の演歌。
私の後輩の彼が毎年「それゆけカープ」を歌ってくれる。
出し物はひょっとこ踊り。
昨年よりバージョンアップして楽しませてくれた。
新しい会長さんになり雰囲気が変わった。
おんなじ釜の飯を食べた人同士楽しい一日を過ごせてありがたい。
最初に物故者への黙とうで始まるOB会。
知らない人でも話してみるとどこかでつながっているものだ。
来年も元気なら参加しよう。
夫を誘って。