霧太郎天狗酒盛

今朝は曇り空で冷たい風の吹く日和りで表に出た途端首を竦めてしまいました。
叡山電車と京阪電車を乗り継いで２０分ぐらいで南座に着きます。
友人に券を取って貰って安く挙がりました。本来１２６００円のところ７９００円でゲットして貰ったのは中央前から２番目非常によい席から観劇することが出来ました。



今まで長い間再演されたことのない演目を掘り起こし橋之助さんを頭に若手ががっぷり取り組まれた作品です。（酒盛の盛は酉偏に燕と書きます）
席に着くと舞台上に登場人物の人形が飾られていました。
全部で九体の人形が個性豊かな表情で客に語りかけております。
時は鎌倉、天狗の妖術を使い天下を揺るがす大盗賊霧太郎が源氏の宝白旗と名刀鬼切丸を奪ったことから混戦模様の騒動になる。
（この鬼切丸は渡辺綱が一条戻り橋で鬼の腕を切り落とした刀です。）
橋之助：七之助宙乗り相務め申し候と言うことでワイヤーに吊され天井高く登ります。
橋之助さんは高所恐怖症やそうです。