チビクロの美術さんぽ

ぬいぐるみの黒猫チビクロがお出かけしますにゃ。休みの日に美術館へ行って、絵を見るのが
楽しみなのですにゃ。

ブルー ・ブリック ・ラウンジ ヨックモック青山本店@南青山

2014-04-24 21:43:37 | グルメ
原宿で、
浮世絵 太田記念美術館へ
行ったチビクロは、
次の目的地である根津美術館へ
行く途中、
ちょっと一息つくことにしましたにゃ。



BLUE BRICK LOUNGE
ブルー・ブリック・ラウンジ
ヨックモック青山本店一階
東京都 港区 南青山5-3-3
10:00~23:00

原宿から青山方面に歩いていくと
青いタイルの建物が右側に
ひときわ目を引きます。



とてもおいしい
くるくる巻いたクッキー
「シガール」のお店の青山本店ですにゃ。

このお店では、ケーキの他に
ガレットを頂けますにゃ。






お店の中へ入っていくと、
ブルーの建物にぴったりな
美しい焼きものがあります。
ピカソのものです。
ヨックモックの創業者のご家族である会長さんのコレクションです。
ピカソについての本と共に、
ひとつのステキな場所になっています。ぜひご覧くださいですにゃ。









チビクロの
「今日のおいしい」は、
チーズケーキですにゃ。
濃厚なお味で、
美味しゅうございますですにゃ。
シガールが、お味見?で
ついてきます。



ケーキセット1188円

お店の中は、ガラスごしに、
自然光が入り、
お席は広々しています。

お部屋席とテラス席があるので、
お好みで、おくつろぎくださいですにゃ。

テラスの中央には、一本の木が、
植えられていて、感じが良いし、
きれいなお花がたくさん咲いていますにゃ。
チビクロは、テラスで記念撮影したかったけれども、
お客様がたくさんいらしたので、
あきらめましたにゃ。







また、行きたくなる
ステキなお店ですにゃ。

おいしいお菓子
ごちそうさまでしたにゃ。





















「広重ブルー 世界を魅了した青」 @浮世絵 太田記念美術館

2014-04-24 01:55:29 | 美術館 博物館
チビクロは、
ある日出かけましたにゃ。



「広重ブルー 世界を魅了した青」
浮世絵太田記念美術館
2014年4月1日~5月28日
前期4月1日~27日
後期5月1日~28日
10:30~17:30(入館は17:00まで)
月曜日休館
東京都渋谷区神宮前1-10-10







美術館説明を引用します。
「江戸時代後期を代表する
浮世絵師 歌川広重(1797~1858)。
その作品は、海を越え、ゴッホや
モネなどにも愛されたことは、
広く知られています。特に、
広重作品の大胆な構図、そして
美しい青色が、大いに好まれたようです。広重が、活躍した当時
既存の藍とは異なるオランダ船載の
ベロ藍(ベルリンブルー、プルシアンブルーとも)が、中国で安価に生産されるようになりました。
浮世絵にもベロ藍がさかんに使用されるようになり、その人気は、
浮世絵界を席巻。溪斎英泉や
葛飾北斎など、多くの絵師が、
次々とこの新しい青色を用いた作品を世に送り出しました。

中でも広重は、空や水辺の情景を
表現する際に、時に大胆に、
時には繊細に青色を用いることで
作品に豊かな叙情性を盛り込みました。

本展覧会では、
初期風景作品「東都名所」から
晩年の代表作「名所江戸百景」
に至る広重の作品を中心に
ベロ藍を用いた浮世絵作品をご紹介します。」

構成
広重ブルーの世界
1 天保期の風景画
2 弘化期から安政期の風景画
3 花鳥画・美人画・団扇絵
4 浮世絵色彩革命の歴史
5 浮世絵絵画の青の時代
6 幕末の青
7 明治の赤 新時代の色

ブルーは、チビクロも大好きな
色ですにゃ。
「ベロ藍」
この色の名前初めて知りました。
外国生まれの色です。
濃い色から薄い色まで濃淡の
美しい色なのですにゃ。
海、川、空の色々な場面に
使われていましたですにゃ。





チビクロは、浮世絵が
こんなに表現豊かで、
魅力のあるものとは知らず、
びっくりしましたにゃ。

今まで見てきたのは、
有名な美人画、風景画だけでしたが、まるで、写真のように、
一瞬の動きを切り取ったような
作品や、
大胆な構図の作品があり、
時間が経つのを忘れるほど
楽しむことができましたにゃ。

外国の観光客のかたが、
たくさんいらしてましたにゃ。

画材である染料のベロ藍と
広重の才能が出会い、
水の豊富な日本の風景を
すばらしく、表現していったのですにゃ。
何と素晴らしい出会いですにゃ。

19世紀後半の世界情勢が、
貿易に関係して
新しい染料が日本にやってきて
浮世絵を変えていったというのが、また興味深いと思いますにゃ。

展示は、
一階と二階に分かれています。

チビクロが、オススメの作品を
ご紹介しますにゃ。

「四季江都名所 冬 隅田川之雪」
画面全体に降る雪。
天部分は、黒
川面は青。
対比に雪が映えて、美しいです。

「六十余州名所図会
對馬 海岸夕晴」
虹が出ています。
雨上がりで、爽やかな空気感。

「六十余州名所図会
隠岐 焚火の社」
大きな船が海を行くことでできる
波の複雑な潮目を表現しています。

「名所江戸百景
芝うらの風景」
鳥の表情がカワイイ。
遠近感とスピード感を
画面から感じます。

「名所江戸百景
高輪うしまち」
カワイイ犬二匹

素晴らしい作品に出会えて
うれしいですにゃ。

また、作品を集め、管理し、
浮世絵の素晴らしさを
日本に、そして世界に
発信してくださっている
太田記念美術館様に感謝です。

ぜひたくさんの方に
見て頂きたい展示ですにゃ。
浮世絵のステキをご一緒に
楽しみませんか!

どうもありがとう
ございますにゃ。