チビクロわ、また出光美術館へと出かけましたにゃ。
「出光美術館の軌跡ここから先へⅡ
出光佐三、美の交感 波山、放菴、ルオー」
出光美術館
出光美術館の創立者である出光佐三わ、作品をコレクションすると同時に同世代の作家たちと交流し、その精神を高めあうようなお付き合いをしたそうですにゃ。
こちらわ、板谷波山の作品ですにゃ。
「彩磁アマリリス文花瓶」
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内側からほのかに光るような波山のやきものわ、デザイン、大きさ、絵、配置といい、きゅんとするかわいさ、美しさががありますにゃ。大正時代の作品とわ思えない現代に通じるものがありますにゃ。
天目茶碗「銘命乞い」
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波山が気に入らないからと処分しようとした作品がスゴクよかったから、佐三がとめて、「強奪した」というエピソードがある作品ですにゃ。佐三わ、いつも使って、波山の芸術への思いを「自分の傷だらけの日常生活を省みつつ、尊い教えとして」いたそうですにゃ。
サム・フランシスが日本に来た時、お世話をしたみたいで、初めて作ったやきもののオブジェに、SAM SAZOと書入れていて、その名前入りの作品が展示されていましたにゃ。友情のあかしですかにゃ。昭和39年に来日ですにゃ。
小杉放菴の作品をまとまって見たのわ、初めてだったんだけど、麻の荒い繊維が入った独特の風合いの越前紙というトクベツな紙が墨の独特のかすれ方でスゴクいい味出しちゃってるのがいっぱいあって惹かれたですにゃ。
出光美術館わ、今年いっぱいでビル建て替えのため、閉館します。その歴史を振り返る展示が続くので、まだまだ通ってしまうチビクロですにゃ。
素晴らしい作品、芸術家、創立者に、
そして平和であることに感謝ですにゃ。
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今日もチビクロのブログをお読み頂き
ありがとうございますにゃ。