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ツアーで巡るアユタヤ ワット・マハタート ~タイ2015

2015年07月28日 | タイ日記
アユタヤツアーで次に訪れたのは、木の根に取り込まれた仏頭で有名なワット・マハタートです。
ここにはかつて、高さ44メートルの仏塔があったといわれていますが、ビルマ(現ミャンマー)軍によって破壊されてしまいました。頭部だけが切り取られた仏像、木の根に取り込まれてしまった仏頭など、ビルマに略奪された哀しい過去を物語っています。


この仏頭を取り出すには木を切るしか方法が無いそうです



朽ちたレンガに歴史を感じます








1956年、タイ政府の文部省芸術局は仏塔跡地の掘削調査を開始し、17メートルの地下から数々の黄金仏や宝飾品などを発見、これらは現在チャオ・サン・プラヤー国立博物館に展示されています。(Cool Bangkokより引用)


一列に並んだ仏像のほとんどには頭がないのです。


なぜ頭だけが持ち去られたのか・・・
それは仏頭にはたくさんの金箔が貼られていたためと考えられています。

凛とした美しい佇まいです。

頭が残された仏像を見ると、一様に穏やかで包み込まれるような安心感を覚えます。


朽ち果てたレンガと頭だけが持ち去られた仏像の姿、木の根の中に取り残された仏頭に悲惨な過去を垣間見た気がしました。