仮の玉座を竹取庵に据え付けた2週間後、いよいよ姫の移動を始める。かぐや姫はこれまで街の中の空き家に、上下二つに分けてかくまわれていた。その姫を30キロほど離れたみかんの丘まで遷座奉るのである。
上半身はほとんどがアルミ製でおよそ15キロと軽いが、長さは2メートル近くある。下半身は逆に、主鏡以外ほとんどが鉄製で重さはおよそ40キロ。高さは60センチほどだ。いずれも振動は厳禁。
軽トラックの荷台を空き家の玄関に付け、特製スロープを渡す。そこを、台車に載せられた上下のパーツが通り、布団やマットで包まれた後収納したスロープの上で固定される。
早い昼食を済ませて正午から作業に掛かったが、出発の準備が終わった時には午後2時を回っていた。
(これからしばらくは、かぐや姫遷座の中継録画です。あしからず)
上半身はほとんどがアルミ製でおよそ15キロと軽いが、長さは2メートル近くある。下半身は逆に、主鏡以外ほとんどが鉄製で重さはおよそ40キロ。高さは60センチほどだ。いずれも振動は厳禁。
軽トラックの荷台を空き家の玄関に付け、特製スロープを渡す。そこを、台車に載せられた上下のパーツが通り、布団やマットで包まれた後収納したスロープの上で固定される。
早い昼食を済ませて正午から作業に掛かったが、出発の準備が終わった時には午後2時を回っていた。
(これからしばらくは、かぐや姫遷座の中継録画です。あしからず)