宇宙(そら)に続く丘

プレリュード小学校1年C組のしりとりちーが案内する宇宙への道
みかんの丘は不思議へ通じるワームホール

おとぎの国の星たち

2013年10月10日 00時05分47秒 | 

今夜ここまで撮影した星空は全部で6枚。露出時間の平均を見ると13分になっていた。メモリーカードへの転送時間は露光時間とほぼ同じだから、カメラは2時間半以上も孤軍奮闘していたことになる。お疲れ様。時計の針は午後10時をかなり回っていた。最後に日周運動を撮っておこうか。もう少し頑張れるかな。バッテリーの残量を見ながらカメラに聞いてみた。何をいまさら。撮る事に決めてるくせに。カメラが笑う。

それならと彼を赤道儀から下ろしてワイドレンズに付け替えた。焦点距離10ミリ。絞り値を開放の5にしてカメラ感度400露出12分としてみる。やっぱり物足らない。そこでレンズを対角線魚眼に替えてみた。カメラ感度を200に落とし、露出20分。
撮影を終わると時刻は11時に近かった。もう帰ろう。明日は仕事。小さいほうのカメラを助手席に置いて画像処理と転送作業をさせ、他の道具を片づけて屋根を閉めた。帰る道中ふとカメラを見るとモニターの灯が消えている。あれ、処理が終わったのかな。スイッチを入れ直してみたがうんともすんとも言わない。本当に電池が切れてしまったのだ。データの保存まで電池が持たなかったかな。そう思いながら帰ってメモリーカードをパソコンに入れてみると…

カメラは画像処理を終え、カードにデータを保存したあとこと切れていた。お疲れ様。頑張ったね。君にも予備のバッテリーを買ってやらなければ。小さいほうのカメラEOSkissX4が最後にものにしたのが上の写真だ。カメラの設定にもよるが、透明度の高い空では星の色が驚くほど出る。まるでおとぎの国の星空だ。

コメント (1)
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