晴天が続くと、初日は透明度が高くても次第に靄が掛かってくる。クリスタルな空はそういつまでも続かない。今夜の空も昨日ほどクリアーでは無かった。今日はもう帰ろうかな。先週極上の空を堪能しただけにしばらくは心平安に生きてゆける。
次に来られるとしたら土曜日だが、この日は小望月。撮影は不可能だ。出来てせいぜい望遠鏡のメンテナンス。まあいいか。そうしよう。いつまでも放置できない。そう決めて月を見上げる。半月より少し膨らんだ月。僕は月齢9に近い月を見ると餃子に似ているといつも思う。ふくよかな感じがリッチなイメージでもある。さよならお月様。また来週。