撮影のコントロールをコンピュータに任せて満天の星空を見上げた。天頂付近にもやもやとした光の塊がある。
かみのけ座。それは戦場から帰ったエジプト王プトレマイオス3世の無事を喜んだ王妃ベレニケが、女神アフロディーテに捧げた髪だと言う。写真に撮るとこんな風に一つ一つの星に分かれて見えるが、その淡い星たちが雲の様にまとまって、僕の目には綿菓子と映る。それに日本人の僕には髪は黒いものというイメージがあって髪の毛という呼び名自体しっくり来ない。
それはさて置き、西のしし座や東のうしかい、それに北のおおぐまがきちんとした星の連なりなのに対して、かみのけ座はほとんど形を成さない。それなのに、初夏の夜空で結構な存在感が有る。集団の力というものなのかも知れない。
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