柴川第一調整池(4)
ここは、今後関東地方における大型水鳥たちの一大生息圏として、居間から注目をしていく価値があります。
そのために本格的な基礎調査から、継続的なモニタリングが出来ていける仕組みの構築も必要となります。
出来れば、地域の方々と一緒になって、全域での地道な生態系保全活動を考えたい。池内さんなどの参加もいただいて、改めて継続的な行動スケジュールを
ところでいくつかの調査しておくべき課題がある。
1 なぜ、ここにウミネコが、観察しただけで6羽が。
まず、このウミネコであるが、本来この時期に、このような場所に飛来する鳥ではないと思う。
そこで考えられるのは上野不忍池の周辺で、かれこれ15年前ごろから前から繁殖をはじめたウミネコ個体群の一部ではないかという仮説。上野動物園で放鳥して野生化したいわくつきのウミネコがある。周辺の小型のビルの屋上で間で繁殖を繰り返している問題の個体群だ)
かってのカワウ野放鳥→関東圏への拡散の現場であるに次いで、2例目と揶揄されるゆえんもある。いずれにせよカワウとセットになっているように感じられ、ここではすでにかなりのカワウも繁殖しているということから、ウミネコの繁殖開始(すでに始まっている可能性も)が危惧される。
2 同時にユリカモメも飛来していた。したがって、カワウ、ウミネコ、ユリカモメと並べると、明らかにここの南東に位置する上野不忍池との親和性を考慮しておく必要性が高いと思う。
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