田切通信

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11/14 埼玉県民の日の旅 その1

2023-11-17 09:03:24 | 旅行

 11月14日は埼玉県民の日で、曜日に関係なくこの日だけ有効のフリー切符が県内私鉄各社からでます。県外の人にはあまり知られていないし、そもそも今年は平日だ。しかも東武鉄道は、この切符が出ていること自体を積極的に現場でアピールしていない。それでも公立の小中学校などは休みになるし、なかなか利用者は多いようだ。フリー切符以外にも県民の日には県庁の一般開放や公立博物館などの入館料が無料になるなどの特典があります。

 これが東武鉄道と秩父鉄道のフリー切符。有効日は11/14のみ!東武の方は駅で全然宣伝していないが、秩父は積極的にアナウンスして購入を薦めていた。秩父は埼玉県の形に模した切符で、少々でかいので携行に苦労した。東武はただの印刷券・・・あー、会社によってこの熱量の違いって何?

 

 旅の始まりは東武鉄道川越駅。平日なので通勤時間のラッシュを避けて少し遅めに出発した。

 

 この改札脇の有人窓口でフリー切符が買えるが、ポスターとかお知らせとかなにも掲示されていない。

カウンターで申し出たら、「あ~、あれっ」って感じで出してくれた。大人480円。これで東武鉄道の埼玉県内区間はフリーになる。乗車料金としてはかなりのお得だ。関東の方ならご存じだと思いますが、東武鉄道は東上線とその他の路線が接していない。前の切符の写真で確認してもらえば分かりますが、フリーエリアが切符の左右に独立して四角に囲って示してある。始発から乗り始めれば完乗も可能だろうが、別にどれだけ乗ったか自慢をする気もないし、気分次第の気まま旅の予定だから、今回は東上線だけでいいや。

 

 川越駅2番ホーム(下り方面)後端にある駅蕎麦屋さん「文殊」朝早くからやってます。自分は気にしたことなかったけれども、その筋の人曰く駅蕎麦の名店なのだそうです。そばつゆの匂いにおびき寄せられてフラフラと入店してしまう。

 

 かき揚げ蕎麦470円(だったかな・・記憶が定かでない)。かき揚げが厚く大きく、店内揚げだという。蕎麦も袋麵を湯で温めて出すのではなく、注文を受けてからちゃんと茹でる。だから少々お時間がかかるけど、おいしいです。なるほど駅蕎麦の名店か・・納得だ。

 

 東上線下り方面で県西部の寄居駅を目指す。東上線は終点寄居まで行くには、全ての便が小川町で乗り換えになる。接続は良いので苦労はない。

 

 寄居駅に着きました。見ての通り平日とは言え客が多い。公立学校が休みなので、子供を数人連れたお母さん、あるいはそれプラスお爺ちゃん・お祖母ちゃんが多い。そうかお父さんはお仕事なのだ。

 寄居駅は東武鉄道、秩父鉄道、そしてJR八高線の三社接続の大きな駅です。構内はとても広いけど、それほど乗り入れる便数は多くないし、駅の周りもホームから見渡す限りは何も商店がない。

 

 ホームから見えるこの建物、現在は空家で利用されてないけど、昔のうっす~い記憶を辿れば、スーパーの忠実屋だったと思うんだけど・・。ホームにも改札外にも売店がなく、ただジュースの自販機があるだけ。寂しいなぁ。

 寄居駅で秩父鉄道に乗り換えて秩父方面に行きます。 その2に続く。