田切通信

旅行に写真に究極超人あ~るに飯田線田切駅

冬の大掃除1

2010-01-26 21:53:00 | 飯田線の旅
 新シリーズ!田切駅冬の大掃除の旅開始。
ここ数年の恒例年が明けて最初の週末に冬の田切駅大掃除をやるための旅に出る。

 コースは東京からの東海道線回りか、新宿からの新潟回り、或いは同じく新宿からの長野回りの夜行便3コースが選択可能だが、今回は臨時快速ムーンライト信州81号での長野回りを使う。全車指定なので指定席券を1ヶ月前に確保済みだ。東京圏から出る夜行(寝台も含め)が近年少なくなってしまい寂しい限りだが、この時期はML信州&ながらが臨時便で運行されるので少しは賑やかだ。

 新宿駅新南口改札に集合して、ML信州の出るホームに移動する。その前に、信州より少し早く別のホームにえちごが入線していた。これには前に新潟回りをした時に乗った。


 我々の乗るML信州81号が入ってきた。おーっ、あさまの車両だ。でも先頭表示が「回送」だ。味気ないな~。入線するときにはちゃんと表示を変えておいて欲しい。それもサービスの一環だと思うんだけど。新宿でも気温は低くてそこそこ寒いが、見ての通り雪は全くない。


 車内の出来事を全部はしょって、翌朝早くに終点白馬に着いた。実は車内では寝酒に缶ビールなどを飲んでさっさと寝てしまったため、何もエピソードがないのだ。
 前の写真とあまり変化がないが、列車の回りは白く雪が積もっている。でも、思っていたよりも積雪が少ない。前に同じ行程で来たときはこの何倍も積もっていた。これまた先頭表示が「回送」だ。到着した途端さっさと回送になってしまったのだ。写真に撮っても何だか味気ない・・・・。空気の温度が新宿とまるで違い、かなり寒い。さすがに信州北部だ。


 ホーム上の3人は、左からみやした君、副部長息子、宇宙局長だ。寒さに備えて重装備。冬の旅は着る物でモコモコと荷物が多くなる。


 白馬では、次の便まで少々時間がある。かといって駅前には何も無いので何となく時間を過ごす。駅舎の前には正月らしく門松が飾られている。


 ここからは、信濃大町方向に戻るか、南小谷方向に進むかだが、今回は今まで行ったことがない大糸線北部の奥地に踏み込む計画だ。信州到着後、すぐに南小谷に行く便に乗ることも出来たのだが、時間が無くてあわただしいし、どうせ南小谷から先は同じ便への乗り継ぎになるので、始発を見送って次の便に乗ることにした。これが失敗だった!

佐久間レールパーク最後の日8

2010-01-24 20:01:00 | 飯田線の旅
 園内で、電車でやってきたみやした君と合流した。みやした君は何でも知っている上に説明が上手いので大変参考になって楽しい。彼は帰りも新幹線利用の鉄道経路だ。閉園が今日11月1日(日)だが、2日の平日を挟んで3日は文化の日の祝日だ。せめて3日までやればいいのにと思いつつ、2日に有休が取れなかった僕は、帰りの高速道路の混雑も心配で、昼過ぎに早くも帰りの支度に掛かる。2日に有休が取れていたら閉園時間まで粘るつもりだったが、閉園セレモニーが始まる前に離脱しなければならない。そこで閉園セレモニーの見学はみやした君に任せることにする。

 これは何か?というと、屋内展示スペース(第1展示室)のついこの前まで売店があったところ。最終日売店は根こそぎ撤去されて、その跡地?に休憩用の椅子が置いてあった。この椅子見覚えが・・・いつもは駅の改札前の待合いスペースに有った椅子で、元々は新幹線のシートを再利用した物だ。この前来た時は待合いから図書室の中に移動されていたが、最後はここに落ち着いたようだ。この先どこに行ってしまうのだろう?


 1回100円の鉄道模型ジオラマ(Nゲージ)の中に、天竜色に塗られた飯田線119系がさりげなく走っていた。


 で、そのジオラマ内にこんなのが有った。「SONY・ビデオはソニー・ベータマックス」の看板が出ているビル。ベータマックスとは・・アナログテープに録画するビデオ自体が無くなりつつある今、懐かしの「β」である。そう、開園から18年なのだ、開園当時はそう言った時代だったのだ。


 最終日の人員をさばくため、多数の臨時列車が到着するのだから、当然多数の帰り客がいるのだ。でも列車本数は少ない。臨時列車の帰り便に乗る客をさばくため、駅の外の道路上に列車便毎の列を作らせている。飯田線というどローカル線でこんな山の中に来るのは大変だったろうが、帰るのもまた大変なのだ。


 この後、僕ら一行は車で佐久間を離れた。これで僕らにとってのレールパーク最終日は終わった。残ったみやした君に後で聞いたら、B会場でつつましくも厳かに閉園セレモニーがあったそうだ。飯田線に残った最後の観光拠点が消えた。

 さて、リアルに今日1月24日は京浜東北線+根岸線から209系電車が消える日だ。天気が良かったし、通勤定期で見に行ける(つまり交通費なし)ので見に行ってきた。それがこれ↓

 出来たときには「○ソ列車」とかこき下ろしていたのに、無くなるとなったらさよなら騒ぎ、まったく勝手なものだ。

佐久間レールパーク最後の日7

2010-01-23 19:14:00 | 飯田線の旅
 レールパーク最後の日シリーズ再開。一応完結しておかないと尻の据わりが悪いので。

 これはレールパークの外で、知る人ぞ知る必殺中華の「飛龍軒」とにかく飯田線の食糧事情が悪い頃には、中天で食事らしいモノが出るのはここだけだった。その後レールパークに民話の里食堂が出来て、飛龍軒の並びに定食屋が出来てと、食糧事情が良くなった。パークが閉鎖したらこの店もつぶれちゃうんじゃ・・駅職員が利用しているから大丈夫かも知れない。この店凄いですよ。ぜひ1度ここで食事してみてください。


 賑やかで華やかなムードの園内。この赤いジャケットの集団はおそらくJR東海のブラスバンドで、列車到着のたびに音を出して出迎える。なんともお祭り気分だが、これが葬式なのだ。


 来ました!豊橋方向からの気動車。最終日の増便対応でこの1本(1往復)だけ、何故か気動車だ。飯田線のしかも中部天竜という奥地まで、旅客輸送で気動車が入るのはこれが最初で最後だろう。


 最後の大盤振る舞いで、ほとんどの展示車両が立ち入り解禁になっていた。これはクモハ52の先頭部分、運転室のすぐ後ろの窓から撮った風景。、目の前には真っ赤なラッセル車。さすがに運転室の扉は施錠されていて入れない。でも、この塗装になる前の一時期は自由に入れたんだがなぁ。


 在りし日の流電の本線営業時代(飯田線で働く前)のこの姿も、佐久間では今日が見納めだ。これに関しては塗り直さないで飯田線での最後の姿のままでいて欲しかった。


 閉園発表以来カウントダウンを続けてきたこの撮影用看板も、見ての通り「あと0日」つまり、明日はないわけだ。悲しみを堪え無理に明るく記念撮影に応じる局長。股間のモザイクは必要なかったなぁ。


明けましておめでとう!

2010-01-11 09:30:00 | 飯田線の旅
 部長じゃ~っ!
1月9~10と田切駅の新春大掃除をしてきたぞ。
正月だからな、定位置で鏡餅を持って記念撮影じゃ~。
掃除のレポートは例によってだらだらと副部長が書くだろうから気長に待て。


 今回の旅で見た車両を見せてやろう。
8日夜に臨時夜行MLしんしゅう81号で白馬まで行ったついでに、そのまま大糸線を糸魚川まで乗ってきた。なんでもキハ52が3月引退とのことで、既に葬式騒ぎになっておった。南小谷駅にて雪の中のキハ52。


 糸魚川駅にて同じくキハ52の別塗色。全部で3色いるはずだが・・この2色しかいない。


 海ノ口駅にて。この辺は電化されているので、こいつがワンマンで走っている。


 中央線旧線を限りなく往復運動しているクモハ123だ。


 この掃除が終わると新年が来た気になる。今年も光画部をよろしく。

初詣2

2010-01-07 22:08:00 | その他
 蔵造り通りにある時の鐘。今でも現役で時を告げている。この路地はTV小説にも何度も出ていた。


 さて、これはケヤキの大木と並び立つ電柱。なんだけど・・・電線がない。柱はあってもそれが本来支えているはずの電線が見あたらない。実は川越の観光区域は電線の地下化が進んでいる。それは川越祭りの際に背の高い三階建ての山車を通すためでもあるのだが、空が広く見えて景色がよい。電線は撤去したが電柱と、トランスや分配機などの機械類はそのまま残してあるのだ。


 こちらも電線のない電柱。菓子屋横町付近にこのようなのが沢山残っている。よく見ると電柱はコンクリートの地肌色ではなく、わざわざ周囲にとけ込むように茶色に塗装されている。残った機械類も同じ色に塗られているので、何らかの意志を持って保存されているようだ。


 普通の民家の裏手にあった謎の構造物。最初遠くから見たときは、消防団の詰め所にあるホースを乾かすための櫓だと思ったが、近づいて見たら普通の民家の物干し台だった。しかしこの上部に大きく伸びた櫓は何のためにあるのだろう??一応ハシゴも付いているのだが、用途はまったく分からない。


 マンホールの蓋だが、恐らく上下関係が90度横倒しに写っている。本来の上は写真右手になる。なぜなら中央部のデザイン文字が右を上にして見た場合、カタカナの「コ」漢字の「川」またカタカナの「エ」になっているからだ。マンホールの蓋も目をこらしてみると、いろいろと違いがあって面白い。このように鉄製で、中央部がふくらんでいるものはかなり古い時代のものだ。ちなみにこの蓋中央のふくらみ(反り)を専門用語で「キャムバ」と呼ぶ。


 今回の初詣での最中に見つけたモノのうち、もっとも正体不明だったのがこれ。
舗道上に埋め込まれた直径10センチほどの印だが・・・「★M式★文化風呂」って何だ??M式と言うからには、A~から何種類もあるのか?それにしてもその文化風呂とやらをわざわざ道に埋め込んでまで記す理由は何だろう??全くの謎である。


 最後に七福神巡り2番の天然寺付近に咲いていた蝋梅(ロウバイ)この寒い時期に花を付ける。プラスチック製のような花で大変甘い香りが強い。


 さて、明日の夜から田切に向かいます。とりあえず新宿から臨時夜行快速ML信州で白馬を目指し、その後は大糸線を制覇して気ままな旅の予定。部長を見かけたらお気軽に声をかけてください。