田切通信

旅行に写真に究極超人あ~るに飯田線田切駅

宴、宴のあと03

2012-07-31 20:50:00 | 飯田線の旅
 【あ~る君コレクション】

 満面の笑みの捧さん。この企画の推進者。多分僕より少しだけ年上です。 
どうですこの笑顔。予想を超える盛況で、心底嬉しいんだろうな。
羨ましい!僕は同窓会の方の責任者だから自転車の方に出る事が出来なかった。
来年こそ!!


 ホームの上から撮った。彼はかなり早い時間から開場入りしていたが、他のあ~る君と違って、見ての通りの短髪(と言うより剃っていますね)で終始このままだった。直射日光が暑かったろう。


 飯島のゆるキャラ「いいちゃん」と並んでポーズ。この彼はかつらをかぶっている。
僕の見た限り一番あ~る君の雰囲気に近かったと思います。
 飯島にこんなゆるキャラが居たのを知らなかった。そう言えばあ~る君だって充分ゆるキャラだよな。


 こちらの彼は自毛だった。ドロップハンドルの自転車もいい雰囲気だ。


 そうこうする内に出発式が始まる。イベントも最高潮だ。ハンドマイクにビールケースの台ってのが手作り感満載で楽しい。主催者の挨拶や注意事項の伝達が行われ、最後に2人限定で言いたい事があったら言って良い!なんて時間が設けられた。これに田切ネットワーク現代表が喰いつかない筈はない。で、何か熱心に語っております。


 【田切ネットワーク】
 これを少し解説しとかないとね。僕が初代の創設代表を勤め、現在はN尾氏が第5代代表を務めている。因みに第4代代表も僕だったから、総勢4名が代表だった事になる。あ~るのOVAが出た後、田切駅に集まってきたあ~るファンの相互連携を図って親睦を深める目的で活動開始したが、当時(20年も前)は携帯電話は無く、インターネットもほとんど普及していなかったから、連絡は主に手紙で行われていたという恐るべき団体だった。
 当時田切駅は落書きがひどくて、僕らが最初に行ったイベントは「田切駅の大掃除」だった。以来、駅の大掃除はネットワークの最も重要な行事として定着し、現在に至るも年に3回行われ続けている。
 現在は様々な理由から最盛期ほどの活動は行えなくなっているが、それでも今回の同窓会と題した回顧展程度ならお手の物だ。
 今回のイベントは実に刺激的だった。現代表と僕に活動際活発化を決意させたほどだ。どう活発化するかは別の回で発表します。
 僕が今名乗っている「光画部」は田切ネットワークの残党組が名乗っている名称で、ネットワークの「参加者の一部」と理解していただきたい。

【お気に入りの1枚】
 影が切れなきゃもっとよかったのに・・・


 明日から3日間、光画部の撮影旅行で立山方面に行ってきます。従って次の更新は土曜日になります。

宴、宴のあと02

2012-07-30 21:09:00 | 飯田線の旅
 壁に飾られているのは、小松屋さんに飾ってあった旧型国電の写真。
テーブル上には、昔作った同人誌の保存品。もう在庫がなく、それなりに貴重品だ。
暑いので扇風機が活躍している。


 写真左奥に立っているのが会場を貸してくださった下村のおじちゃん。テーブル上にはスタンプが置かれていて、来場者は誰でも押す事が出来る。もちろんデビューしたての4代目も押せるのだ。おっと、後ろの壁にやばいポスターが・・・。


 今回久しぶりの里帰りを果たした田切のたぬき(写真中央)。これは少し説明が必要かな。
 都内某高校の光画部(実在してます)があ~るのモデルになってるんだけど、その光画部の連中がその昔、田切駅(古い方のですよ)のホーム中程の見張りやぐらの下付近に勝手に置いていたのが、この信楽焼きのたぬき。信楽焼きと言うとあの茶色いのを思い浮かべるが、こいつはファンキーな色合い。旧型国電廃止の時期、田切駅の建て替えに際して回収されたものだが、幾星霜を経て我が田切ネットワークが保管している。実際にとさかさん(のモデル)などが触れていた物です。本当は今の田切駅に帰してやりたいんだが、壊されたり無くなったりすると困るので、こうしてイベントがあるときだけ里帰りする。
 たぬきの向こうの青いのはうちの部長。晴れの日だから蝶ネクタイでフォーマルに決めている。手前側はワニ。これは知ってる人は見ただけで何だか分かるんだろうけど、詳しく話していいか許可とってないからやめる。


 田切のホームから見た駅下駐車場。賑やかに人が集まっている。何の騒ぎかと駅周辺の人も集まり始めた。


 自転車もコスプレ?って言うのか??前座席をつけた自転車が何台か。おお、粉砕バットだ。


 あ~る君と春風組にカメラを向けたら、逆に写真に撮られた。逆光なんだけど、ストロボ強制発光と露出の微調整で「逆光に勝利」しているのが分かるかな?


 女性のコスプレは少なかったんだけど、小夜子を見つけた。真ん中に立っている少し年配のあ~る君は、このイベントの企画立案・計画推進の中心になった伊那市の捧(ささげ)さん。自らあ~るになり、かつ自転車で走ります。


 前回でタヒボを飲んだ事を書いたが、何しろ賞味期限は20年前に切れている。だが、缶の保存状態は極めてよい。実は2年位前にも1本飲んだが大丈夫だった。今回も決死隊(て程には深刻ではないけど・・)が小分けにして少しだけ飲んだ。20年前に比べて熟成されたまろやかな味であった。
 さあ、出走の時間が近づいてきた。

宴、宴のあと01

2012-07-29 21:45:00 | 飯田線の旅
 2012/7/28、田切駅で大きなイベントがあった。伊那市主催の「轟天号を追いかけて」と冠する田切駅~伊那市駅間を自転車で1時間で走ろう!というただそれだけのイベントだ。自転車レースとはいえないような短距離、優勝しても賞品はない。そう、あ~るのOVAの最後の部分を再現するのが目的なのだ。お祭り騒ぎが好きな我等がこれを見逃すはずもなく、企画の初期段階から「協力田切ネットワーク」と言う形で参加してきた。イベントって言うのは、参加するのももちろん楽しいけど、主催側で企画から準備~運営~撤収までトータルで参加すると楽しさは何倍にもなる。
 今回我等のやった事のうちで皆様の目に触れた部分は、田切駅下の下村さん(元は酒屋さんでした)の空き部屋をお借りして、資料展示&同窓会をやったことだ。イベント本体部分の自転車の方はそれなりにネットに情報も出ているようだから、こちらとしては同窓会部分から見たイベントを紹介しよう。


 同窓会の会場になる下村さん。あ~るのOVAの最後にもそのままのロケーションで出てきますね。かつては酒屋さんで、僕らもよく中田切川の河原でキャンプする時、ここで資材調達をしていました。今は店を閉めているけど、かつて店舗だった場所が空き部屋になっているので、そこをお借りしたわけだ。


 会場前から田切駅の方を見る。ちょうど電車が入線してきたところだ。
僕らは当日12時に現地入りして設営を開始した。持ち込んだ資料を並べ、写真を取り込んだデジタルフォトフレームをセッティングする。
 開場は12時30分・・果たして見学者が来るのか?不安だったが、次々にあ~るファンが訪れた。


 会場内の様子。長机2台とテーブル1台と椅子だけの質素な展示だが、ここでしか見られない貴重な資料が並んでいる。この日まで厳重に情報統制して隠していたが、田切駅の4代目のスタンプがデビューした。
 

 壁にかかっているTシャツは、かつて飯田線に走らせたイベント列車で使った物。写真手前中央の細い缶は・・・そう、伝説のタヒボベビーダ。賞味期限が20年前に切れている。今回これを開けて飲んでみました。幸い死人は出なかった。


 あ~るの愛車「轟天号」の再現。ちゃんとロードマンに板切れでハンドル前の椅子を取り付けてる。


 卍固めをかけられてるあ~る君。コスプレしているファンが多数いたが、やはり一番人気(一番多かったの)は、あ~る君だ。
 

 自転車イベントのスタートとなる田切駅下の駐車場にも人が集まり始める。

 僕らの予想をはるかに超えて、人が集まり始めた。
 いよいよ数ヶ月の準備をした宴が始まったのだ。