田切通信

旅行に写真に究極超人あ~るに飯田線田切駅

大掃除なのだ13

2008-01-26 21:39:09 | 飯田線の旅
 え~、いくつか訂正事項がある。隆城屋で合流したのはyuki氏だけで、M下君はホテルに帰ってから合流したようだ。良く覚えてない。

 隆城屋での夕食&軽く一杯を終了し、明日の朝飯の買い出しにコンビニエンスストアに向かう。かつてはホテルのそばにも一軒あったんだが、どういう訳か伊那地方では街中のコンビニが流行らないらしく、つぶれてしまった。中央高速のICからの取り付け道路には何軒もあるから、多分街中は立地条件が悪いのだろう。伊那に限らず飯島でも駒ヶ根でも、街中のコンビニは軒並み閉店している。
 さらに伊那市駅にソバ屋があった頃には、朝早くからの営業だったからそばの朝食をとれたのだが、それもなくなってしまい、とにかく朝食を前夜のうちに調達しておかないと、朝食が食べられなくなってしまうのだ。
 駅正面を山の方に向かい直進する道を暫く進むとヤマザキデイリーストアがある。
ここで、各々朝食を買い出してホテルに戻る。

 ホテルでは上映会の残り半分約3時間が待っている。前にも言ったがかなり不気味だ。車でやって来たyukiがプロジェクタを持ってきたので、部屋に持ち込み出力をTVからプロジェクタに切り替える。画像が壁一面に広がってかなりの迫力だが、なにせビジネスホテルのシングルの部屋だ。当然広くはない。ただでさえむさ苦しいのが6人も(あとでM下君も増えた)いる上に壁一面の巨大画面!余りにむさ苦しくて、話す気になれない。 



 一夜明けて、早起きし、掃除のために田切に向かう。先ずは伊那市駅に移動して電車を待つ。伊那市駅の待合いはキヨスクが営業していてるが、朝食になるようなものがないのが残念。ネコが一匹住み着いていた。



 こいつがどうやら、人間にだっこされるのが大好きらしく、M下君ににじり寄っていた。この状態を「もてる男は辛い」という。



 田切に着いた。ホームから見る山が雪を頂いて大変綺麗だ。しかし電線が視界を横切り大変じゃまだ。電線を何とかしてくれ!JR!!
 雪はないが気温は低く、身が引き締まる思いだ。



 駅に勢揃いした掃除野郎共。前から亀さん・あ~る君・さぶちゃん・M下君・局長・yuki氏。写真を撮っている僕は当然写ってない。



 部長が定位置で気合いを入れる!「おらおらっ!しっかり掃除しろ!!」

大掃除なのだ12

2008-01-23 21:51:59 | 飯田線の旅
 前回、前々回のトップの写真は博多の繁華街にあるデパート「天神コア」の屋上でした。かの漫画家の出身地で、随所に福岡ネタが出てたんだけどこれもその一つ。キャラクターショーを良くやっていたようで、写真奥に小さなステージが写っています。
 だいぶ前に、九州に行ったついでにわざわざ足を伸ばして見に行きました。

 さて、早めにホテルに入ってビデオ鑑賞会なんだが、そんなのを書いても面白くもないので(と言うより、はた目にはかなり不気味な光景だったような気がする・・)夕食の話し。ビデオの前半6話を見終わった時点でちょうど晩飯時になったので、伊那の街に出かけた。当初「鍋焼城」で食べたいという意見が多かったので、まっすぐ路地裏の鍋焼城に向かうと、なんか電気が付いていなくて暗い。いい加減開店していていい時間だがどうしたのだろう?と思い店の前まで行くと「本日休業」と札が出ている。なんてこった!
 善後策として、すぐ近くの居酒屋「隆城屋(たかしろや)」に入る。空きっ腹で長時間徘徊するのが面倒くさいし、ちょっと一杯引っかけるにはもってこいの店だ。



 これが店の中。カウンター席もあるが、座敷に上がり込む。古民家のような室内(と言うより、古民家そのものが店なのだ)が蛍光灯ではなく白熱電球で照らされていて実に渋い雰囲気だ。丸いちゃぶ台がいくつかあって、座布団は自分で部屋の隅から運んでくる。僕らおっさん達には肩が凝らずに寛げる空間だが、おしゃれなチェーン店でしか飲めない若いおねーちゃんには辛いかも知れない。と思ったら、僕らのすぐ横のちゃぶ台で、若いおねーちゃん混じりのグループが賑やかに飲んでいた。



 日本で最も飲まれている銘柄「とりあえずビール!」を注文する。出てきたのはアサヒのスーパードライ。小鉢はタコとブロッコリー、大皿は大根とジャガイモと豚肉を炊いたもの。どちらもいわゆる「お通し」で、小鉢は人数分、お皿は全員まとめて一皿だ。肴を頼まなくてもとりあえず大丈夫なのだ。偉いぞ隆城屋!
 初めは、僕(副部長)&さぶちゃん&局長&あ~る君&亀さんの5名だったが、その後、M下君、yuki氏が合流し賑やかな夕食となった。



 局長所望の「馬刺し」一皿1人前でこれだけ載ってりゃあ満足でしょ。局長はとにかくこれが好きだ。



 これが問題の「山賊焼き」です。「焼き」と言ってるが、どう見ても「鶏肉の唐揚げ」だ。大雑把な刻みキャベツに大降りの唐揚げが載っている。唐揚げは真ん中が切ってあって、炒めたタマネギなどの野菜が挟まっている。旨いですよこれ。ビールに良く合う。これは単品だが、ご飯と味噌汁が付いた定食もあります。
 この他に焼き鳥を注文し飲みつつ食べつつ、楽しい夕餉の一時でありました。

大掃除なのだ11

2008-01-21 22:36:09 | 飯田線の旅
 前回のトップの写真は、さすがの局長でも分からないようなので、もう一枚あげておこう。場所は九州の福岡ですね。答え合わせは次回。



 昼飯を食べて、僕とさぶちゃんは僅かの時間で校舎内と中庭を見学した。駅に向かうバスは12時52分に出る。早い出発だが、今回は早い時間に宿泊地の伊那市入りして、最近定宿のエビスホテルにチェックインし、ビデオ鑑賞会をやる予定なのだ。上映時間はおよそ6時間強になるだろうと予測される。次の日の朝からの大掃除を考慮して、ある程度の睡眠時間を取らねばならないから、その為に局長が計画した移動計画だ。



 松本駅構内に並んだ3種類の列車。
 


 大糸線で南下し、辰野から飯田線へ入る。これは塩尻~辰野間の中央本線旧線区間を往復する単行のクモハ123、通称「ミニエコー」この区間専用車だったかな。
 今回の旅で乗った車両は、信州仕様つまり寒冷地仕様で、暖房機能が強化されている。しかし設計自体が古いから、暖房は座席下のヒーターによって行われる。だから、尻の下ばかりが熱くなる。さすがに長時間座っていると辛いものがある。



 伊那市駅に着いた。冬なのでだいぶ日が傾いている。夏には工事中だった駅そば屋スペースと便所前にあった水車が綺麗さっぱり跡形もなく無くなっている。この状態しか知らなければ、駅そば屋があったことも、駅のシンボルが水車だった事も分からないだろう。しかし、スタンプにまでなっていた水車を壊しちゃってもいいんだろうか?

 ホテルは駅を出て左方向に歩いていった先にある。早めにチェックインして、夕食までの3時間でビデオの前半分を鑑賞してしまうのだ。

大掃除なのだ10

2008-01-19 23:35:53 | 飯田線の旅


 前回「県立地球防衛軍」のネタふりをしたので、この写真を載せてみました。
ここがどこだか分かった人は偉い。地元の人以外には多分分からんでしょうね~。

 さて、いよいよ昼飯。旧制高校記念館内の喫茶店(室?)でカレーを食べるのだ~っ!と言うのは旅行当初から計画されていた行動なのだった。
 喫茶店の店内はそれ程広くない。4人掛けのテーブルが4~5台と、つなぎ合わせて大きくしてあるテーブルが1台、こいつは予約席になっていた。我々御一行は5人なので、4人掛けテーブルを2台占領し、さぶ&副部長とその他3人の配置で別れた。
 ここは喫茶店だからコーヒーや紅茶にケーキが当たり前にあり、軽食としてはスパゲッティとカレーがある。我々はそろいも揃って5人ともが「カツカレー」を注文した。僕とさぶちゃんは食事後に校舎を見学する時間が欲しいのでカツカレーのみだが、先発して既に一通りの見学を終えたあ~る君・亀さん・局長の3人はコーヒーをセットして、優雅なランチタイムを取るようだ。



 待つこと暫し、これがカツカレーです!見ての通り1枚の大皿に刻みキャベツなどの野菜サラダとエビフライ&ヒレカツがのったカレーだ。これに付け合わせの福神漬けが別に出る。僕とさぶちゃんの座ったテーブルからは、奥の厨房が少しのぞけて、実はカレーを作るところを見ていたのだが、フライは注文を受けてから衣を付けて丁寧に揚げているし、カレーはいちいちベースになるソースを鍋にとって香辛料で味を調える本格派で、とても喫茶店の軽食レベルではない。あとで知ったが、さぶちゃんもこの様子を見ていて、大変感心していた。
 いや~、掛け値無しに旨かったです。エビフライもカツも当然旨いけど、何よりカレーが旨かった。本格派です。これでお値段950円は価値のある価格設定です。セットのコーヒー(飲み物)は+200円だったかな?
 局長が昼食はここのカレーと拘っただけのことはある。
 巡礼であがたの森に来た人は、ただ校舎を見るだけでなく、これを食べましょう。副部長のお薦めです。

大掃除なのだ9

2008-01-18 22:10:33 | 飯田線の旅
 旧制高校記念館の新築が外観煉瓦の件に関しては、まあ、賛否両論だろう。あれだけの規模の建物だから木造だと建築費がかさむのは目に見えてるし。ただ、横並びの建物、つまり旧制松本高校の校舎や講堂と見比べちゃうと、建築様式そのものや様式の年代も違うしでどうも一体感がないのは残念なところだ。

 さて、散々このブログでも書いたのでいい加減耳にタコができてる人も多いと思うが、旧制松本高校の校舎はOVAおねがいティーチャーと続編のおねがいツインズに「県立木崎湖高校」(だったよね>局長)として出てくる。つまり県立高校だ。県立高校と言えば、僕らの世代には「・・地球防衛軍」の方がなじみ深いんだが、今回は「おねがいシリーズ」の話しです。
 校舎そのものも、コの字になった校舎に囲まれた中庭も、実物と同じように背景に書き込まれていて面白い。最も今回の旅のメンバーで、この時点でOVAを見ているのは、僕と局長とあ~る君の3人で、亀さんとさぶちゃんは全く見ていないのだ。



 これが玄関ホール。前回の写真にある正面入口から入るとこのホールに出る。玄関はコの字型をした校舎の角の一つにあり、二階に上がる階段もある。階段の手摺り飾り一つ取ってみても、大変凝った作りで建築費が掛かったろう。



 階段を途中まで登って踊り場から二階を見る。



 二階まで上り階段を見下ろす。手摺りなどの木材が綺麗に磨かれていて、手入れが行き届いているのが分かる。建物の保存形態としては大変見事だといえる。



 これが校舎に囲まれた中庭。中央に建つ銅像がOVAとは違うかな。



 二階から見た中庭。この規模の校舎では、恐らく1学年あたり2ないし3クラスだろう。こんな贅沢な作りの高校なら楽しい学園生活だろうな~。

 さて、いよいよ昼飯です。