田切通信

旅行に写真に究極超人あ~るに飯田線田切駅

轟天号を追いかけて第9回は「9極超人あんどろいど009」

2022-08-06 18:39:12 | あ~るコミック

 今年は3年振りに、あの「暑い夏の1日」が帰ってきた。

 毎年7月最後の土曜日は、愛知から長野を結ぶJR東海の長距離ローカル線である飯田線の田切駅前から伊那市駅前までを1時間で走り抜ける自転車愛好家の走行会、つまり早さを競い合う競技会ではなくて走りを楽しむ会が行われていた。その名も「轟天号を追いかけて」

 その昔、少年漫画誌に連載されていた「究極超人あ~る」という学園ギャグマンガの主人公「あ~る」の愛車である自転車の名前が「轟天号」だ。
 連載が終了して随分と時間が経った頃に何故か急にOVAがリリースされて、その話の最終盤で田切駅から伊那市駅まで自転車の轟天号で走る抜けるシーンがあり、そこはそれギャグマンガだからまったく同じコースと辿るのは無理としても、実際に何種類かコースがある一般道路を、自転車で走り抜けようという趣旨のイベントだ。
つまり轟天号の幻影と言うか記憶を追いかけて、それを実体験しようと言うのだ。

 1回だけの予定で開催したが、走行会参加者やお見送り参加等々、各方面に思いの外に好評で、1回だけでは止めさせてもらえなかった。こうして回を重ねること第8回が終わり、さあ第9回目をと思った矢先にコロナウイルス事案が発生し、2年間開催されなかった。そして今年、感染者数が激減し各種の行動規制が解除されたのを受けて3年振りの開催決定となった。開催を決めてから再び感染者が増加に転じたのは想定外だったが、開催規模を縮小した上で充分に感染対策を講じて当日を迎えた。
 9回目のサブタイトルは「9極超人あんどろいど009」となった。毎回主催者が凝ったサブタイトルを考える。

 僕ら(田切ネットワーク)は協力団体として裏方で毎回参加している。会場の設営やネタふり等々・・参加者が楽しめるように毎回無い知恵を絞っている。

 昼前に誰よりも早く現地入りし、会場の設営をやる。

 必要な荷物を降ろす。これでも全部ではない。田切駅付近の標高700メートルあるが、晴天の下で大変暑い。

 田切の駅下、聖徳寺様の駐車場に作られた受付、休憩所(日除け)のタープ。左端のタープが受付だ。

 こんな物も準備した。記念撮影用の小道具。左から、光画部の命「粉砕バット」、土木研究会春風組のヘルメット、最初期の駅ノートのコピー3冊、OVAのおまけについてきたミニアルバム、あ~るの扇子、登坂が部室攻防戦で使ったエアガン。

 そして光画部と言えばマージャン卓。因みにここ田切はマージャンアニメ「咲」の聖地でもあります。

僕は学生時分からよくマージャンを打ったが、最近は打てない人が多いようだ

 中編に続く。


サバイバルゲームに行った

2011-09-15 21:30:00 | あ~るコミック
 え~、最近は旅の記事ばかりを書いているので、鉄道旅行以外には趣味がないのでは?と思われているフシもあるんだが、ただ紹介してないだけで、他にもいろいろと遊びに行ってます。そんな中から、先日埼玉県川越のゲームフィールドで行われたサバイバルゲーム定例会・・長いのでサバゲーと省略・・に参加してきた。
 近年首都圏郊外にサバゲー専用のフィールドが多数出来ていて、埼玉中~西部には大きな野外フィールドが2箇所、小さな屋内フィールドが1箇所ある。(僕の知る限りだが)
 その中で川越の入間川河川敷にある屋外フィールド「デザートストーム川越」のフィールド主催の定例会に参加してきたわけだ。

 サバゲーと言うと、「戦争ごっこ」と生理的に毛嫌いする人と、「いい歳した大人が・・」と呆れる人も多いが、最近はいろいろと環境が整備されてきた事もあり、野外のゲームとして多少は市民権らしき物の端くれを得てきたように思う。まあ、趣味の問題だから好き嫌いがるのは当たり前なのだ。

 あ~るのコミックでも、光画部室攻防戦で生徒会と光画部がサバゲーらしき撃ち合いをしたのを記憶している方もいるだろう。僕自身はまさにあの時代とシンクロしている世代なのでコミックを見返すと、キャラクターたちが使っているエアガンにどれも見覚えがある。

 で、最近のサバゲーはというと、以下の理由で初心者が参加しやすい環境がそろっている。
1 法整備&メーカーの自主規制で違法に強力な銃が市場になくなった。
2 専用のゲームフィールドが増えた。
3 ゲームフィールドでも自主規制を強化して、違法な銃の締め出しを図っている。
4 ゲームフィールドが更衣室やトイレなどの設備の充実を図り、その結果女性の
  ゲーマーが増えた。
5 初心者を歓迎する気風が高まった。
 等等、その昔を知っている身には羨ましくさえある好条件だ。

 前置きがいつになく長くなった。

 フィールドの紹介。
真ん中の通路を挟んで左側の青い網の方がゲームフィールドで、通路を含んで右側はセーフティエリアと呼ばれる管理&待機(準備)場所だ。フィールドを見下ろせる見晴台があるのが分かる。


 その見晴台の上からの眺め。づらっと並んだテント屋根が待機場所。この日は100人を超えるゲーマーが集まった。


 待機場所の一部に陣取って準備をしつつ、くつろぐ2人。僕と一緒に参加した友人達だ。一人は大戦中のドイツ軍、もう一人は少し前のアメリカ軍だ。こうして軍服を着る理由は、気分が盛り上がるというのが一義的にあるが、動きやすく、機能的で、目立たないという理由があるからだ。最後の「目立たない」は特に重要な要素だ。だから目立たなさを無視すれば、ジャージだろうがジーンズだろうが動きやすければそれで良いわけだ。


 フィールド内は大きく2種類の毛色のエリアに分かれている。向かって左側が「砂漠フィールド」だが、この時期は夏草が伸び放題でとても砂漠には見えない。


 真ん中に障害物や草のない少し開けたベルト地帯がある。このラインが距離的にちょうど真ん中を分ける事になり、結果として激戦地になる。


 右側はうって変わって「市街地フィールド」草は少なくベニヤの建物が並ぶ。
ゲームはこの全域を使って行われる。


 ゲーム開始直後の様子。ゲーマーが走っていい位置を確保しようとしている。これを見ると「砂漠フィールド」は土山の起伏があるのが良く分かる。その土山に草が生えているのだ。


 基本的には戦争ごっこだが、ゲームである以上ルールやマナーが存在するし、何でも好きにして良い訳ではないのだ。だがその反面、無理に軍服を着て軍隊的規律や所作をまねる必要はない。次回はそのあたりを紹介しよう。


3月5日-2

2006-03-13 20:53:50 | あ~るコミック
 漫画やアニメに限らず小説なんかでも、実際の時間経過にかかわらずキャラクターが歳を取らないものが多い。と言うか多数であるように思う。サザエさんやクレヨンしんちゃんや浅見光彦なんかはこの典型だ。昨日も書いたがあ~るは実時間で学校行事が進行して学年が上がっていった。なかなか珍しい学生漫画だと思う。連載が4年目になったら、最初のキャラクターが全部入れ替わった上に、やたらとOBが出て登場人物がもっとごちゃごちゃ多くなったことだろう。あるいは、はなからそう長期間連載する気はなかったのかもしれない。
 まあ、それにしたってあのさんごが33歳ってのにはちょっと驚きなのだった。そうなると間宮は完全に死んでるかな?楽に100歳超えてるでしょ。
 さんごの他に誕生日がはっきりしているキャラクタはいたろうか?確か鳥坂が12月生まれだったような・・・・

 今月は年度末で人事異動の時期というわけで、やたらと送別会が多い。宴会で大酒を飲むとさすがに書き込みが出来ないのだ。で、明日の夜も宴会なのでお休みします。

コミックの風景16

2005-12-12 20:18:06 | あ~るコミック
 で、文化祭最大の関心事、「男子ミス春高コンテスト」は行われていたのか??体育館でのスケジュールを見ると、やってない・・まあ、当たり前か。やってたら是非見たかったぞ。
 文化祭自体はなかなか華やかで、総じて面白かった。しかし、それ以上にコミックの背景がそのままだったのがとてもおもしろかった。
今でも建て替わらずそのままなのだろうか?ここ何年かは、文化祭の情報は事前に仕入れていたが、いろいろと用事があって行けなかった。
 来年あたり何とか都合をつけて行ってみたい。

 明日、田切冬大掃除の出発予定日1月13日東京発のMLながらの座席指定券が発売になる。名古屋までのプラチナチケットが取れるかどうかで、快適な夜行列車内ビールライフが送れるかどうか?がかかっている。
まあ、小田原までの切符にしても取れなきゃ元も子もないんだど・・・。
 首尾は明日の夜に発表します。

コミックの風景15

2005-12-11 20:11:12 | あ~るコミック
 校内の展示で一際目を引いたのは、生物部の展示だった。理科室(生物室?)と思われる部屋に、おおよそ普通じゃない種類の生物を飼育していて、それを見せてくれた。部員の現役女子高生がそれらを一つ一つ丁寧に解説してくれた。でかいアフリカツメガエル・・・実はカエルの中では比較的飼育が簡単で、繁殖も容易。・・・普通女の子は気持ち悪がるだろうに。でかいもずくガニ、これはホントにでかかった。「挟まれたら痛そうだな~」と言うと、「そうなんですよ~、すごく痛いんです」とかわいらしい笑顔でさらりと言ってのける。・・挟まれた事あるんかい。ちっちゃいナマズ。よく分からない魚が多数。プラナリアは小さいので拡大鏡で見せてくれた。その他植物もいっぱいあった。凄い、たいしたものだ。
 茶道部だろうか、礼儀作法教室とか言った名目で、お茶をごちそうしてくれた。和服姿の女子高生が目の前で抹茶を点ててくれ、おまんじゅうの茶菓子付きだった。しかも無料だった。太っ腹だ。礼儀作法・・云々をいろいろと教えてもらえるのか?と期待したが、まんじゅうにかぶりつき、お茶を振る舞われ、それではいおしまい。ちょっと拍子抜けだが、お茶もお菓子も美味しかったのでよしとしよう。
 校庭では運動部が何かの試合をやっているようだったが、校内を見て歩いていたら、そちらを見る時間が無くなった。残念だ。もしかしたら生徒会と光画部との試合なんかがあったかも・・・ないよな。