朝マルシェの開始時間までに美和湖から伊那市駅まで戻った。車は60分無料のイナッセ立体駐車場に入れてマルシェ会場まで徒歩で移動。
街中の細い路地を進むが、なかなか風情のある街だな~と感じる。
サバラーメンの看板が出ていた。最初に看板上部の写真が目に入ったが、にしん蕎麦かと思った。でも、にしんではなくサバ、蕎麦ではなくラーメンだった。
でも時間が早いのでもちろん営業していないのだ。
さらに進むと喫茶店だろうか、何かの飲食店があった。こちらも開店前。写真右手前に橋の欄干の様なものが写っているがこれは一体何だろう?
小さいが昭和6年4月竣工の橋の欄干そのものだった。つまりここは小さいとはいえ川と言うか水路なのだ。と言う事は喫茶店らしき飲食店の建物の一部は水路の上に建っていることになる。
見ての通り2mくらいの幅の水路に建物が跨って建ててある。現行法ではこのような建て方は許可が出ないはずだから、禁止になる前の建物なのだ。こういったところに町の歴史が感じられる。
さあ、マルシェ会場はすぐそこだ。
着きました。まだ少しだけ早いので、入口当たりの芝生で待機していたら、おや、小さなキノコが生えている。
少し入口で待っているとマルシェ開催時間となり、待っていたお客さんがどっと入場する。地元のお店や農家さんなどが出店を出している。
コーヒーや自家製シロップをベースにしたジュース、農産物に軽食等々、規模は小さいがなかなか楽しい品揃えだ。
特にカレーを出している店が数件あって、スパイシーな良い香りが周囲に漂っている。ホテルで朝ご飯を目いっぱい食べてきたので匂いだけで我慢する。
このマルシェ会場になっている広場は、かつて伊奈市役所の旧庁舎があった場所だ。僕らが伊那に通い始めた頃はまだ、旧役所の庁舎が建っていた。市役所の移転により解体されて今見られる広場と駐車所になった。
さあ、朝マルシェも堪能したし、田切駅に向かって移動開始。夏の大掃除だ。