11月16日の土曜日、所用で上尾市に行ったので、ついでに紅葉を見に丸山公園に寄って来ました。今年は暦上の秋になっても冬になっても、温かかったので紅葉が進んでいませんでした。しかし急に寒くなったので、これなら紅葉が進んだのではないかと期待しました。
丸山公園は大きな池を中心に、子供用の遊具がある広場や、小動物園、BBQ施設、天体観測施設などがある自然公園です。
イナゴが居ました。これを見て食材だと思うのは伊那地方の人・・・だけじゃないですね。僕の田舎の福島でもイナゴの佃煮は普通に食べています。
休憩用の東屋にカエデなど紅葉する木がありますが、それほど赤くなっていません。
こいつは少し黄色くなっていますが、既に落葉が進んでいます。
池に生えているガマです。穂がはじけて綿毛が飛んでいます。
池の周囲にある沼杉は少し紅葉していました。
この角度からだと赤くなっているのが分かりやすいです。
風がない穏やかな日で、池の水が鏡のようになっています。木の映り込みがきれいですが、これで鮮やかに赤かったら、もっと見事だったでしょう。
こちらの池の中島あたりの木はメタセコイヤです。この木はオレンジ色に紅葉するはずですが、まだ緑色でした。今年は温かさのせいで紅葉が極端に遅れた上、寒くなったら紅葉する前に葉が落ちてしまうようです。
カモさんが池のほとりで佇んでいました。よく見ると片足を上げて器用にバランスをとっています。
池の周りはほぼ柵がありません。この様なベンチが多数あり、天気が良い日はこれに座ってのんびり過ごすのも贅沢な時間の使い方でしょう。池はそれほど深くないですが、小さな子供を連れている時には注意が必要です。
池の中にサギがいます。足がひざの少し上まで浸かっています。つまり池の水深は真ん中あたりでもこれくらいです。
園内には多種多様な木が植えられていますが、中にはこんな木もありました。幹に大きなキノコがいっぱい生えています。下の方にテープをぐるりと巻いて区別してあるので、伐採の対象なのでしょう。このようにキノコが生えるのは木が枯れて死んでいる証です。
大きなキノコが何種類も生えていました。僕はそれほど食用キノコに詳しくないですが、一番下に生えているやつは、よく食中毒を起こすツキヨダケだと思います。ちょっと見は綺麗だし旨そうなんですけどね。
そこそこ期待して見に行ったんですが、今年の紅葉は見ごろを迎えないまま葉が散って終わってしまいそうです。