田切通信

旅行に写真に究極超人あ~るに飯田線田切駅

紅葉を見に鎌北湖に行って来ました 再び その1

2024-11-28 07:59:30 | その他

 11月26日(火)に再び鎌北湖に行って来ました。正確には毛呂山に行ったついでに鎌北湖を見てきました。では何で毛呂山に行ったかと言うと、「もろやまぐるっとシールラリー」の最終日(11/30)が近いので、シールの確保に行ったのでした。

 今回は鎌北湖の築堤から右方向に進み、第二駐車場から歩いてみました。

 

 改めまして地図で確認します。県道を登ってきて鎌北湖のダム築堤に突き当たり、右に曲がって湖畔の道を進むと第二駐車場に至ります。そこに車を停めてその周辺や築堤までの道を散策しました。

①謎の廃屋

②閉店している土産物店

③廃業した旅館「山水荘」

 

 第二駐車場です。築堤からここまでの道は、第一駐車場への道よりもだいぶ道幅が広いので運転するのは楽でした。この第二駐車場のすぐ下も、砂利の地面ですが釣り客用の駐車場でした。

 

 駐車場の奥にあった石碑です。鎌北湖の周辺には何かの碑が多数点在しています。これは「猿田彦大神」と読めました。碑の手前にある四角い物は、石でできた賽銭箱でした。

 

 駐車場の奥にトイレがあります。道はこの先も続いていて、見ての通り頻繁に車が通行しています。

 

 第二駐車場の先は県道ではなく林道になるようです。

 

 反対の入口が女性用でした。中はちゃんと壁で男性用と分かれていました。

 

 道案内の看板が出ていました。左の道(トイレ前の道です)は「県民の森」「顔振峠」につながっているようです。

 

 第二駐車場の下にある釣り人用駐車場にも大きな碑がありました。これは「鎌北湖改修工事記念碑」で、埼玉県知事土屋義彦と名が彫り込んであるので、土屋氏が埼玉県知事に初当選した1992年以降の物でしょう。

 

 そのすぐ横にある古い感じの石碑です。盤面がだいぶ荒れていて文字が読み取りにくいのですが、一番上の大きな文字はかろうじて「鎌北湖の碑」と読めました。

 

 鎌北湖の碑の後ろが、鎌北湖の最上流部で、湖に流れ込む小川です。そこに小さな橋が架かっていました。最初の写真の地図を見ると、これを渡った先に何軒か建物があり、点線道が今では廃墟になっている山水荘まで続いています。通行禁止になっていないので渡って先に進んでみましょう。

 

 渡ってすぐ、地図にあった通り建物が1棟だけありました。でも、門扉は閉じられていて、どうやら廃墟化しています。

 

 門扉にこのような表示が付けられていました。不法侵入を防止する意図があると思われます。山水荘は不法侵入者によると思われる火災で一部建物が焼失していますし。表示物の状態は新しく、警察関係者が最近訪れたでろうと思われます。

 

 建物の横に回って見ました。コンクリート造りで2階あるいは一部3階建てのようです。使われている(人が住んでいる)気配はなく、廃墟のようですが・・。

 

 1階のこの部分の窓が、なんだか不自然に明るく光っています。天候は曇りで直射日光は指していないので、仮に天井が落ちていても光が入ることは無いと思うんですが。光具合が蛍光灯で光っているような感じでした。

 

 門扉のすぐ前の道に、今さっき掘り起こしたような跡もありました。確かに人の気配はある。何だろうこれ。

 

 廃屋から先に続く道には面白い形の古木が生えていました。木の左下に見えている車の辺りから先が鎌北湖です。

 

 道は進入禁止になっていました。ここで引き返します。

 

 釣り人用駐車場から見た湖面の景色です。左側の少し朽ちつつある建物にはまだ人が住んで居ました。

 

 表側です。何かの商店だったような作りです。

 

 紅葉を探して湖畔の道を進んでみます。

その2に続く。


紅葉を見に鎌北湖に行って来ました

2024-11-25 13:32:14 | その他

 11月24日(日)に所用で毛呂山町に行ったので、そろそろ紅葉が見ごろかもしれないと期待して鎌北湖に寄ってきました。また鎌北湖かよ~、って声が聞こえてきそうですが、駐車場は無料だし、トイレはあるし、自然が間近で見られるし、何より時間調整にもってこいなので、事あるごとに訪れてしまうのでした。

 

 ダムの堰堤に近い第1駐車場はほぼ満車でした。天気が良く、風はありましたがそれほど寒くなく、ハイキングや紅葉見物(紅葉狩りか)の来訪者が多かったです。

 

 バイクや自転車の人も多数いました。こちら第1駐車場のトイレ前に駐車しているバイクです。

 

 第1駐車場の少し奥まで歩くとレイクビューホテルが見えてきました。手前のモミジが紅葉しています。「もみじ」も「こうよう」も漢字変化すると、同じ「紅葉」になる。

 

 建物の前の道(ハイキング道です)を奥に進むと、ホテルの裏手に回れます。温泉用のタンクがありましたが、これはタンクローリーの荷台部分ではないかと思います。シャーシ(台車)はなく上物だけでした。数年前まではこの場所にタンクローリー車が停まっていたようです。

 

 この獣道のような細い道が奥武蔵自然歩道でした。ここを降りて来るハイカーがけっこう居ました。

 

 レイクビューホテル付近のモミジはけっこう赤くなっていました。

 

 今日は風が少しあるので湖面が波立っています。前回もここで写真を撮りましたが、その時より確実に赤くなっています。

 

 湖水に近い枝は特に紅葉が進んでいるようです。湖面が波立っているので分かり難いですが、前回来訪時の暑かった時期よりも湖水が透き通って綺麗です。

 

 日影だと水面が青く見えます。夏場は藻が多くて緑色が強かったです。

 

 排水施設の辺りも水が透き通って見えます。

 

 堰堤の所でヘラブナ釣りをしている人が居ました。ダムが風を遮って、日が当たっているので温かそうです。

 

 鎌北湖用水管理棟です。風情のあるいい建物です。

 

 ダム堰堤からの景色です。左に管理棟、中央奥にレイクビューホテル、右に山水荘と3つの建物がいっぺんに見えます。

 

 スワンボートは相変わらず稼働している気配がありません。

 

 鎌北湖の銘板です。八十三歳実篤書と読めます。

 

 小さく波立っている湖水がキラキラ光って綺麗でした。

 

 第1駐車場の脇にある犬魂碑の横に皇帝ダリアの花が咲いていました。3メートルくらいの高さ迄育つ大きな草です。てっぺん部分に花が咲くと、その重みで太い茎が曲がって垂れ下がります。

 

 犬魂碑の方から「コン・コン・コン」と音が聞こえてきました。建屋を覗くとこんな鳥が板を突いてました。近づくと逃げてしまうので、これ以上は寄れませんでした。光学4倍レンズの限界です。頭の後ろが赤いのでコゲラではないかと思います。

 

 鎌北湖でもそれなりに紅葉が進んでいましたが、赤くなっているのは一部だけでした。やはり今年の秋は少し変なようです。


紅葉を見に上尾丸山公園へ行きました

2024-11-22 07:25:50 | その他

 11月16日の土曜日、所用で上尾市に行ったので、ついでに紅葉を見に丸山公園に寄って来ました。今年は暦上の秋になっても冬になっても、温かかったので紅葉が進んでいませんでした。しかし急に寒くなったので、これなら紅葉が進んだのではないかと期待しました。

 丸山公園は大きな池を中心に、子供用の遊具がある広場や、小動物園、BBQ施設、天体観測施設などがある自然公園です。

 

 イナゴが居ました。これを見て食材だと思うのは伊那地方の人・・・だけじゃないですね。僕の田舎の福島でもイナゴの佃煮は普通に食べています。

 休憩用の東屋にカエデなど紅葉する木がありますが、それほど赤くなっていません。

 

 こいつは少し黄色くなっていますが、既に落葉が進んでいます。

 

 池に生えているガマです。穂がはじけて綿毛が飛んでいます。

 池の周囲にある沼杉は少し紅葉していました。

 この角度からだと赤くなっているのが分かりやすいです。

 風がない穏やかな日で、池の水が鏡のようになっています。木の映り込みがきれいですが、これで鮮やかに赤かったら、もっと見事だったでしょう。

 

 こちらの池の中島あたりの木はメタセコイヤです。この木はオレンジ色に紅葉するはずですが、まだ緑色でした。今年は温かさのせいで紅葉が極端に遅れた上、寒くなったら紅葉する前に葉が落ちてしまうようです。

 

 カモさんが池のほとりで佇んでいました。よく見ると片足を上げて器用にバランスをとっています。

 

 池の周りはほぼ柵がありません。この様なベンチが多数あり、天気が良い日はこれに座ってのんびり過ごすのも贅沢な時間の使い方でしょう。池はそれほど深くないですが、小さな子供を連れている時には注意が必要です。

 

 池の中にサギがいます。足がひざの少し上まで浸かっています。つまり池の水深は真ん中あたりでもこれくらいです。

 

 園内には多種多様な木が植えられていますが、中にはこんな木もありました。幹に大きなキノコがいっぱい生えています。下の方にテープをぐるりと巻いて区別してあるので、伐採の対象なのでしょう。このようにキノコが生えるのは木が枯れて死んでいる証です。

 

 大きなキノコが何種類も生えていました。僕はそれほど食用キノコに詳しくないですが、一番下に生えているやつは、よく食中毒を起こすツキヨダケだと思います。ちょっと見は綺麗だし旨そうなんですけどね。

 

 そこそこ期待して見に行ったんですが、今年の紅葉は見ごろを迎えないまま葉が散って終わってしまいそうです。


2024埼玉県民の日 フリー切符の旅 その5(最終回)

2024-11-21 07:44:45 | 旅行

 池袋駅から特急ラビューに乗って、終点の西武秩父駅を目指します。あらためて西武鉄道の路線図を確認すると、池袋駅から飯能駅までが西武池袋線で、飯能駅から先、終点西武秩父駅までは秩父線でした。

 

 ラビューに乗って驚いたのは、池袋駅を出て最初の停車駅である所沢駅で半数以上の客が降りてしまったことでした。ラビューは観光用特急だと認識していたのに、通勤エリアの池袋~所沢の利用者が半分以上。通勤用とか近距離移動用でもあるみたいです。所沢駅を過ぎたところで車内がガラガラになったので、通りがかった車掌さんに話しをして、空いた席のこの先の指定状況を確認していただき、了解を取って窓側の空席に移動させてもらいました。

 ラビューは飯能駅で、進行方向が入れ替わって先頭の向きが変わります。こうして見ると飯能駅から先が別の路線であるのが分かります。席の前後の空き状況を確認して、席を回転させました。この時点で車内はガラガラでした。

 

 終点西武秩父駅に着きました。だいぶ薄暗くなってきました。

 

 ラビューの運転席にムーミン(ムーミントロール)とミイ(リトルミイ)が居ました。この二人の大きさ感って、これで合ってますか?ムーミンでか過ぎだと思うんですが。

 

 

 ここまでの乗客はほとんどいなかったので、到着直後でもホームは閑散としていました。これで埼玉県民の日フリー切符の全エリアを乗りつぶしました。

 

 改札の手前にこんなパネルがありました。後ろ側の余裕それほどないですが裏に回って運転席から顔を出せる、一種の顔出し看板のようです。

 

 その横には、別の車両先頭部の模型もありました。こちらは接近禁止のガードポールに囲まれているので、顔出し看板ではないようです。

 

 こんな感じで厚みのあり、運転台も作り込まれた模型でした。

 

 だいぶ暗くなりました。冬の日没は早いです。西武秩父駅に隣接する商業施設は、多くの観光客で賑わっていました。外国の人も多かったです。

 

 観光案内所の外にある顔出し看。秩父名物みそポテトの妖精「ポテくま君」と「メンマ」ですね

 

 案内所の中の看板。こちらにもアニメ「あの花」のメンマが居ます。放送終了からもう大分経っていますが、相変わらず人気のようです。

 西武秩父駅は、秩父鉄道の御花畑駅に少し離れて接しています。両駅は徒歩で移動可能ですが、全く離れた別の駅です。別会社の線に乗り換えも出来ますが、何しろ乗り放題のフリー切符を持っていますので、西武鉄道で帰ることにします。

 

 ホームに秩父線開通55周年の横幕が出ていました。

 

 帰りも所沢駅までラビューに乗りました。所沢駅で新宿線に乗り換えて、本川越駅でフリー切符の旅が終わりました。特急に3回乗る豪華な旅になりました。

 

 おまけ。

 県民の日に合わせて、埼玉ローカルのスーパーマーケットであるベルクで、「帰ってきた、うますぎる!さいたま弁当」が販売されました。¥599(税抜き価格)は、このスーパーのお弁当としては高価格帯です。そこら辺の草3品と秩父や小鹿野の名物である「わらじカツ」、それに有名な「十万石まんじゅう」が入っています。

 

 蓋を開けたらこんな感じです。美味しかったです。


2024埼玉県民の日 フリー切符の旅 その4

2024-11-20 12:22:02 | 旅行

 豊島園駅も初めて降りた駅です。つまり豊島線に乗ったのも初めてです。駅がハリーポッター化しているので、もう少し観察しましょう。

 

 ホームの上屋(屋根)の柱や梁、それに行先案内表示も赤色に統一されています。僕はよく知らないけど、この赤色はホリーポッターのイメージと言うかシンボルカラーなのでしょうか?

 

 ホーム上にこんな展示物がありました。線路の端が空に向かって上がっているので、見た瞬間は、「銀河鉄道999」かっ?と思いました。何せ以前は999塗装の列車も走っていましたし。

 

 前の方から見ると、メルヘン調の小型蒸気機関車でした。999じゃなかったです。

 

 ホームに記念撮影の立ち位置が表示されていました。なるほど、公式の立ち位置はここだな、では、指定通り撮ってみよう。

 

 この赤い時計も最初は飾りかと思ったら、ちゃんと時刻を正しく表示していました。ジュースの自販機も同じ赤で塗装されています。コカ・コーラだから赤いわけじゃないです。

 

 この公衆電話ボックスは記念撮影用の張りぼてで、実際に電話は掛けられません。電話機のすぐ上に「この電話は掛けられません」と注意書きが出ていました。

 

 ホーム上のベンチは、最近の安全に配慮した線路に対して90度向きが変えてある仕様でした。ホーム自体の幅も広く、曜日や時間によっては遊園地利用客が多数集中するのだろうと思います。

 一通り見学したので、また練馬駅に帰ります。

 

 さて、練馬駅に戻ったら、もう一つの支線の乗りつぶしにかかります。と言っても支線が別にあるのではなく、新木場や横浜中方面に相互乗り入れしている地下鉄の線路です。これが「西武有楽町線」と呼ばれています。

 

 列車内のドア上にある案内表示の写真です。練馬駅から先の、新桜台駅と小竹向原駅の2駅に西武鉄道の駅番号が付けられているのが分かります。SI-38とSI-37です。ちなみにさっきまで居た豊島園駅がSI-39でした。

 

 小竹向原駅に着きました。ここまでが西武線のエリアです。ここで列車から降りて、またしても練馬駅まで折り返して戻ります。

練馬駅に戻ったら、池袋線で池袋駅まで移動します。池袋駅から池袋線の終点である西武秩父駅まで乗れば、埼玉県民の日フリー切符の全エリア制覇になります。池袋線には特急ラビューが走っているので、快適な旅になるでしょう。

 

 池袋駅に着きました。清瀬駅100周年の記念ヘッドマークを付けた車両が居たので取りあえず撮影しました。平日ですが時間的にも、学生とか社会人とかの乗客が増えてきました。ラビューの特急券は、例によってホームにある自販機で買えます。直近のラビューの発車時刻10分前くらいでした。少々慌ただしいですが、次の便にしたら完全に日が暮れて車窓が楽しめないので、これに乗車することにしました。・・・これがまあ、平日の16時後半の時間帯でしたが既にほぼ満席。贅沢(我儘)は言っていられないから、これでいいのだ。

 

 ラビューの車体はステンレスむき出しの銀色ですが、車内は黄色系です。西武鉄道と言えばやはり黄色ですね。飯能駅近傍にムーミンバレーパークがあり、西武鉄道も経営に何やら関係があるみたいです。車内には至るところにムーミン関係のステッカーが貼られています。

 

 指定された車両の指定された座席に向かいます。券売機で「残り少し」と出ていたので分かっていましたが、車内はほぼ満席でした。僕は残念ながら通路側の席でした。窓側にいた女性が、通路側の僕の席に大量の荷物を広げていました。ちょっとねぇ、満席アナウンスが出てるのに、何で上の棚ではなく、横の席(空いてる訳じゃない)に荷物広げるかなぁ。再度席番を確認して間違いなかったので、荷物をどけてもらい(これは当たり前の、しかも正当な主張だよな・・)席に着きました。まだかろうじて明るい時間でしたが車窓は楽しめませんでした。

 

 さて、本日のフリー切符乗りつぶし旅最後の路線になります。

その5(最終回)に続く。