10月27日(日)鎌北湖畔散策。
第1駐車場に車を停めて湖畔の道を散歩します。10月後半ですが、ご承知の通り今年の秋は温かい(暑い)日が続いたので紅葉が全く始まっていません。
ダム湖は農業用の貯水池でヘラブナが放流されています。この日は風もなく天気も良かったので、入漁券を買って釣りを楽しむ人が多数いました。ブラックバスの放流を禁止する看板も出ていました。
鳥の写真が掲示されていました。多種類の水鳥が見られるようです。まだ冬鳥には時期が早いのか、バードウオッチングをしている人は見掛けませんでした。
水面は鏡のようにまっ平。これで紅葉していたら、水面に赤が映えて綺麗だろうなぁ。でも緑色です。
ガードレールの外側、つまり湖の湖水側の斜面の土地に小振りな建物が立っています。こちら側からだと一見して民家にも見えますが、これは「鎌北湖用水管理棟」です。無人で施錠されており、入る(見学する)事は出来ません。
回り込んで湖水側から見ると、ちょっと凝った形をした建物です。これでカフェとかだったら水面が近くて眺めが良さそうだから人気が出そうです。
こちらはダムの築堤脇にある湖水の排水施設です。これ以上に水面が上昇すると溢れた水がトンネル水路からダムの下の川に流れだす仕組みです。
排水施設の左に下まで降りる階段があります。恐らく排水口をより近くで見るための見学台だと思いますが、「危険立ち入り禁止」になっていました。
写真の右に少し写っている斜面がダムの堰堤です。スワン足漕ぎボートと普通の手漕ぎボートが浮き桟橋につながれています。毛呂山町の観光HPではこれが湖面を進んでいる写真が載っているのですが、僕は実際に動いている姿を見た事はありません。そもそも貸し出し窓口が開いていないし、ボートも薄汚れていて使われている気配がありません。
ここはハイキングコースの起点や中継点になっている他、第1駐車場の脇には登っていく遊歩道があって、上の方には展望が良い東屋があるようです。そこまで登るという観光客もチラホラいました。しかし、熊が出る!らしいです。注意しろと言われても、出たら対応困るよな~。
ダム堰堤脇にある各種看板が草に埋もれています。鎌北湖レイクビューの看板が残っていますが、多分やっていません。これについては後程詳しく紹介します。
看板の地図部分を拡大しました。全体の位置関係が良く分かります。
①鎌北湖用水管理棟
②前の写真で看板が残っていた鎌北湖レイクビュー ユースホステルと表示されています。
③廃墟になっているホテル山水荘 現在立ち入り禁止(道路が閉鎖されています)で、図の建物左翼の半円形の部分は不審火で焼失しています。
④閉まっている食堂
⑤やはり閉まっている「お土産お食事 おたか湖畔荘」
上記の中で心霊スポットそして知られているのが②と③です。
堰堤上から、ダム湖の奥の方を見るとこんな景色です。手前から釣りの人の道具、用水管理棟、中央奥に見えている白い建物がレイクビューです。木々は青々として少しも紅葉していません。
その3に続く。