9月29日(日)ダムカードスタンプラリーもあと2エリアを残すのみとなりました。あと半日で何とかなるのか?との心配もあると思いますが、実は残った2エリアは去年も訪れていて、いわゆる土地勘があるのでした。
3エリア目は藤岡市鬼石地区、「おにし」と読みます。かつては鬼石町でしたが今では藤岡市に編入されています。目的地は「道の駅上州おにし」ここはラリーのゴール地点でもあります。
道の駅に着きました。旧譲原小学校の跡地に建てられた道の駅だそうです。メインの建物は2階建てで、2階に食堂と売店があります。1階は観光案内とダムカードの展示施設があって、一度に多数のダムカードを見る事が出来ます。
敷地内にはこのように小学校の校舎が残っていますが、見学は出来ません。他には石器時代の住居跡がやはり建物内に保存されていて、こちらは見学自由です。
建物に入り、階段で2階に上がると、売店と食堂があります。壁にこんな張り紙がありました。夏が暑かったせいか水不足のようです。
下久保ダム柄の日本手拭いを売っていました。ここだけの限定販売だそうです。
こんなポスターもありました。群馬が舞台になっているらしいです。
ここで昼食にします。食堂でご飯を食べてシールを1枚もらいます。その後売店で買い物をするともう1枚別のシールがもらえるので、この施設だけでスタンプラリーが制覇出来てしまいます。
下久保ダムカレー(中)1,000円を発注しました。中が普通盛ですが、なかなかのボリュームです。下久保ダムはL字型に堰堤が屈曲している珍しいダムで、その形状を再現しています。ダム堰堤は車でも通れるので、訪ねて見ると面白いでしょう。カレー自体も美味しかったですが、付け合わせのから揚げの下側が特に美味しかったです。2個ある上側が普通に鶏のから揚げで、下側はこんにゃくのから揚げです。他では食べたことがない。
こうして記事を書いていると、やたらとカレーばかり食べています。とある推理小説作家の作品で、地方に行って名物と言われているものを食べると、大いに失望することが度々ある。それを防ぐためにはカレーを食べるのが良いのだ。カレーなら大きな外れはない。といったことが書かれていました。この作家は何かにつけて食べ物の悪口を書く人でしたが、それなら紀行作品なんか書かなければいいのにと思います。僕はそもそもカレーが好きなうえに、それがダムカレーやカツカレーともなれば、真っ先に選んでしまうのでした。
シールが2枚貼られた台紙を持って、1階のスタンプラリー受付に向かいます。鬼石は他の3エリアと違いゴール受付が二種類に分かれています。ダムカードが欲しい参加者向けと、そうじゃない一般参加者向けです。前者は当たり景品がレアダムカードを上位にして、その他この地域の名産品、後者はダムカード抜きで豪華景品となっています。豪華景品の1等は、千葉にある夢の国のペア入場券でした。
もちろんダムカード欲しい参加者受付にゴールして限定ダムカードをもらい、ガラポン抽選でレアカードは外れましたが、地元の酒(四合瓶)があたりました。
あくまでも個人的な感想ですが、鬼石のスタンプラリーが景品が一番豪華です。しかもシールを集めるのが大変楽です。もし全部回るだけの時間がないというなら、まず鬼石を攻略するのがいいと思います。
これで3エリア制覇!残るは1エリアのみとなりました。残るは唯一埼玉県の神川町。鬼石を後にして神流川を渡って県境を越えたらすぐに神川町です。因みに鬼石のゴールで受付を担当していたお兄さんが、「対岸でもやっているので、ぜひ行って下さいね~っ。」と、笑顔で宣伝していました。県境を越えるので行政区分が全く違うのに、すごく偉いなと思いました。
さて、最後の神川町。ここが4エリア最大の難所でした・・。あらためてリーフレットを見て協賛店を確認すると、他に比べて物凄く数が少ない。14店しかない・・おかしいなぁ、去年はもっと多かったような記憶があるけど・・つまりシールを貰える選択肢が少ない。
宿泊施設、立ち寄り温泉、それに食事関係か?そもそも拠り所になるリーフレットに、営業内容、営業時間、営業日の記述が全くない。(他のエリアは書いてありますよちゃんと)非地元民に名前だけで判断しろってか!
僅かな情報から推測すると、買い物が出来そうなのが3店ある。そこで、「道のオアシス神泉」に向かいました。恐らく道の駅みいたな施設でしょう
着きました道のオアシス神泉。やはり小さな道の駅の様な施設でした。建物内に食堂と売店がありました。
ここの食堂にもありました、下久保ダムカレー。でももうお腹いっぱいで食べられません。そこで売店で地元の農産物を買い求め、シールをもらいました。
次に「新井商店」に向かったら開いていなかった。小さなスーパー(Yショップみたいな)でしたが、開いてなければどうにもならない。次善の策として「ヤマキ醸造 麹庵」に向かいました。ここはヤマキ醸造の工場に併設された販売所で、意外なほどすごく賑わっていました。醤油や豆腐などの大豆製品が多数売られていました。ここで醤油を買ってシールをもらいました。
2枚のシールが揃ったので、ゴールに向かいます。
ゴール地点の神泉総合支所です。特に看板などは出ていないので、ここでいいか迷います。昨年は入り口に立て看板が出ていました。
ゴールの受付カウンターです。鬼石と比べるとかなりこじんまりとした印象です。スタンプ台紙を提出してゴールしました。ラリー限定のダムカードをもらって、ガラポン抽選に挑戦したところ、その4の冒頭で紹介したラリー限定の更にレア版カードが当たりました。
これで神流川バレー・ダムカードスタンプラリー・2024をすべて制覇しました。どうしてもレアなカードが欲しかったら、また挑戦すればいいのだけれど、僕はそこまでして欲しいとは思いません。
ラリーが切っ掛けで面白い観光が出来ました。ゆっくり見たいと思った場所もあります。それぞれのエリアで温度差は感じましたが、来年もやってほしいなぁ。