田切通信

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マンホールカード・ダムカード集め その2

2024-03-29 17:09:33 | その他

 3/20午前中のマンホールカード集めに続いて、午後はダムカード集めをします。ダムカードもマンホールカードの並んで人気のあるインフラカードですね。こちらはダムまで行かないともらえない。ダムに隣接した管理施設か、ダムに管理施設がない場合には近くの観光案内所等でもらえるけど、後者の場合はダムを訪れた証明が必要になります。ダムは基本的には山奥の辺鄙な場所にあるので、車かバイクでもないと収集は困難です。埼玉県内の大きなダムはもう回っているので、残っている少し小さいダムのカード集めに入るのですが、それぞれのダムは距離が離れているので1日で2カ所、せいぜい3か所回るのが精一杯です。

 1カ所目は、本庄市にある間瀬ダム。

 まずこれが間瀬ダムのカードです。マンホールカードは縦ですが、ダムカードは横が正位置になります。

 

 狭い道を進んだ先にダムがありました。ダムカードを取り扱っている旨ののぼりが出ていますが、このダムには管理事務所や資料館などがなく、2台くらいが停まれる程度の駐車スペースとトイレがある。因みにトイレは工事中でした。

 

 見ての通り、歴史を感じるダムの堰堤があります。車が1台通れるほどの幅はありますが、古いし文化財になっているので保護のために一般車両の通行が禁止されていました。地図データの古いカーナビ(そりゃ僕の車だ)だとここを渡るような経路指定されるので注意がいります。

 

 ダム湖にはボートが並んでましたが、貸出しているのか?係の人が見当たらないので不明です。ボートの手前の岸に猫がいます。

 

 この子です。毛足が長めの茶トラ君。

 

 道まで上がってきました。分かり難いけど、耳を見るとさくら耳になっているので、地域猫さんですね。人懐こそうで近くに寄ってきますが、触らせてくれませんでした。地元の人が「ライオン丸」という名前の名物ネコさんだと教えてくれました。別名「動かずのライオン丸」と言うのだそうです。道の真ん中に座ると車が来ようが何が来ようが少しも動かないそうです。

 

 堰堤の下に回りました。ダム下の左手に何やら広場がありベンチがあります。この壁に開いている穴が放水路のようです。ダムの上にこの位置から見ると戸建て住居の様な建物があります。

 

 望遠で寄せて見ると、やはり家のように見えます。これはダムの放水扉を操作する機械が納められた施設です。

 

 で、ダムカードは少々離れた公園にあるこの観光案内所でもらえます。ダムに行った証明は「スマホ等で撮った写真を見せる」となっていましたが、見せなくてもカードをくれました。でも、写真はしっかり見せました。このあたりはなかなか風情のある山里で、色々と見て歩きたかったのですが、今回の目的はダムカード集めなので断念して次に向かいます。こんな場所もダムカード集めをしていないと知ることも来ることもなかったでしょうから、それなりに観光に寄与していると感じます。

 次はだいぶ離れた二瀬ダム、秩父の更に奥地、大滝だから60キロくらい距離があります。カーナビでは約1時間40分の移動時間予想になりました。この日(3/20)は午後から荒天が予報されていて、埼玉の山間部は雪予報です。大丈夫かなぁ。

 

 これが二瀬ダムのカードです。

 荒川の上流部、秩父鉄道の終点である三峰口駅から更に山奥に進みます。二瀬ダムの堰堤上は一般車の通行が出来て、バスも走っています。ダムを渡って更に進むと埼玉県でも有数のパワースポットである三峯神社に至ります。移動間に雪が横殴りに降ったりしましたが、積もるほどでもなく、注意して運転しました。

 

 ここは広い駐車場があり、閉店していますが売店や、閉鎖されていましたが休憩室の建物がありました。駐車場の端っこがこの「二瀬ダム展望台」ですが、特段お立ち台があるでもなく、駐車場の突き当りの柵です。

 

 ダム全体の眺め。最初に行った間瀬ダムよりも高さがあります。

 

 駐車場のすぐ前にある管理施設。ここでカードがもらえます。左にある丸太小屋がトイレでした。

この二瀬ダムには隠れカードがあります。ここの他に3カ所のダムを回りカードを4枚集めると、シークレットカードがもらえます。シークレットはダム職員さんの手作りで、公式カードではありません。集めるカードは秩父4ダムと呼ばれる浦山・合角・滝沢・二瀬です。僕は既に二瀬以外の3ダムを訪れてカードをもらっているので、ここ二瀬ダムの通常カードと合わせて係の人に提示し、シークレットカードをもらえました。

 

 これがシークレットです。

さて、この日のダムカード収拾はこれで終わり。結局午後半日で2カ所しか回れませんでした。埼玉県ダムカード完全制覇の道はまだ遠いです。


マンホールカード・ダムカード集め その1

2024-03-21 07:42:42 | その他

 3月20日(水)は春分の日で祝日。午後から悪天候が予報されていましたが、せっかくの休みなので朝から埼玉県内のマンホールカード&ダムカード集めに出かけました。

 まず、埼玉県内のマンホールカードは市・町などの自治体が出しているものと、流域下水道・県下水道公社・日本下水道事業団の下水道関係のお役所が出しているものに大別されており、集めやすいのは前者。自治体は土日祝の休みでも対応する窓口を用意してくれています。後者は休みの日は不対応で、基本平日しか集められません。その結果として集めやすい市・町のカードが先に集まる傾向になります。

 マンホールカードは無料で配布されていますが、配布場所まで出かけて直接もらう必要があります。郵送などの手配はありません。自治体としては観光に寄与したい思惑があるでしょうが、何しろ「無料」で配布ですから、単なる予算喰い虫で、熱心な自治体とそうでない自治体があり、実際に数か所回ってみるとその温度差が感じられます。また、無料で手に入れたものをオークションやメルカリに高額で出品しているのも見られ、なかなか頭の痛い問題ともいえるでしょう。埼玉県では特に人気がある深谷市のカードは、人気ゆるキャラ「ふっかちゃん」がデザインされていて、高額での取引が目立ちます。そんなこともあってか深谷市のカードはもう長い事、配布中止状態が続いています。

 さて、気を取り直して、今回まず目指すのは北本市。ここもしばらく欠品で配布されていなかったものが、この3月1日から配布が再開されました。

 

 配布場所の北本市観光協会。北本駅の近くですが駐車場はなくて、徒歩で5分ほどの市役所の駐車場に車を止めて向かいます。道に面したビルの1階にあり、休日でも対応しています。

 

 北本と言えば「トマトカレー」が有名ですね。観光案内所の通常業務として食品サンプルとレトルトのカレーが置かれています。

 

 これがもらえるカードの実物。名産のトマトじゃないんだなぁ。

 

 カードをもらったら現物も見に行きます。カードの収集だけが目的の人も多く、その手の人は実物にまったく目もくれないですが、まあ、せっかくだから現物も見ましょう。センターのマークが「北本」のデザイン文字ですね。観光案内所から駅に至る歩道上に多数ありました。

 

 次は少し足を延ばし、本庄市に向かいます。北本市からの距離は50キロ超で車で1時間半ほどの行程でした。本庄市は2種類のカードが発行されています。ここを持っていなかったのは、単に遠くて後回しになっていたからです。

 新幹線の本庄早稲田駅すぐ近くにある本庄早稲田の杜ミュージアムが配布場所。凄く立派な建物ですね~。この建物の1階が考古学関連の博物館でした。しかも入場無料の太っ腹です。

 

 これがもらえるカードの実物です。埴輪だ。

 

 入口にあるミュージアムショップでは、マンホール関連の商品も扱っていました。

 

 こちらは埴輪が元ネタの本庄市のゆるキャラ「はにポン」です。市内のあちこちにいます。

 

 館内に展示されているかなり大きな埴輪3兄弟。真ん中がはにポンだ。この立派な埴輪は複製(レプリカ)ではなく完全オリジナルだそうです。因みに館内は撮影OKでした。

 

 当然現物も見に行きます。これが本庄早稲田駅の南出口近傍の歩道上にある現物の蓋です。

 

 もう1枚は在来線の本庄駅の北側にある本庄市役所で配布されていました。休日は建物裏手の休日窓口で守衛さんが対応していました。

 

 もらえるカードの実物です。清流のシンボル、トゲウオがデザインされています。こうしてカードを入手した際には現物を見るために、「現物の蓋はどこにありますか」と聞くのですが、窓口の人が良く知っていて親切に教えてくれる場合と、配布対応した人は知らないけど案内の地図などが備え付けられている場合、そして全く知らなくて何も教えてくれない場合があります。それがつまり自治体の温度差なのですが、ここでは地図の印刷物がもらえました。

 では、何も教えてくれなかった場合はどうするするかと言うと、カードの左下に印刷されている緯度・経度が現物の場所という決まりなので、それを頼りに車のナビのGPS機能で探しに行くのです。しかし、これが全くの嘘でその緯度経度に行っても全く蓋がない、あるいは違う蓋が付いている場合が過去に2回ありました。おい、自治体の製作担当者、ちゃんとカードの規則知ってるか~?

 

 現物は埴輪の蓋があった本庄早稲田駅の反対側の北出口近傍の歩道上にありました。

 これで3枚のカードが手に入って、3枚の現物の蓋が見られました。今のところ休日に手に入る埼玉県内のカードはこれで全部手にしたことになります。残りは平日のみ対応の下水道局関係だけになりました。

 といった訳で、午前中いっぱいでマンホールカード収拾を終えて、昼食を取って少し休憩したら午後はダムカードをもらいに行くことにします。

 その2に続きます。