拝島駅から拝島線を折り返して小平駅で下車し、改札の外にあった蕎麦屋で昼食を食べました。ここであらためて西武鉄道の短い路線(支線)が込み入った部分の路線図を確認しましょう。
このエリアには拝島線、西武園線、国分寺線、多摩湖線、山口線、狭山線が入り組んでいます。これ等を効率よく乗りつぶしたいと考えましたが、だからと言って西武鉄道時刻表は持っていないし、乗り換え検索アプリもない。あるのは路線図だけです。だから路線の繋がりを見た感じで、まず始めは小平駅から東村山駅に移動して、盲腸線の西武園線に乗ろうと思いました。そばを食べ終えたら再度改札を入って東村山駅に移動します。この部分は新宿線です。
東村山駅で降りました。現在このあたりの路線は高架化工事をやっていて、頭の上は鉄骨などがむき出しの天井になっています。西武園ゆき、すなわち西武園線は降りたホームの先の方らしいです。
新宿線ホームの先の方、左側が西武園線のホームになっていました。西武鉄道と言うとこの黄色い電車のイメージが強いです。
2000系ですね。形式番号から言うとこの後のモデル(つまり、より新型の)になる3000系はとっくに全車引退してますが、この2000系はまだまだ現役です。
ホームの壁にこんな案内が張ってありました。まったく西武鉄道路線やら、地理に詳しくない人が「西武園遊園地」に行こう!と思ったら、どう考えたって西武園線の西武園駅を目指すわな、名前からしたら。あっ、今はスマホの乗換案内で移動するから大丈夫なのか。
車両先端に移動しました。方向表示が「西武園」です。この西武園線は、この東村山駅を出たら次が終点の西武園駅で、中間に駅はありません。西武園駅は行き止まりで、他に乗り継ぎ出来る路線はないから、引き返すだけです。
車内の椅子が、先程まで乗っていた車両と変わって、暖色系でした。
先頭で車窓を見ていたら、すぐに終点につきます。何せ一駅ですから。西武園線は単線ですが、西武園駅はホーム2面で、3線の構造になっていました。
盲腸線の終点ですから、当然の端頭式ホームです。周りが前も横もすべてホームより高くて穴の底と言うか谷の底にあるような駅です。
こちらの方が分かりやすいでしょうか。乗って来た列車は真ん中の線路に入っています。西武園線そのものに乗るのは多分初めてですが、このホームには何か見覚えがある。そうか、だいぶ前に3000系スリーナイン号のファイナルイベントの時に来た事があるんだ。
さて、他に行くあてもないし、来た時と同じの列車に乗って帰ります。
先頭部分から見た景色です。単線ですが、すぐ右横を高架線化工事しています。
東村山駅に入線する直前です。高架化工事中です。この姿も工事が終わったら見られなくなるのでしょう。
東村山駅に戻ったら、次は国分寺線で国分寺駅を目指します。案内では国分寺方面は1番線となっていたので、ホームの階段を下りて乗り換え通路に向かいました。
地下乗り換え通路にこんな立て看板が出ていました。なんだ??じゃぁどこから出るんだ??普段からまったく利用しない路線の、利用したことない駅の構造は実に分かり難い。こんなのもフリー切符で乗りつぶし旅しているから楽しめるアジでしょう。
階段を戻ったら壁に表示が出ていました。成る程これを見落としていたのか。
いたいた、国分寺線の国分寺駅行き列車。
車内で、扉脇の席の無いこの部分は、車椅子、あるいはベビーカーの優先位置です。車両の年代、形式によって、いろいろと違いが見られるのは面白いです。
もう一つ面白い物を見つけました。ホームの階段ですが、下り優先になっている部分を下ってくると、強制的に右に曲がらせる仕組みになっています。平日の日中だからホームがガラガラなので、これの意図が今一つ分かりませんが、朝夕のラッシュ時にはなにか必要な構造なのでしょう。
国分寺駅で、多摩湖線に乗り換えます。目指すのは終点の多摩湖駅。横並びのホームからの乗り換えではなく、多摩湖線のホームは少し離れていました。階段を上がった乗り換え通路の奥の方に進みます。
通路の少し先に多摩湖線のホームが見えてきました。
多摩湖線も端頭式ホーム。車両も黄色い2000系でした。
何やら線路が複雑に交差しています。これは先頭から見ていて楽しい。
終点の多摩湖駅に入ります。2線の島式ホームと、この右側の線路には右側にもう1面ホームがあります。
扉の横の座席無しエリア。恐らくベビーカー対応だと思います。座れないけど、立ったままの姿勢で尻を乗せるクッションがついていました。
多摩湖駅の一番右側にあるホームです。この先の方に山口線、通称「レオライナー」のホームがあります。
その3に続く。
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