「1789 バスティーユの恋人たち」観てきました。昨年 宝塚版観たときは、1幕がちょっとかったるいイメージがあったのですが、今回は、冒頭のロナン(加藤和樹)の父が殺される場面から、物語は一気に進み、3時間飽きない構成になっていました。当たり前のことですが、宝塚版は、王妃マリー・アントワネットが中心 一方東宝版は、貧しい農民のロナンが革命に身を投じる姿を中心に描かれています。
フレンチミュージカルは、日本ではまだ珍しいですが、楽曲もわりと耳馴染みのいいものが多く、特に劇中何度か繰り返される「おれたちは兄弟だ」と、革命仲間のロナン ロベスピエールらが歌う曲は覚えやすく、私、帰りの電車のなかで、この曲が頭の中を渦巻いていました。ヒットするミュージカルには、こうした曲不可欠ですからね。
このミュージカル 1か月ちょっとの帝劇公演でしたが、ダブルキャスト 私の観た回は、加藤 花總 夢咲の回でしたが、加藤ロナン、帝劇初出演、奮闘していましたが、高音にやや難ありでした。花總アントワネット 「エリザベート」などを観た私としては、ちょっと出番に物足りなさがありましたが、王妃の威厳 哀しみは、さすが。王妃の侍女オランプの夢咲 ロナンの恋人でありながら、王妃を支えなければいけないという反する立場を、見事に演じていました。特筆すべきは、秘密警察長官役の坂元健児 コミカルな演技で、大いに笑わせてくれました。また、悪役陣の岡幸二郎 吉野圭吾も、さすがの貫録でした。近いうちの再演が待たれる舞台です。
フレンチミュージカルは、日本ではまだ珍しいですが、楽曲もわりと耳馴染みのいいものが多く、特に劇中何度か繰り返される「おれたちは兄弟だ」と、革命仲間のロナン ロベスピエールらが歌う曲は覚えやすく、私、帰りの電車のなかで、この曲が頭の中を渦巻いていました。ヒットするミュージカルには、こうした曲不可欠ですからね。
このミュージカル 1か月ちょっとの帝劇公演でしたが、ダブルキャスト 私の観た回は、加藤 花總 夢咲の回でしたが、加藤ロナン、帝劇初出演、奮闘していましたが、高音にやや難ありでした。花總アントワネット 「エリザベート」などを観た私としては、ちょっと出番に物足りなさがありましたが、王妃の威厳 哀しみは、さすが。王妃の侍女オランプの夢咲 ロナンの恋人でありながら、王妃を支えなければいけないという反する立場を、見事に演じていました。特筆すべきは、秘密警察長官役の坂元健児 コミカルな演技で、大いに笑わせてくれました。また、悪役陣の岡幸二郎 吉野圭吾も、さすがの貫録でした。近いうちの再演が待たれる舞台です。