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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

宅間孝行「笑う巨塔」

2018-04-07 11:07:05 | 日記
東京グローブ座で上演中の「笑う巨塔」観てきました。宅間の作・演出。篠田麻里子 石井喧一 梅垣義明 かとうかず子 鳥居みゆき 片岡鶴太郎らが出演しています。
舞台は「四王病院」という病院。場所柄 有名人の入院患者が多い。ここに運び込まれたのが山之内代議士。次期総裁有力候補だが、過労で倒れてしまったのだ。秘書たち(梅垣)は 総裁選に悪影響を及ぼさないよう、知恵を絞っているが空回り。さらに、「末期癌」で入院中なのが 元横綱の三子山親方。余命幾ばくもない状況で、知らせを聞いた親友の浜村惣一朗代議士(石井)も駆けつけてくる。総裁の座を山之内と争うライバルだけに、こちらも病院で見られて 悪い噂を流されたくない。
もちろん 一般の人も入院している。鳶の親方・花田(鶴太郎)昔気質のこの男 心配する妻(かとう) 娘ふみ(篠田)にわがまま放題。さらに見舞いに来た 元弟子の富雄(宅間) この男トラブルメーカーで、周りには騒ぎが絶えない。
一方 病院側も医師と看護師の恋愛 そこにふとしたことから、勘違いした看護師長(鳥居)も絡み 先の見えない展開に。こんがらがった糸は 無事元に戻ることができるでしょうかというお話。
2時間超のシチュエーションコメディですが、面白かった。ただ、アドリブが長すぎ やや冗漫になる部分も無きにしも非ず。この種の作品 スピード感よく2時間でまとめて頂きたいものです。