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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

大竹しのぶ主演「リトル•ナイト•ミュージック」

2018-04-22 11:36:23 | 日記
日生劇場で上演中の「リトル•ナイト•ミュージック」です。主人公の大女優デジレに大竹しのぶ 相手役のフレデリック弁護士に風間杜夫 伯爵夫妻に栗原秀雄 安蘭けい フレデリックの若妻に蓮佛美沙子 息子にウエンツ瑛士 デジレの母に木野花らの出演です。ソンドハイム作品のミュージカル。ショーストッパーの「Send In The Clowns」は、誰もが知る名曲です。
ストーリー。フレデリック弁護士は、若妻アンと結婚したばかり。が、純粋無垢な彼女とは、初夜の契りもまだ。そのアンに思いを寄せているのが、息子のヘンリック。そりゃ、年齢的には、そっちが合う。フレデリック夫妻は、大女優デジレの舞台を観に行きます。実は、デジレとフレデリック 昔は恋仲。10年以上経って再会した2人。デジレは、これを機に よりを戻そうとする。が、彼女には、今、伯爵という愛人が。伯爵 女房持ちでありながら、デジレとフレデリックの仲に嫉妬する。夫人は、伯爵の愛を独り占めしたくて仕方ない。一方、ちょっと天然なところのあるアンだが、フレデリックとデジレの仲を疑い始める。伯爵夫人とアンの共闘決定。
デジレは、自分の思いを実現しようと、週末 フレデリック一家を母と娘の住む田舎の屋敷に招待。が、それを聞きつけた伯爵も夫人と屋敷へ。3組の家族が、各々の思惑を秘め 週末の一夜が•••
ソンドハイムの楽曲は、言うまでもなく素晴らしい。お話も、面白い。が、舞台は、思ったほど弾まない。
ミュージカル初挑戦の風間さんに、ソンドハイムのメロディは、ちとつらい。大竹さん 上手い役者なことは、言うまでもないんですが、なぜか今回は、キンキン声で、大女優の貫禄が見られない。すぐ「決闘」という伯爵 夫を愛しすぎて失敗ばかりの伯爵夫人 元四季と元宝塚のトップスターの両人ですが、 面白みという点でイマイチ。
期待が高すぎたせいかもしれませんが、もっと楽しめる舞台だと思うのですが。