４代目三遊亭円歌襲名

まず、一言　読んでいただいている皆様にお礼を！昨日で　このブログ開設以来、１０００日ということでした。これからも、頑張っていきますので、よろしくお願いします。
さて、落語界にも　おめでたい話題！
昨年４月に亡くなった円歌師匠の名前を　来年３月お弟子さんの歌之介さんが襲名することが発表されました。歌之介師匠　来年還暦。丁度いい節目なのかもしれません。
私、基本的には　師匠の名前など　今は名乗る人のいない　かつての大きな名跡を復活させることに賛成です。一時代を築いた　名人上手たちの名前が埋もれてしまうのは　残念だと思うからです。
ただ、落語界の場合、意外と揉めることも多い。大きな名前ではありませんが、先日の「九蔵」襲名に関する一件など、いい例でしょう。そのほかにも　三遊亭の大きな名前「圓生」なども、復活が取りざたされながら、結局うやむやのまま。あるいは、昭和の名人「志ん生」も、一時噂がありましたが、まだ復活には至りません。血縁関係の後継者がいない場合、様々な問題が起きるのでしょう。
新聞見ると　歌之介師匠の「師匠のとの約束」というコメントがありました。スッキリした理由でいいですよね。
ただ、如何せん　先代は去年お亡くなりになったばかり。あれだけ売れた方だし、お亡くなりになる間際まで現役でしたから、その印象は強烈に残っています。そんななかの襲名は大変だと思いますが、既に故郷の鹿児島を題材にした多くの爆笑落語を　お持ちの新円歌師匠。大いに期待したいと思います。