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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

実話を本人主演で描くイーストウッド「15時17分、パリ行き」

2018-04-19 10:54:09 | 日記
C•.イーストウッド監督作品「15時17分、パリ行き」です。実際に起きたテロ事件を、本人たちが主演して振り返るという映画。と言っても、事件が主役ではなく、未然に防いだ3人の若者の人生が中心となって描かれています。
スペンサー アレク アンソニーという3人の若者。ヨーロッパ旅行の最中。15時17分発のパリ行きの列車に乗り込みます。何か怪しげな人間も、同じ列車に乗り込む。
ここから 映画は 彼らの子供時代に逆戻り。学校に呼び出された2人のシングルマザー。スペンサーとアレクの母親。学校側は、スペンサーたちの授業態度に問題があり、それは障害と家庭環境のせいだと決めつけます。
怒った母親たちは、子供たちをキリスト教の学校に転校させます。そこで出会ったのが アンソニーという黒人の子供。彼らは、校長室に呼び出される常連。「悪ガキ3人組」の誕生。でも、敬虔なクリスチャンの母親に育てられたスペンサー 神への感謝は忘れません。
やがて別れの日が。アンソニーは転校。アレクは父親に引き取られ、彼らはバラバラに。
大学生になったアンソニー アレクは軍人。スペンサーはバイト生活。彼らは連絡を取り合っています。そして、スペンサーも軍隊に。彼らは、ヨーロッパ旅行を企画。そこで、彼らを待っていたものは・・・
イーストウッド監督らしく、丹念に若者の成長を描いていった映画です。テロの場面は、臨場感たっぷり。見応えありました。