染五郎５役で大奮闘 「東海道四谷怪談」

今日は、国立劇場で「東海道四谷怪談」観てきました。千秋楽 １２時開演で、終演が５時前。さすがに疲れました。 これで、幸四郎丈の舞台を３か月連続で観劇。ドン・キホーテ 弁慶 民谷伊右衛門 ７０歳過ぎたとは思えない精力的な活動ぶりです。今日「ラ•マンチャ」で「芸術祭賞大賞」受賞の記事を読みましたが、当然という感じです。
さて、今回の舞台５役を演じた染五郎が大奮闘。早変わり 大仕掛けなど歌舞伎の面白さを余すところなく伝えてくれました。

３１年目を迎えた「明石家サンタ」

３１年欠かさず見ている、私の大好きな番組です。今回も、大いに笑わせていただきました。のっけから、結婚詐欺にあったという男性　相手の女性が八木亜希子というおまけつきで、大笑い。「他人の不幸は蜜の味」とは、よく言ったもんです。サッカー内田選手の話も面白かった。途中、村上ショージ親子の笑えないコントもあり、例年より、内容は盛りだくさん。紅白がつまらなくなり、年始の恒例だった「かくし芸大会」もなくなった今、私の年末年始の最大の楽しみは、この番組です。あっという間の２時間でした。

ミュージカルファンにはたまらない「ＵＴＡ・ＩＭＡ・ＳＨＯＷ」

岡幸二郎と林アキラが中心となっている「ＵＴＡ・ＩＭＡ・ＳＨＯＷ」約２時間半で、３０曲余のミュージカルナンバーを歌いまくる、ミュージカルファンにはたまらないショーである。ゲストも、元四季の長老・光枝明彦　元タカラジェンヌ和音美桜　私のお気に入り笹本玲奈　「レミゼ」の高谷あゆみ　「ミスサイゴン」の原田優一と実力派ぞろい。恒例（？）の「宝塚土組」に始まり、ラストの「ワンデイモア」まで、珠玉のナンバーばかり。ミュージカルの素晴らしさを満喫できました。「ＵＴＡ・ＩＭＡ・ＳＨＯＷ」も回を重ねてＶＯＬ．３．次回公演が、早く決まるといいな。

伝説が甦る！風間 平田「熱海殺人事件」

３３年ぶりの復活「熱海殺人事件」を観てきました。幕が上がる前「白鳥の湖」が流れ、幕開きと同時にスモークがたかれ、舞台中央に控えた風間伝兵衛が、早口でまくしたてます。そこは、もう「熱海」の世界です。そして・・・あっという間の２時間でした。とても６０歳を過ぎたとは思えない風間・平田の丁々発止のやり取り。舞台で仰向けに寝て、両手を広げて駄々をこねる風間の幼児退行演技。ついこの間、テレビで「孫は、ホントに可愛い」と好々爺ぶりを発揮していた御仁と、同一人物とは思えません。そして、紅一点愛原実花。さすが、つかさんの愛娘　そのＤＮＡをきっちり見せてくれました。犯人役の中尾明慶も、ラップで登場するなど大奮闘。楽しい舞台でした。願わくば、再演してくれることを。

今年最後の「柳家小三治独演会」２席たっぷり

先週に引き続き、柳家小三治独演会。今日の会場は、板橋。はん治が「妻の旅行」で笑わせた後、師の一席目は、珍しい「錦の袈裟」この噺、師で聞くのは久しぶり。与太郎とお内儀さんの会話がおかしい。休憩時、既に８時を回っており、終演予定時間の８時半が迫っているだけに、これは、トリネタは軽い噺かなと思っていたら、あにはからんや、十八番の「初天神」をたっぷり。このネタでは、ワガママな金坊と振り回される父親に爆笑。今年最後の人間国宝も、いい出来でした。