腕時計修理専門店・トゥールビヨン店主のブログです
腕時計の修理の詳細や腕時計のトリビア、店主の個人的な趣味の話などを気の向くままに書いております。
 



昨日、無事に奪還(?)してまいりました。
これ↓
 『ボーダー』のDVDとSuperflyのCD

ご迷惑とお手数をお掛けしました。
マリアナ海溝より深く反省。

届けてくれた方、あなたは素晴らしい人だ!
ありがとうございました。


早速帰ってCDをiPhoneに落として、『ボーダー』を観ました。


...ということで、ご無沙汰しております!

「もうこのシリーズ止めたのか?」と思っていた方も多いはず。
店主自身も忘れていた...訳では決してありません。

『映画と腕時計』シリーズ!
ここに完全復活!
その33弾!


で、今回ご紹介する映画は『呪怨』。


...ではなく、もちろん『ボーダー』。(↑何で『呪怨』やねん!)
こちら↓
 『ボーダー』2008年日本公開

監督は『88ミニッツ』のジョン・アブネット。
主演は12年ぶりの共演となった(95年公開の『ヒート』以来)名優ロバート・デニーロとアル・パチーノ。

渋いオッサン二人の絆の深さを感じるサスペンス物。
『ヒート』の時と比べると確実に老けております↓


<ストーリー>
20年以上コンビを組んできたNY市警のベテラン刑事、ターク(ロバート・デ・ニーロ)とルースター(アル・パチーノ)。
共に社会の闇に潜む犯罪者を捕らえてきた。お互いの全てを知り尽くしたパートナーとして固い絆で結ばれていた二人。
ある日、犯行現場にメモ紙に韻を踏んだ詩を残す連続殺人事件が発生。
そして捜査を進めていくうちに、全ての証拠がタークの犯行を示していた...
同僚の刑事や恋人までがタークを疑いだす。
汚名を晴らすため捜査にのめり込む二人。
しかし、その先には彼らの運命を大きく変える驚愕の真実が待ち受けていた...


劇中、所々でインサートされるタークの自白VTRに騙されそうになるが、途中から真犯人が解ってしまった(笑)
が、大人の渋さ全開の大物俳優二人の演技は流石。
75点くらいでしょうか。


で、肝心の腕時計ですが、タークの腕時計のUP映像はありませんでしたが、遠目に見てオメガのスピードマスターを着けていたようです。

ルースターの腕時計は映画開始26分57秒で画面一杯に大写しになります。
これ↓


どこのブランドだか解りますか?
店主は見た瞬間一発で解った。

“チュチマ”です。
チュチマのオフィシャルサイトに同じモデルが紹介されていました。
こちら↓


クラシックラインから
フリーガークロノグラフF2
Ref.780-01
キャリバーはバルジューの7750

<チュチマ>
ラテン語で『精密な』を意味する“TUTSU”という形容詞に由来するチュチマは1845年にドイツのグラスヒュッテに創設。
1941年に世界で最初の制式軍用時計“フリーガークロノグラフ”を開発。
ドイツミリタリーウォッチの先駆者的存在です。
1985年にドイツ軍制式クロノグラフとして採用され、89年からはNATO軍パイロットにも正式採用され、現在も継続して納入されています。
チュチマ社の歴史は正に空軍パイロットのクロノグラフを作り続けてきたリアルミリタリーそのものです。

アル・パチーノ様、大事にお使い下さいませ。


久々の『映画と腕時計』でちょっと嬉しい腕時計修理専門店トゥールビヨン店主
というわけで、明日は定休日です。
折角の月イチゴルフなのに台風来やがって!
誰?雨男は?

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