腕時計修理専門店・トゥールビヨン店主のブログです
腕時計の修理の詳細や腕時計のトリビア、店主の個人的な趣味の話などを気の向くままに書いております。
 



プロ野球のオープン戦、大相撲の春場所に続き、春のセンバツも無観客で行われるそうで。

こりゃ大変です。

学校関係者や保護者の皆様、OB、応援団の送迎、宿泊施設などなど大勢の人が関わっているのに応援できない。

こりゃ無観客で試合をする選手にとっても辛いところ。

致し方ないのか...


この流れだと、オリンピック・パラリンピックも無観客で、ってことになりかねない気がしてきました。

無観客で開催しても、どうせ街には世界中から関係者やメディア、観客が来るんでしょ?

あまり無観客の意味がない気がしたりして。


ちょっと心配なのが日本人への入国規制を課している国がジワジワと増えてきている点。

恐らく今後PCR検査を受ける人が増えてきたら、必然的に感染者数も増えるんでしょう。

そうなれば、益々渡航制限が厳しくなる。

アメリカもその可能性を示唆しているし。


10代後半から20代前半、よく東南アジアを旅行してました。

日本にいたら気付かないが、当時の日本のパスポートは強かった。
(あくまで個人的な感想です)

残念ながら欧米には行ったことが無かったので、欧米は「日本」をどういう扱いなのかは知らないが、東南アジアでは間違いなく強かった。

「強い」という言い方は語弊があるが、「信頼」とか「信用」「安心」「保証」「尊敬」みたいなのがあった。
(繰り返しますが、あくまで個人の感想です)

これは、店主個人に対してのことではなく、「日本」が信用されている国だということに気付くのにそんなに時間はかからなかった。

安宿のフロントで汚い格好をしていてもJAPANの朱色のパスポートを見せたら「な~んだ、お前日本人か」と笑顔になったり、空港のイミグレーションやバゲージクレームでは簡単なチェックだけでスッと通れたり。

日本という国の信頼度の高さに、先人への感謝を忘れてはいけない。


それが、今は「日本」というだけでビザの発給が停止されたり、入国できなかったり。

サッカーのスタジアムからつまみ出される。

ヨーロッパではアジア人というだけで殴られる。

悲しい限り。


渡航制限が厳しくなると、バラエティー番組の海外ロケなんかもどんどん自粛されるんだろう。

『イッテQ』はどうなるんだ?

国内ロケになるんだろうか?

ま、こっちがそんな心配することないんだが。


これだけグローバル化が進んだ昨今、気軽に海外に行けなくなるのは損失が大きい。

何とか早く終息して欲しい。

ただただそれしかない。


では、修理品のご紹介。
こちら↓

SEIKO ラサール Ref.5A54-0350 クォーツ

大阪府大東市在住のT様所有。
リュウズ取り付け、巻き芯交換を行いました。

SEIKOの紳士用ドレスウォッチ、ラサールのクォーツモデルです。
2013年8月に一度OHさせていただいていて、今回が2度目のお預かりとなりました。
いつもご贔屓にありがとうございます。
今回はリュウズの軸(巻き芯と言います)が折れたということで、リュウズと軸の交換をさせていただきました。
T様大事にお使いくださいませ。


個人でも信頼されるようになりたい腕時計修理専門店トゥールビヨン店主

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