恵比寿ガーデンプレイスが同じく20周年を迎えたのは最近かと思ったのですが3年前の2014年。
思い返せば、tokyoboy、その20年前の1997年に日本に戻って新築直後のオペラシティにあるオフィスに着任致しました。
このチンチン丸出し君ともそれ以来の付き合いであります…
同時多発的に写美でも企画展走っていますが、先ずはこちらから。
予想通り、若い人中心の客層ですなあ〜〜
個人的には写真の写真を撮るのは如何かと思うのですが、まあ雰囲気を掴んでいただければと…
冒頭は如何にも彼らしい女性ヌード作品群。
基本アップでご紹介するのは困難な被写体たち、世の中 モデルさんばかりじゃないよね、みんな裸になればこんなもん、でありましょう。
そして、写狂人らしく、目の前にあるものをなんでも撮っちゃうアラーキー。
草間彌生さんとか、あ、ヌードじゃありませんよ、とか街の風景その他です。
ディスプレイに次々写真を投影していく、まるでスライドみたいな言い方になりましたが、も表現形式として面白いですよね。
真ん中は、茶沢通り沿いの中華料理屋さんが出て来たので思わず撮りました、の図。
この他、代田の街角や環七と北沢川緑道の交差点付近のお寺の前の植栽とか、アラーキーさんは結構近くにお住まいと知ります。
最後は今回の作品の中では比較的サービスショットと冥界に入られた楳図かずおさんとのツーショット。
同時代性をあまり感じなかったのが少し残念だったかなあ…
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常設は微妙に抽象的、つーかメッセージが少し目線ずれしている現代作家群をフューチャーして「静かなひとびと」というタイトルはなかなかにマッチング。
その中に、あれ今までコレクションにあったかしらん、写実画の五味文彦さんの作品が2点あったのにはビックリしました。
でもねえ、今回のビックサプライズは若手作家。
普段はほぼ素通りの最終コーナー、森洋史さんの作品が…
す、凄い👏
1977年生まれ、東海大から芸大修士で学歴ロンダリング。
ネットで見てみて下さい。
さて今回の入場料は1,200円。これが無料となって、ぐるっとパス効果は計6,560円となりました。