<川は流れる>

Reiの好きなこと、ここだけの話

「おじさん、疲れたよ~」

2008年10月13日 | ジュリーコンサート
小平行ってまいりました。今回も素晴らしい歌声を聴かせてくれたジュリー。美しさにも磨きがかかって、60を過ぎて美しさが戻ってくるなんて人間じゃない?なんて思ってしまいました。

この日は蒸し暑い日でした。雨がふったり陽がさしたり、いろいろと天気も忙しかったようです。
ジュリーは小平に来るときに渋滞に巻き込まれ、さらに、道に迷ったようで、のっけから「ご機嫌ナナメ?」と思われました。阪神のことを一言も言わなかったのも却ってマジ?切れてる?って思うくらいドスがきいた声でMCは始まりました。

「あ~、なんでここはこんなに暑いの?おじさん、疲れたよ~・・・・。小平に来る途中、延々府中街道まっしぐら、その途中に3億円犯人のロケの時の刑務所の横を通ったの、綺麗なベージュ色の壁になってましたけどね、昔はコンクリートのうちっぱなしみたいなので、あれはうちっぱなしとは言わないか。」
「青梅街道を通って、ここまできて、右折しようと思ったらできない、右折じゃないの?曲がったら又つかまるやないの。」
「センターラインのきれめのところでUターンして、目印はロイヤルホストの角のとこ、角やないやないか!」

こだいらの人にしかわかりません、この辺の地図は(笑)はい、あきらかに小平の方のみにお話になってましたー。

「途中からいい天気になってね、空を見たら横にまっすぐな雲が・・・なんかバラ肉みたいだなあ(笑)って」

お客さん、大爆笑。

「なんか今日のお客さん、クールやね。手馴れたもん、って感じ。
だからなんか違うことせなならん、と思ってたら、もう歌詞が・・めちゃくちゃマーチやがな。」
「めったにあることやないですがね。」

お客さん、「えーーーー?!」
ここでいきなりジュリー拗ねる。ぷいっと横向いてなんて反論してやろうかと考えていたのか、拗ねた背中がかわいいよ~。

「まったくないってゆうてない、間違って止めて歌うわけにはいかんやん、加○○○子さんみたいに。」

あ、言うてしもた発言、その一。

「このごろやたら取材が多い。みんな忘れとった(取材者側が) 何でかていうたら、1月に東京ドーム、大阪ドームの発表をしたからや。スポーツ誌に書かれた。けど、12月?鬼にも笑われる、福にも笑われる(なんの格言?)東阪名で言うた。あ、東阪名てわかります?それから6月25日に初日に発表した。その時はもうはっきり決まってたわけや、正月の時点で決まってた。A型のAやで、Oもはいっとるけど。やろうと、がちがちに決まってたわけよ、今やから言うけどね。ただ大阪ドームが発表しんといてくれて言うわけよ。」
「東京ドームは言うてもろて結構です、どうぞ言うてくださいて。」
「前日にどこがするか、舞台の設営を壊さないでやれるかどうか、使えたら格安になるねん。」
「その時点でサザンオールスターズがやるて思ってた、それが解散してしもた、どないしょう思ってたら、ジャニーズがやることになったって聞いて。あー良かった、おっさん、そろばんはじいたよ。そんなことあったりして、インターネットに出てるて友達が教えてくれるねん。私はインターネットはしないけど、しようとも思わないけど、」


ここら辺から少し早口でよく聞き取れないところも多数。興奮気味です・・。
要するに、ネットで人気再燃みたいに騒がれてるけど、信じてない、と。
ファンじゃない人たちの前で歌いたい、と。
ネット上でいくら中傷されても痛くもかゆくもない、自分はまったく気にしない、というようなことを言われてました。それから新聞の取材を受けた話に。


「朝日新聞にも載った、大阪の新聞にも。そのせいで、電車に乗れなくなったりするんやで。おばはんがすぐ見つけよるねん。」
「NHKさんもあれ、視聴率たいしたことあらへん、うちもやらないか、とマスコミが言うても、言いたいこと言われへん、みんな同じこと書くやんか。」
「向こうから言うて来ただけや、うち宣伝部あらへんもん」
「あと、読売新聞、共同通信、地方紙、東京新聞、載せる以上はのせるにふさわしい、こんなことしたんですよっていうのがいるねん。同じようなこときかはるし、同じようなこと答えるんですけどね。」
「ドームのこと、阿久さんのこと、で取材してこられる。阿久さんは自分には合わないと思ってた、これは昔から言うてる、みんな知ってるやん、合わないから、なんとかしてやろうと思って頑張ってきた。僕は安井かずみさんの詞が好き、その後、覚さんが書いてくれたけど、そのうち、忙しいからとか断られて、あとはまあ、自分で書いてきたんですけどね。」
「あとは我が窮状のこと、憲法九条を守ろうという歌なんですけど。」
「私もこっそり歌だけ出していいんだろうか、と思ってたら朝日がきてね。」

辻○○美さんに会ったときにこっそり、歌詞だけ渡したという話をしてくれました。
 
「辻○さんの党首の人に見せといてくださいて言うて。そう言うたら、九条を守る会の人たちが興味をしめしてくれたり、映画に使わせてほしいと言われたり、ソフトな歌やから。よくどういう気持ちであの歌を作りましたかって聞かれるけど、あの通りやから。説明せんでいいように歌の中で全部言うとる。」


そしてここから、何故ドームでやるかということを、今の問題点に置き換えながら話してくれました。

「せちがらい芸能界わからへんでしょ?素敵やったから、ファンの人たちが思ってただけでは生き残れない。」
「自信のあるなしで言えば、へこたれない自信はあった。唯一の力といえば、力。」


話がぼんぼん飛んでいきます。話したいことがいーっぱいある様子。だいたい内容はつかめます。同じようなことを神奈川でも言ってましたから。要するに、小平では関東ではあるけれど、やはり地方と同じく、地元の人が前で見て欲しい、と。地元に来てくれるから見に行こうという人に前方を占めて欲しいと思っているということですね。

「営業的なことでいえば、リピーターはありがたいわけよ、でも地元の人が多いと、自然なの、反応が自然なの。」


「リピーターがどんだけいたって、初めて見る人たちに支えてもろてるのよ。ファン以外の人、初めての人にきてほしいのよ」

ジュリーが、リピーターの人を傷つけずに、地方に行ったら地元の人に前でみてもらいたいと思ってるということを、どういうふうに言おうかといろいろと言葉を尽くしているのがよくわかりました。
オークションでチケットが高額で取引されていることにもだいぶ心を痛めているのでしょう。
怒られてるなんて思いませんでした。ジュリーの苦悩が忍ばれます。最後は優しい優しいジュリーでしたよ。
いつもジュリーはファンの人に安心しきって言いたいことを言っているように思えます。それはファンにとっても嬉しいことでは?と思うのは私だけ?^^






コメント (9)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

前代未聞?

2008年10月12日 |  ブログ
ただいま、東京から帰ってきました。
飛行機が40分遅れて到着しました。
何故、遅れたか?
出発は予定時刻どおりでした。ところが、滑走路を随分長い時間走ってるな、と思っていたらなんと飛行機が戻ってしまいました。
「な、なにごとや~、計器の故障か!」と思ったら、機長の説明がありました。
でも、耳栓をしていたのではっきり聞き取れませんでした。
推測するに、一人の男性が化粧室で煙草を吸ったかなにかで、客室乗務員に注意されたらしいのです。それが、言うことを聞かないばかりか、怒声を発したということで、丁重に飛行機をお降り願った、ということですね。
要するにその人を降ろしに戻ったのです。あちゃ~・・・・。
その事について、誰一人も文句を言わず、だまって乗ってました。そりゃそうだ~、降ろされたら困るし(笑)
それから、滑走路を走った分の燃料補給をし、やっと飛びたちました。
長い間、飛行機に乗ってますが、今回のようなことは初めてです。
ものすごく疲れました・・・・。仕方ありません・・・。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

FM fan ④

2008年10月11日 | ジュリーインタビュー
生のステージと芝居が自分には合っている

Y「じゃ、がらっと話題を変えて、今後のスケジュールを伺います。86年のご予定は?」

J「中心になるのはレコードづくりとコンサートです。コンサートは1月に東京と大阪で4日間づつやって、その後レコードに時間をかけて。7月ごろから9月10日ぐらいまでに、できれば40ヶ所ぐらいでツアーをやろうと。それ以前にNHKの朝のドラマがレギュラーで。」

Y「かっこいい役らしいじゃないですか。」

J「台本とかではかっこよすぎる役なんですよね。ただ本当にかっこよくなるかどうかはこれからでしょうけどね。(笑)」

Y「二枚目の役なんでしょう。」

J「そうなんです。東北地方のキリストと言われた人で、実在した人なんですけれど、キリスト教に目覚めて、仙台でミッションスクールを作ったりするんです。ところがもめごとに巻き込まれて、アメリカまで先生を訪ねて行くんですけど、その人はもうウエールズに行ったっていうんで、今度はウエールズまで追いかけていく、そういう人なんです。けれども、主人公の斉藤由貴さんがやる「りん」という子が憧れるという役なんです。」

Y「俳優さんという仕事には、どのくらい魅力を感じていらっしゃるんですか。」

J「すごく魅力を感じるけど。ただ、あとは自分の力がね、力を考えると、そうも言ってられんと思って。」

Y「お芝居をやるということには魅力を感じていらっしゃるんですね。」

J「はい、舞台というのはあまりやってないんですが、ずいぶん前に、やっぱり蜷川さんが演出して、唐十郎さんが書いた「唐版・滝の白糸」というのをやったことがあるんですけど、舞台もおもしろいなと思って。やっぱり生のものの方が何かをやったという感じがするんですよね。その場限り、今しか見れないというのが・・。コンサートもそうだし。それだけに思い切りできるし、いいにつけ、悪いにつけ今日のは今日のでいいんだと思えるから。だから、舞台の方が映画などより自分に合ってるかなと思ったりして。」

Y「映画やテレビのフレームの中に切りとられて、大写しになったりすることと、その人格や魅力とかは別物でしょう。そういう意味では舞台というのは本当に素晴らしいだろうなと思うの。」

J「ミュージカルはそう簡単にやれないと思うし。もうちょっと芝居だけの舞台になれてきたとき、本当にロックオペラというか、ロック・ミュージカルというか、そういうものが楽に出来るときが来るかもしれないと思ったりしているんですけどね。」



こうやって、未来のことを話しているジュリーを知ると、本当に目標に向かってコツコツと努力を重ねてきたんだなあ、と思う。
夢を実現し、さらに誰も踏み出したことのない、未知の魅力に磨きをかけてきた。
思ったとおりのことを実現していくというのは、一人の力では到底ムリで、そこにはいつも助けてくれる人、護ってくれる人がいたに違いない。
そういうところが、やはり、選ばれた人間、ということなんだろう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

巨人優勝!

2008年10月10日 | ジュリー
10日、巨人の優勝が決まりました~!!
この優勝はほんとに価値あるものだと思います。
原監督おめでとー!

それにしても、ジュリーの愚痴が小平で聞けるかと思うとうれしゅうてなりません。
今年の阪神をどのように分析してくれるでしょうか。
楽しみ~。巨人ファンがほとんどでしょうから、みんな余裕で、ジュリーのMCを聞けます。

ほんとにこんな展開になってくれるとは、ちょっと笑いが止まらない感じです。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いよいよこだいら

2008年10月10日 | ジュリー
明日 12時の便で小平行ってまいりまーす。
初めてのところなのでとても楽しみです。どんな会場だろうな。
音響はどうなのか、座席はどうなのか、勾配はどのくらいか、
雰囲気はどうか、などといろいろ気になります。
ま、一番気になるのはPAかな。
どうぞ良い音でジュリーをサポートしてくださいませ~。
おっといい忘れました。今回とても見やすいお席をいただきました。
澤会さん、ありがとーー

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

60曲!

2008年10月10日 | ジュリー
下山さんのブログで、泉谷しげるさんが還暦ライブをオールナイトでされたことを知りました。(泉谷展覧会60X60)
されるというのは知ってたんですが、日にちを把握してませんでした。
いやあ、この方もスーパースターですね。
見事に歌いきってくれたそうですね、60曲!素晴らしー。

ほんとに尊敬するミュージシャンです。
還暦オヤジたち、がんばれ~
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

売り切れ?

2008年10月09日 |  ブログ
今、チケットぴあに入っていって、「冬物語」25日チケットを検索したら
なんと、予定枚数終了しましたやて。
どうなっとるんですかね~。まだ一般発売から5日しかたってませんけど。

あーこの情報がドームチケットのことだったらどんなに良かったか。
枚数に大きな違いがあるので、比べちゃいけませんが、蜷川さんのシェイクスピア、やっぱりすごい人気です。
とりあえず、さいたま芸術劇場にアクセスしてみないと。


今、行ってきました。案の定ありません。ゼロです。
蜷川シェイクスピア、甘く見てましたわ~。

こんなこと言ったらなんなんですけど、「キーン」の時は空席が目立ちました。
私はもちろんS席を買ったんですが、二階のBOX席でとてもゴージャスないい席だったのです。
それがあたり見渡しても、ほとんどBOX席空いてるんです。えー、どうして誰も座らないの?って思いましたよ。
9000円という値段設定が高かった?今度のシェイクスピアも9000円なので、同じですね。

キーンの感想は詳しく書いていませんでしたが、どうも私には演出に問題があるような気がしました。
これは外国であたった舞台です。それをそのまま外人の演出家が日本に持ってきちゃった。
日本人向けに作り変えて欲しかったですねー。
市村さんのキーンは素晴らしかったんですが、全体の盛り上がりに欠けたことと、日本人向けのジョークが少なかったこと。
中途半端に笑っていいんだか、感動していいんだか・・・と観客が迷うような。
そんなこんなで、スタンディングオベーションも起こらず、カーテンコールの拍手も心なしか少なめで。
ちょっと不完全燃焼な観劇でした。

それにつけても「冬物語」観てみたかった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2009年1月

2008年10月09日 | ジュリー
一月に観たい演劇といえばズバリこれ。

「冬物語」THE WINTER'S TALE

主演 : 唐沢寿明  田中裕子
演出 : 蜷川幸雄

シェイクスピア・ロマンス劇です。前回の「ペリクリーズ」をビデオで観て素晴らしいと思いましたね。

2009年の1月15日から2月1日まで「彩の国 さいたま芸術劇場大ホール」であります。
なんとみなさまお気づきですね、ジュリー正月コンサートとだぶってるじゃないですか・・。
ああ、ご夫婦ともなんて働きもんなんでしょう。
これは24日に渋谷ファイナルに参加して、25日の「冬物語」に行くのが正しい遠征のしかた(笑)なのでは。

はっ?これって行けっていうこと?
うわあ、そうかあ、どうしよう・・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

FM fan ③

2008年10月08日 | ジュリーインタビュー
Y「私も最初に「灰とダイヤモンド」を聴いて、今度の「架空のオペラ」というLPを買うのが怖かったんだけど、実際に買ってみたら怖くもなんともなかったのね。すごく分かりやすく、抵抗のない、肩にそんなに力の入ってない作り方をしてらしたんで、それもわりと意外だったんですけどね。」
J「やっぱりもう一度、ボーカリストであるということを前面に押し出してみようと・・・。ここ3~4年は、サウンド志向でやっていたから、今度は世間で言う「アダルトっぽく」やってみようか、という感じだったんですね。
タイガースで始めたときは、もちろん向こうのコピーから始めたわけだから、日本語で歌うことにさえ抵抗を感じてた方なんだけれども、日本語で歌うということにもだんだんなれてくると、シャンソンっぽいものも歌ったし、ソロになってからしばらくの間、上手に歌えなかった歌が、今だったら心情的にも素直に歌えるし、そういうこともあって、バラードもいいなって、やりながら思ってたんですよ。」
Y「ミック・ジャガーも同じことを言ってましたね。」
J「ああ、そうですか。」
Y「ミック・ジャガーが、「やっと最近、僕、声が出るようになった。こう歌いたいなと前に思ってたように歌えるようになった」って(笑)。」
J「そうだろうと思いますね、本当に。それも何かのきっかけがないとね。「いやいや、まだまだオレはいくで」と思ってると、気がつかなかったんだろうし。」
Y「今度の李花幻さんて、あれは沢田さんなんですか?」
J「違うんです。(笑)」
Y「違うんですか?巷ではそう言われてますけど。」
J「井上陽水じゃないかというようなウワサも出てたそうですけれども。」
Y「じゃあ、李花幻さんという人は実際に存在してて、あなたではない。」
J「僕ではないです。」
Y「じゃ、今度のアルバムの中で、あなたは詞を書いてらっしゃらないし、曲も書いてらっしゃらない?」
J「そうです。」
Y「これから先「沢田研二」にしか歌えない世界というのを、まだ作っていけるんじゃないかという気がするんですけど。」
J「それが何かというのは、まだ分からないけど。あんまり世間の目を気にしてると、やっぱり角もとれちゃうし、丸くなって。大きくなればいいけど、どうしても小っちゃくなりそうだから。」



湯川さんは、昔からものをはっきり言うタイプの方だと記憶していますが、ファンの代弁者として、聞きにくいこともズバッと聞いてくれて小気味良いですね(笑)
ちなみに私は世間のうわさどうり、李花幻は裕子さんだと思っていますが(笑)



コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

おわび

2008年10月08日 |  ブログ
以前のブログ記事をこちらに移しました。
その際、皆様の大事なコメントが消えてしまい、大変申し訳なくお詫びいたします。
ただ、ファイルが残っていますので、ちまちま書き写そうかなと思っております。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする