さむらい小平次のしっくりこない話

世の中いつも、頭のいい人たちが正反対の事を言い合っている。
どっちが正しいか。自らの感性で感じてみよう!

世界共通の価値観… もはや世界総オウム信者だ

2015-12-23 | 社会・経済




こんにちは

小野派一刀流免許皆伝小平次です



さて、最近よく耳にする言葉、グローバルリズムとかグローバルスタンダード

国際標準、世界標準、国際協調や国際秩序、国際的価値観 などなど

これらは一体どんなものなんでしょう

基本的には主に経済的な用語として使われていたものなんですかね

「自国の利益ばかりを考えるのではなく、国際的にみな公平に商売をできるような環境づくり、秩序づくり、ルールづくり、統一的基準のモノづくり」

そんなものを世界共通のものとして国同士で共有しようってな考え方…

簡単に言えばそんなんで合っているんでしょうか

昨今「グローバリズム」なんて言葉はあんまり良い意味では捉えられていないようで、少々安心できるかとも思えるのですが、実際のところどうにも本当の意味での危機感みたいなものは感じられなくて…

また、これらの考え方は経済の分野のみならず、あらゆる事象における共通のルール、価値観などを共有するという意味でも使われているようでもあって

前回の記事

「フランスでテロ、悪いのはどっちだ」

でも申し上げたのですが、アメリカを始めとする白人先進諸国は、先に中東諸国にちょっかい出しておいて、反撃されたら無垢の市民を巻き込んでの空爆を「正義の戦い」のように言い張っているわけです




そして、世界中の多くの国々が、我が国を含め

「テロは断じて許さない!」「テロと戦う!」

と言ってその「正義の戦い」という価値観を共有し協調しているわけですね

先に述べた経済的側面においても「公平な商売」をするように言っておきながら、結局のところアメリカを中心に存在しているほんの一握りの金の亡者たちだけが儲かるためのしくみに、あの手この手を使って弱小国や、同じく自分たちだけが儲かれば良いと考えている人間が牛耳る国々を組み込んでいるとしか小平次には見えないわけです

彼らはそれを500年前から手を替え品を替え繰り返しているんじゃないですか

違うんでしょうか?

やっぱりアメリカは正義の国でしょうか?

そのへんのことを感じ取るためにはやはり歴史を知らねばならないと思うのです

「世界史」

現在我が国で学ばれている「世界史」は、基本的には白人国家の歴史観を元に書かれているわけです

ですから白人国家がこの500年間やってきた極悪非道な行為についてはほぼ触れられることなどありません





元々アメリカは、宗教争いの煽りを食った連中やイギリスの一攫千金を夢見た食い詰め者たち、もしくは刑務所にいた犯罪者なんかが、武器を持ち込み元々住んでいた人たちを殺し、追い出し、自分たちの土地にしちゃってできた国ですよね

「昔のこと」だから…

いいえ、今、中東はじめ世界で起きていることはこのこととなんら変わらないのです


その傲慢な価値観は、簡単に言えば「弱肉強食」の価値観です

強いものが自分たちの儲けのためには弱者から奪い取っても全く構わない


一握りの金の亡者はその「力」にモノを言わせ、より自分たちだけが儲かるしくみを作り、弱者を食い物にしているのです



それが500年前から現在も続く白人国家の「国際秩序」なわけです

その秩序に従わない者は時に暴力で、時に経済的制裁によってとことんまで叩きのめす

大げさではなくそれは今も続いているのですよ

その証拠に

「公平な商売」「国際秩序」「グローバリズム」

は、一方で汚い金の亡者だけを喜ばせ、一方で明日にも飢えて死んでいく子供たちを生み出しているではないですか



餓えている子供たちを救う、それはそんなに難しいことなんでしょうか

金儲けのしくみをほんの少しばかり変えれば多くの子供たちを救うことができはしないのでしょうか

中東の石油の利権のために横暴な振る舞いをして、挙句ISのようなテロ集団を生み出し、自分たちが手を出したからやり返されたに過ぎない状況で、報復だと言って市民を巻き込んだ空爆を平然とやってのける

こんな金の亡者たちの一方的なしくみが

「国際秩序」であり「世界共通の価値観」であり「悪と戦う正義」である



ってなもんです

それになんの疑問も抱かず、そのしくみの中で金儲けのことばかり考えているのだとしたら

それは麻原彰晃こそが世界を導く秩序だと信じて、地下鉄に毒ガスを撒き散らしても

「それが正義だ」

と信じていた連中と、もはやなんら変わりはないのです




私たちの先人たちは
古くは大陸的弱肉強食の価値観を持ち込んだ「渡来勢力」と、その価値観を東アジア世界に押し付けた「華夷秩序」や「遊牧騎馬民族」と

その後は、「白人キリスト教国家」の同じく横暴な秩序と

君を戴く国家として

徳が治める国家として

この国を護らんとして、その横暴で残虐で、道徳心のかけらもない「世界共通の価値観」とやらと

命を賭して戦って来たのです



目を覚ましていなくてはならないのです



世界に誇れる素晴らしい言語である日本語を大切にせず、グローバルな人間を育てるってんで英語でしか話してはいけない学校や企業が増えている…

自国の先人たちの尊い振る舞いもロクに教えず、白人的価値観に基づいた世界史を教えている…





麻原のオウム道場じゃあるまいに…

洗脳ですか?…






御免!







コメント (2)
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