さむらい小平次のしっくりこない話

世の中いつも、頭のいい人たちが正反対の事を言い合っている。
どっちが正しいか。自らの感性で感じてみよう!

令和3年 尾身クロンでしめくくり

2021-12-29 | 社会・経済


「オミクロン感染入院、都道府県で柔軟判断を」尾身会長ら政府に提案


こんにちは

小野派一刀流免許皆伝小平次です

本年最後の記事、尾身クロンで締めくくりたいと思います

上記記事についてお話しする前に、ちょっと今のコロナの状況を整理したいと思います

東京オリンピック開催の頃、コロナの感染者(陽性者)が一気に増えた後、急速にその数が減り、それに伴い重症者や死者も減って行ったわけです

小平次は、コロナ騒動が始まった頃から、騒ぎすぎだ、自粛や緊急事態宣言はやり過ぎだ、と訴えてきました

それは、素人の小平次が、素人のくせに妄想を振りまいていたわけではありません

それなりの専門家、識者の意見や主張に目を通し、実際のコロナの被害に関する数字を見て誰の言っていることが科学的で納得のいくものかを判断してきたわけです

逆に、多くの空き病床分の補助金をがっぽりもらいながら『人流抑制』ばかりを訴えてきた尾身クロン会長、コロナ患者を『感染症2類相当』をたてに、ろくに患者に向き合いもしなかった日本医師会会長、大多数の医師会所属の医師たちから、『人流抑制』をすることの科学的な根拠や、データなどについての説明など、見たことも聞いたこともありません

尾身クロン会長などが口にしていたのは、単なる感情論と、自身の感想ばかりでした

嘘だと思ったら調べてみてください、出てきやしませんから

ウイルスは、歴史的にも科学的にも、流行したら変異を繰り返し、感染力が強くなった分弱毒化する、これを尾身クロン会長が知らないはずもないと思いますが、これまで随分と軽く人の自由を奪い、その被害程度にあわせて感染症の2類相当から5類相当にすることを拒み、日本で一番コロナ患者を診た、と言われる長尾医師がおっしゃるように、初期感冒治療をしていれば救えたはずの多くの命をも奪ってきました

そんな尾身クロン会長が、上記記事では

『オミクロン株の感染者全員を入院させている現在の政府方針について、年末年始は都道府県ごとに柔軟に対応できるようにすることなどを求める提案をまとめた。』


そうです

その提案内容は

『従来のウイルスと同様に重症度に応じて入院が必要かどうかを判断する』
『濃厚接触者となった全員に対し、宿泊施設に入るよう求めている現在の方針について、宿泊施設の確保状況に応じ、自宅での健康観察の併用も可能にすること』

などを求めたそうです

つまりは対策を緩くする、ってことです

これまでの尾身クロン会長のコロナ対策を思えば、随分と柔軟な姿勢を見せているかのようですが、それが可能なのであれば、何故、今までコロナ対策について疑問を呈してきた専門家や識者の言葉に耳を貸さなかったんですか?

世間では

『第6波がー! オミクロン市中感染がー!』

と大騒ぎしているんですから、緩くしていい理由を科学的根拠を以って、国民が安心できるように説明をするべきです

で、記事をよく見ると、緩くする理由について

『年末年始は休診する医療機関もあるなど態勢が手薄になりがちだ。感染が拡大する地域で、医療現場が逼迫(ひっぱく)しないようにするねらいがある』

と、年末年始限定のようです

おひおひ! 尾身クロン株、もとい、オミクロン株は年末年始だけ活動を『自粛』してくれるのかい!?

そもそもが、緩くしていい理由はその脅威度から判断すべきです

医療施設、人員の問題なのであれば、その脅威度の検証をした上で2類相当から5類相当にすれば解決する話です

って、小平次ごときではなく、専門家、現場医師、識者が切実にそれを訴えてきたではないですか

で、年末年始限定であってもそれができると言うのであれば、自分に都合のいい専門家や医師ばかりではなく、いい加減他の専門家の話も聞いて議論しろよ!

なぜそれをしないのでしょう

私たちはこんな人に日本の行く末、子どもの未来を託してていいんですかね?

この人はワクチン接種も薦めてますが、どんなこと言ってましたかね

当初

『ワクチンを打てば感染拡大を抑えられる』 ➡ 収まらなかった

『ワクチンは感染を予防するものではない、重症化、死亡リスクを減らすのだ』

で、今、お隣韓国では、日本以上に接種が進みながら、感染拡大が収まらず、重症者も増え続けています

尾身クロンさん、その辺の説明をなんでしてくれないんですかね?


御免!


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オミクロン すでに市中感染拡大?

2021-12-24 | 社会・経済


専門家「氷山の一角」 市中感染、既に拡大か オミクロン株



こんにちは

小野派一刀流免許皆伝小平次です

オミクロン株

また大騒ぎですが、まずはマスコミの報道などに惑わされず冷静に向き合ってみましょう

小平次がコロナについて、一貫してしつこいくらいにこれまで言ってきたことは、

『コロナの被害実態を見た時、自粛や緊急事態などのその対策は適正なものなのか』

という問いかけと、小平次の意見として、被害実態とその対策による経済的損失、精神的損失は釣り合いがとれない、というものです

インフルエンザの年間死者数と比較し、ここまで人々の自由を奪い、仕事を奪い、夢を奪う、やりすぎだ、ということです

ちょっとみんな、小平次も含めてですが、言いなりになりすぎじゃありませんか?

例えば、緊急事態宣言中、アルコール禁止令が出されましたが、その理由は、酒を飲むと声が大きくなるとか、長時間密になるとか、まあ、感染確率が上がる、って言うことだったんでしょうが、もし、ある居酒屋で、酒を飲んでいれば、席の回転率は下がりますので、もし、客がみんな陰性者であれば、当然感染の心配も減るわけです

逆にアルコールの提供をしなければ、回転率が上がりますので、当然不特定多数の人との接触率も上がり、陽性者に出会える確率も上がるわけです(少なくとも店員さんは)

屁理屈のように聞こえるかもしれませんが、これは単純な事実です

で、こんな単純なことすら議論もせず、一方的に決め、コンビニにまで酒類の提供を自粛させようとしたのです

小平次の屁理屈を含め、ここに科学がありますでしょうか

要は国や自治体のやって来た感染防止対策なんてそんなもんだ、ってことです

またワクチン接種についても、今、国は5歳から11歳の子どもへの接種を半ば強制的に行おうとしています

一緒に考えて欲しいのですが、10歳以下のこどものコロナ死者数はゼロです

因果関係が不明としても、ワクチン接種後の死者は、高齢者が中心とは言っても、11月半ば時点で1300人を超えており、確率的には10万人に1人以上です

テレビとうさんさんの記事によれば、メーカーの公式発表では、接種後に何らかの理由で死亡報告が出る割合は(1人/十万回)

だそうです

で、上記死亡者数は報告数のみですので、実際の現場は報告を渋る医師もいて、遺族の希望でようやく報告、と言うケースもあり、現実的にはもっと多数に上るでしょう

https://www.mhlw.go.jp/content/10601000/000862202.pdf


10歳未満の子供の人口は約950万人、確率だけで言えば約100人の子どもが接種後、何らかの理由で死ぬかもしれません

10万回に1人、であれば、回数が増えればもっと増えるかもしれません

現に、20代までの接種後の死者はコロナの死者数を上回っています

『10歳以下のこどものコロナ死者数はゼロ』
『ワクチン接種後、100人の子どもが何らかの理由で死ぬかもしれない』


この事実を知って、まだ小学生である我が子にワクチンを打たせたくない、と思う親がいても当然のことと思いますが、そんな人は『陰謀にハマった残念な人』扱いされるのが今の現実です

その上で、国は5歳から11歳の子どもへの接種を半ば強制的に行おうとしている…

『10歳以下のこどものコロナ死者数はゼロ』
『ワクチン接種後、100人の子どもが何らかの理由で死ぬかもしれない』


この状況でこの男は



『利他的に物を考えワクチンを接種しよう』

とコロナリスクゼロ世代に接種を呼びかけています

コロナ死者ゼロの小学生相手に、命がけで『利他的に』って、お前なあ!

って思います

さて、冒頭の記事、大阪を中心に、報告数以上に、すでにオミクロン株の市中感染が拡大している、と言っています

ちょっと冷静に考えましょう

もし、記事のセンモンカの言う通り、すでに市中感染が拡大していたとして、その中心の大阪は今どんな状況なんでしょう

バタバタと街中で人が高熱出して倒れている、なんてことが起きているんでしょうか

職場や学校で、高熱出して休んでいる人が大勢出ているんでしょうか

そんなこと起きていません

大阪も、実際行ったわけではありませんが、ネットなどで見る限り、できる限りコロナ前の日常に戻ろうと、みなさん普通に過ごしています

『市中感染がすでに拡大』しているにもかかわらず、皆が一般的な感染症対策をしながら、日常を普通に過ごせているのであれば、それは、普通の風邪程度のものが広がっているに過ぎないってことなんじゃないんですか?

世界的にもそういう傾向が強いように見えますが…

これまでの歴史上、感染症は変異を続け、やがて感染力は強くなりながらも、弱毒化し共存の道をたどる、もうとっくにそういう段階だろうと思いますし、歴史と科学を無視し、変異株を追い続けていれば永遠にこの騒動が終わることはありません

もはや我が国の貧困化はのっぴきならないところまで来ていますし、昨年から女性の自殺の増加率も上がっています

15歳以上の若者の死因1位は、もちろんコロナではありません

『自殺』

です

子どもや若者にワクチン勧めるより、大人が考えるべきことは他にあるんじゃないですか

警戒はしながらも、冷静に向き合い、極力日常を過ごす、そして覚悟を決め強制的にもコロナを終わらせる

いや、もう遅きに失した感もありますが…



御免!



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日本書記 神功皇后紀を読んでみる 番外編

2021-12-23 | 日本書紀を読んでみる



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こんにちは

小野派一刀流免許皆伝小平次です

ちょっと年末、また忙しくなりまして、書きたいことはあるんですが時間がなく、過去記事(2019年6月)を少し加筆訂正して再掲載します


ずっと更新をサボってしまっているシリーズですが…

『日本書紀 神功皇后紀を読んでみる』

久々に読んでみる、のではなく本日は番外編

番外編として少し余談


第十五代天皇

応神天皇

以前の記事でも少し詳しく書きましたが、朝鮮の史書、百済本紀などの百済王の薨去、即位などの記述と呼応する記事が日本書紀にもみつけることができます

それらの外国の史書にある複数の事件の年代と、日本書紀の応神天皇紀にある同一事件の記述の年代との一致から、応神天皇のご即位は西暦390年である、とおそらくは高い確率で断定できるのではないかという論を、小平次は支持しております

もしそうであれば、母君であらせられた神功皇后の執政期間はその直前となり、古事記崩年干支から神功皇后の夫であらせられた仲哀天皇のご崩御が362年と推測され、その翌年からが神功皇后の執政開始となれば、外国の史書、新羅本紀に記される、西暦364年(363年?)の『倭軍が大挙してやってきた』というような記述こそが、神功皇后の第一回新羅征討なのかもしれません

古代史は本当に妄想が膨らみます


さて、余談の本題

全国に数多ある『八幡宮』と呼ばれる神社

祀られる八幡神は応神天皇と言われ、母君の神功皇后もご一緒に祀られていることが多いのです

その八幡さまの総本山が、大分県宇佐市にある

『宇佐神宮』



2、3年前、小平次はこの宇佐神宮を参拝する機会に恵まれまして、小平次にとって日本史のスーパースターにしてスーパーヒロイン、神功皇后をお祀りするその総本山を参拝できる、とてもありがたいことでした

そのとき、たくさんの写真を撮ったのですが、何かわけのわからない操作をしたのか、スマホの機種変更をした時に無くなってしまいました

なので、借り物の画像で…



境内は中々に広く、荘厳、と言う言葉がとてもしっくりきます

参道の茶屋、土産屋は神社の規模からしたらこじんまりとしてちょっとレトロな感じです




ありがたく参拝させて頂き、境内を歩いておりますと、観光客は平日ということもあり、さほどではなかったのですが、そこかしこで聞こえる韓国語

韓国人観光客が多いようです

大分と言えば、日本有数の温泉地、湯布院、別府などなど

大分空港には韓国からの直行便もあり、距離も近いですから割と気軽に韓国の方も来られるのかもしれません

すれ違いざまに聴こえる楽しそうな韓国語の会話…


小平次は思わず、苦笑、というか微笑んでしまうというか…

心の中でつぶやきます

『おひおひ、あなたたちはここにお祀りされているのがどなたかご存知なのか、ここにお祀りされいているのは、のちに朝鮮半島を統一することとなる強国、新羅、その新羅へ、雄々しく男装し、軍を率い、海を越え攻め入り、新羅国王を跪かせ朝貢を約束させた大和の美しき女帝 おきながたらしひめのみこと、神功皇后であらせられるぞ… 』


きっと

知らなかったんでしょうね

だって豊臣秀吉のことは大っ嫌いなわけでしょう?

そうすると、新羅国王を跪かせ、朝貢を約束をさせた女帝なんて、とっても憎たらしいんじゃないんでしょうか


それとも知ってたけどさほど気にはしてないんですかね


言われているほど一般の韓国人は日本が嫌いじゃありません



御免!




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日本では致命的な誤りのある「MMT」を絶対にやってはいけない ? ちょっと何言ってるかわからない

2021-12-15 | 社会・経済


こんにちは

小野派一刀流免許皆伝小平次です

ちょっと気になる記事をみつけましたのでご紹介と感想

長いのでリンクを貼っておきます

『日本では致命的な誤りのある「MMT」を絶対にやってはいけない 』


小幡績さん、という慶應義塾大学大学院准教授である経済学者さんが、ここ最近?、もてはやされているMMT理論(現代貨幣理論)を、かなり攻撃的に批判している、と言う記事です

小平次は大学で経済学を学んだ…

はずですが…

実のところ学んだのは、いまだ神と崇めるカルロス・サンタナ、ウェス・モンゴメリー、アントニオ・カルロスジョビンといった人たちのギターの技術や感情表現、まさに音楽に明け暮れた4年間でしたので、経済学はちっともわかりません

入学早々、てんで理系弱者の小平次は、経済理論などの授業にすぐについて行けなくなり、一般教養の『世界史』や『日本史』、ゼミでは『日本の古典を読む』だとか、スペインの新聞『El Paísから学ぶ』などなど、経済とは全く関係のない分野にのめり込んでいました

そんな小平次ですが、今回ご紹介した、小幡さんの記事、端から理論破綻している、と言うことぐらいはわかります

MMTとか、良くわからない人がいたら、小平次もそう詳しいわけではないのでぜひ『テレビとうさんさんのブログ』の過去記事などをご覧になってみてください

MMT理論の肝は

『自国通貨を発行できる政府は財政赤字を拡大しても債務不履行になることはない』

といったことだと思いますが、経済学弱者の小平次には、これは単なる『事実』にしか見えず、その事実を批判することの意味がわかりません

その事実に基づき、これまでの緊縮財政の果ての増税を止め、『財政出動』を大胆に行い、市場を活気づかせ、所得を増やし、消費を拡大させる、そういう主張をする人がこのところ多いわけでして、小平次なんかもその方向で行くべきだろう、って思うわけですが小幡准教授のように、頑なにそれを否定する人が大勢いるのです

何より、財務省が『財政出動』など全くする気はない、というのが現状です

さて、冒頭の記事、経済学弱者の小平次でも理論破綻している、と思うのですが、小幡さんは、例えば、財政出動を謳う連中は

『財政支出の中身の議論を行っていない』

と言い

『失業率が歴史的に最低水準にあるような場合に、景気対策をするための財政出動はするべきでないことも明白』

と言ってますが、失業率がどうとか言うより、現実的に実質賃金は減り、多くの国民の所得が低いために消費が伸びない、これが現実であり、株価や地価などといったもの以前に、私たちの身の回りを振り返ってみろ!

と、思います

他にもいっぱい突っ込みどころがあるのですが、それは詳しい人にお任せし、小平次なりの現状についての考えを述べてみたいと思います

現在の多くの企業が、利益を出すために人件費を削り、それが貧困層を生み出している、そんな風に見えています

小平次の身の回りにも、その日の食事が給食のみ、あとは子供食堂にたよる、そんな児童が実際にいます

失業率が低かろうと、現実には所得が低いために消費も伸びず、国内経済がデフレで疲弊し、儲かっているのは一部の大企業のみ(外国の)、見ている視点が全くもって間違っている上、それを指摘されることを踏まえ

『役に立つ支出と無駄な支出と、害悪の支出とがある』

と言い、まるで積極財政支持者が、なんでもかまわないからどんどん財政出動をしろ!、と言っているかのようなことを言っていますが、どこでそんな議論がされたのでしょう

そもそも『役に立つ支出と無駄な支出と、害悪の支出』の区別はだれの判断によるものであって、どういったものを指すのか全く根拠も例も示していません

また、失業率、など数字の上だけではわからないフリーシフト制などの現実的な問題、今はどうにか仕事にはありついているが、会社の都合で仕事量を調整され、日々の暮らしもままならない、っていうような人はゴマンといるんです

さて、経済学弱者の小平次が、この小幡さんと財務省と政治家に最も言いたいこと

『あんたたちの言ってきたことをやって来て、この30年間でデフレから脱却できたのかよ! いい加減、別な方法を考えるくらいしろよ!』


この30年間、小幡さんらの主張や財務省、政治家の方針で緊縮財政、その果ての増税で国民は疲弊し、デフレの脱却はできなかった、その対策は明らかに間違っていたのではないか、経済学弱者の小平次の目にもそう映ります

であれば、ダメだったものはダメだったと素直に誤りを認め、自分たちとは違った視点に耳を貸し、議論し、違った対策を考えることが政策決定に携わる者たちの役目だと思いますが、小幡さん、記事の最後にこんなことを言っています

『(MMT理論に基づく経済対策の)理論的な4つの誤りのほうも、ここに明確になっただろう。したがって、これ以上、MMT理論を批判する必要はない。もうたくさんだ。』

おひおひ!学者が議論を拒否しちゃだめだろうww

ちょっと何言ってるかわからない

現在のコロナ対策、ワクチン接種も、分科会の専門家や政治家が、自分たちの考え(利益)に固執し、一切の異論を排除、聴く耳も持たず議論を拒否、一方的にことを進め人々の自由を奪い、生活、命までも奪っています

この『小幡積』もコロナの『忽那賢志』も、異論を排除し議論を拒否、人の命や生活よりも自分たちの利益を優先させる学者、医師にあるまじき男たちであることは間違いないように思います

さて、今回の記事、フォローさせて頂いている『面白く、そして下らない』さんが、同じ記事を元にブログを書かれ、経済学弱者の小平次なんぞよりもはるかにわかりやすく的確なご指摘をなさっていますのでご覧になってみて下さい


御免!

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インド放浪 本能の空腹37 帰ろう! 日本へ!

2021-12-08 | インド放浪 本能の空腹
Biman Bangladesh Airlines

30年近く前、私がインドを一人旅した時の日記を元にお送りしております。

前回、クリスチャンとして、神に命ぜられたと思い込み、3度もマザーテレサの死を待つ人々の家で奉仕をしようと、目の前まで行きながらも扉を叩く勇気がなく、痙攣して倒れる老人を見てホテルへ逃げ帰った、と言うところまででした。

続きをどうぞ


*****************************************

 マザーテレサの病院へ行かなくてはならない、そして死を待つ人々に神の愛をもって奉仕をしなくてはならない、まるで強迫観念のような感情の中、1日目は場所がわからぬと引き返し、2日目は心の準備が整わない、と引き返し、意を決し行った3日目、目の前で痙攣しながら泡を吹いて倒れ込んだジイサンにビビり、結局病院内に入ることすらできず、ホテルへ逃げ帰った。

 ホテルへ逃げ帰り、おれは泣いた。声を出して泣いた。

 情けない!情けない!情けない!

 なんと弱い人間なのだ!

 イエス・キリストの無償の愛を学び、それを実践する者として『死を待つ人々の家』の前まで行った。

 だが、おれは逃げ帰った。

 結局自分さえ良ければいいのだ!

 他人なんかどうなろうとかまわないのだ!

 何がクリスチャンだ!

 おれは泣いた。泣きながらガネーシャの絵を描きなぐった。

 やがて、ひどく心をざわつかせながらバッグから聖書を取り出し、無造作に開いた。

 たまたま開いたページにはこう書かれていた。

『あなた方はそれぞれ、神から賜物を授かっている、その与えられた賜物に従ってたがいに仕えなさい………』

 それはどういうことだ。おれにはおれに与えられた役目があり、おれ自身にできることをしろ、ということか?

 であれば、『死を待つ人々の家』から逃げ帰ったおれも、それは神から命をもらったおれ自身であり、おれにできることをすれば良い、そういうことでいいのか?

 おれは、東大の大学院卒の肩書を捨て、ダッカで貧困に立ち向かっているMさんのことを思い出した。

 ある時、Mさんがダッカから一時帰国をしたことがあった。そして、ダッカの貧困の状況や、自身の活動を報告する、そういう会がおれの通う教会で催された。久しぶりにあったMさんは、過酷な環境下にあったなどとはとても思えない、変わらぬ明るい笑顔と美貌で、ダッカの現状を語ってくれた。

 講演後、簡単な茶話会が催され、おれはMさんと話をする機会に恵まれた。おれは言った。

『Mさん、おれ、Mさんのように自分を捧げるみたいにして人のために奉仕するなんて、とてもできません、それどころか、普段から自分勝手で、酒もたばこもやるし、合コンしたり、遊んでばかり…、教会ではとても言えないようなこともしています、神の教えとはほど遠いような人間です…』

 この頃、教会に通うほとんどの人は酒やたばこなどとは無縁であった。聖書の言葉を守り、結婚するまで童貞や処女、大多数の人がそうだったろう。おれのような不届き者はごくわずかであった。

 そんなおれに、Mさんは変わらない、明るい笑顔を向け言った。

『小平次クン、それは違うよ、小平次クンには小平次クンに与えられたものがあるんだよ、だって、私には小平次クンの真似はできないし、小平次クンが知り合えるような人たちとも、きっと知り合えない、だから小平次クンは、私や他の教会の人たちが伝えることのできない人たちに、神様の言葉を伝えることができるんだよ! 小平次クンらしくすればいいんだよ!』

 ああ…、本当に、本当にそれでいいんですか?

 泡吹くジイサンを見て逃げ帰ったおれも、この先、生きて行くことが許されるのですか?

 Mさんの言葉を思い出し、また泣いた。そしてガネーシャを描きなぐった。

 それから数日間、おれは呆けたようになっていた。Mさんの言葉と、逃げ帰ったおれ自身の罪悪感、無力感、それがおれの心の中を交錯し続けた。

 罪悪感、無力感が勝ると、もう何もかもがどうでもよくなった。おれがこの先生きて行ったとしても、その人生は利己的で自己中心的で、心から人を愛する、そんなことはできないに違いない、であれば生きる意味はんだ?

 この部屋を一歩出れば、人からわずかな金を恵んでもらい、目標もなく、ただその日をやり過ごすためだけに生きている人間が大勢いるではないか。
 そいつらだって、いつ、ゴミに埋もれ、朽ち果て、この悠久の大地と同化してしまうかなんてわからないのだ。

 おれのこれからの人生と何が違うんだ?

 おれがこの街で、金を使い切り、やがて金持ちそうな日本人観光客相手に、虚ろな目をして手を差出し、『Money…』とやって、物乞いとして生きて行く。そしていつかこの街に同化していく。

 やがてこのような考えが支配的となり、気力、体力、その他、すべての生きる力が全身から抜けていくような気がした。そして、それがなぜか心地よく感じられるようになり始めていた。

『この街と、インドと、悠久の大地と、おれは同化してしまおう…』

 本気でそう思った瞬間であった。

 おれは寝そべっていたベッドから飛び起きた。そして、一瞬でも本気で『同化してしまおう』と考えたことに恐怖を覚えた。

『ダメだ!ダメだ!ダメだ!ダメだ!!!!!』

『何を考えているんだ!ダメだ!ダメだ!』

『帰るんだ! 日本へ! これから送るべきであろうおれの人生、おれにはおれの人生がきっとある! 帰ろう! 日本へ!』
 

 『危ない…、本当に危ないところだった…』

 それから、Biman Bangladesh Airlinesの1年オープンチケットを握りしめ、部屋を飛び出し、インド博物館の並びにある Biman Bangladesh Airlinesのカルカッタオフィスへ向かって走り出した。


*************つづく

この時は本当に『危なかった』と心からそう思いました。まさに魔の潜む街、カルカッタ、そう思いました。今思い出しても、あの時飛び上がっていなければ一体どうなっていただろう、そんなことを思います。インド、特にあの街カルカッタ、圧倒的な人間の本能と、渦巻く混沌、弱い心で向かうと飲み込まれてしまう、そんな感じだったですかね~ 


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少し落ち着け 『尾身クロン』 いや『オミクロン』

2021-12-01 | 社会・経済


こんにちは

小野派一刀流免許皆伝小平次です

またまた変異株だ、と大騒ぎです

去年から言ってますが、新型コロナ、というものが普通の感染症の一つならば、当然に変異を繰り返し、終わることなんかありません

こんなことは科学以前の話で、例年のインフルエンザ一つとっても明らかなこと

さて、今回の『尾身クロン』、もとい、

『オミクロン』

その命名にすら疑問符がつきますが、それは置いておきまして

最初の発表から、今回は日本政府も素早い対応で『全面入国制限』を行いましたが、報道などでは、よほど自分で検索などしなければ、実際南アフリカ、その他の国でどの程度の被害が出ているのか、などがさっぱりわかりませんでした

これまでのコロナ対策も、良心的な専門家さんを除き、尾身会長、中川会長、政治家、実際のコロナ対策を決定できる立場にあった人たちは、異論反論など受け入れることもなく、実際の被害程度とその対策のバランスを科学的に検証、議論するなど、一切せず、ここまで随分と簡単に人の自由を奪い、生活を奪い、2類指定のまま放置、保健所管轄案件にしてしまったため、命まで奪ってきました

今回の入国制限、対応が早い、と評価する向きもあるようですが、こんなこと繰り返していたら永遠に『変異株』の度に経済や生活に制限をかけ続けることになります

『新型コロナウイルス』

が、武漢から発生した、といわれた一昨年のころならばともかく、もはや変異がどれだけ続こうと、自然免疫で対抗し共存するしかないのです

で、今、『オミクロン』の実態がようやく報道され始めましたので見てみましょう

『南ア医師「今のところは軽症」 オミクロン株13の国と地域で確認、蘭では13人陽性』

記事では、南アフリカ医師会 コエツィ会長と言う方が、

『今のところ、患者たちの症状は軽い』

『症状のほとんどは、1日2日続く強い疲労感、その後、頭痛や体の痛みです』


と言っています

まあ、…、

『風邪』

ですね

さらにもう一つの記事

『【新型コロナ】EUのオミクロン感染、全て無症状または軽症』

まあ、こちらは『ワクチン』ヨイショ記事ですが、尾身…、いやオミクロンはEUにおいても、現時点では『風邪』程度、ということに間違いはないようです

小平次は、叶うならば日本はまた鎖国してほしいくらいに考えている人間ですが、そんなことはできるはずもありません

国益にかなう形(人それぞれ)で外国との交流は避けられません

無駄な入国制限などすぐに解除すべきです


何度も何度もご紹介してきた学者さんたちの論を、まとめて、しつこくしつこく申し上げます
(以前紹介したリンク記事は消えているため貼りません) 

一昨年、武漢発で新型ウイルスの感染拡大が確認されると、多くの国が中国人の入国制限を素早く行った

日本ではインバウンドを期待した上、中国への配慮からか、随分と遅れて入国制限を行った

そのため、野放し状態で、大量の中国人無症状陽性者が、日本に来たため、多くの日本人は早い時期からこのウイルスを体内に取り込んだ

ウイルスそのものはインフルエンザほどの強毒ではなかったため、自然免疫でほとんどが処理され、再度の曝露で抗体の基礎を持ち、やがて集団免疫を獲得し、変異株などに対抗した

一早く入国制限をした国々では、最初の自然免疫からの抗体獲得の段階を経なかったため、その後の変異株などにも対抗できず、被害が大きくなった

こういったことを、日本でのコロナ死者、重症者が欧米諸国に比べ圧倒的に少ない理由の一つとして、そして、感染症対策としてはロックダウンや、行動制限は却って仇になることを、京大の上久保教授や、国際医療福祉大学の高橋教授らが、昨年のかなり早い段階で述べられております

行動制限は却って仇になることは、日本で最もコロナ患者を診たお医者さまも仰っています

現在、日本においてほぼ収束したコロナ、その理由の説明もできないテレビに出ているセンモンカや、尾身クロン会長、コメンテーター、などよりは、はるかに説得力があり科学的な見解だと思います


さて、こんなこといつまで続けるのでしょう

『未知のものだから』

いやいや、色んな『株』が出てきては消え、もう2年も経ってますって

結果は出ているでしょう

私たちが考えなければならないのは、特に先進国、と言われる国々が、どうしてこうやっていつまでも騒いでいるのか、日本でもマスコミを中心に、どうしていつまでも大騒ぎしているのか、そっちの理由の方だと思います(ワクチン未接種者の多い国の方が明らかにコロナ被害は少ない



御免!






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