さむらい小平次のしっくりこない話

世の中いつも、頭のいい人たちが正反対の事を言い合っている。
どっちが正しいか。自らの感性で感じてみよう!

天皇陛下のおきもちに沿う 3

2016-12-31 | 天皇・皇室
こんにちは


小野派一刀流免許皆伝小平次です


以前、割と著名な脚本家さんのブログを読んでいたら


「安倍首相が(おそらくは硫黄島の滑走路)地べたに膝と手をつかれ、慟哭の表情で土の下の英霊のご遺骨に向かわれた写真には胸を衝かれたが、天皇皇后両陛下がパラオのペリリュー島に行かれ慰霊されたり、東日本大震災などの被災地へお見舞いされる姿を見ても何も感じない」



というようなことをその方がおっしゃっていました


不思議なものです

小平次は逆に、安倍首相の土下座などあまりにパフォーマンスが過ぎる、と思っていましたし、天皇皇后両陛下の慰霊や、涙を流して両陛下のもとに集まる被災者の方々、寄り添われる両陛下のお姿に小平次は涙が止まらなくなりました

また、この脚本家さんは、天皇陛下が公務として慰霊やお見舞いをされることに疑問を呈し、さらに「祭祀がおろそかになっていはいまいか」と天皇陛下に向かって苦言まで呈しています

この他にもこの方は、世が世であれば首を刎ねられてもおかしくないような不敬な言葉を数多く発しています

他のこと、我が国の外交面、その他国策などにおいては非常に保守的な方でいらっしゃり、共感できることも多いのですが、天皇と皇室に関しては小平次とはまるで真逆な考え方なのです

この脚本家さんは決して反日的な人ではありません

むしろ逆です

天皇と皇室に敬意をはらうべきともおっしゃています

にも関わらず今上天皇陛下に対しては不敬の言葉のオンパレードなのです

なぜなんでしょう



8月8日、天皇陛下御自らおことばを私たち民に向けて発せられました

「象徴天皇の務めが常に途切れることなく、安定的に続いていくことをひとえに念じ、ここに私の気持ちをお話しいたしました。国民の理解を得られることを、切に願っています。」
ごく普通の感性で読めば、天皇陛下が私たち民に切にに願われていらっしゃる事、それは

「象徴天皇の務めが常に途切れることなく、安定的に続いていくこと」

であることはわかると思います

しかしながら、陛下のおことばを受けて発足した「有識者会議」においての議論は、全くもってそのご意向に沿っていません

それどころか反しています

さきの脚本家さんもそうなのですが、天皇陛下が明確に否定されているのにも関わらず

「摂政をおくべき」

という論もいまだに根強いのです

有識者会議の議論についてコメントを求められた「保守系の知識人」の中にも摂政をおくべき、と言う人が大勢います


不思議なものです

どうして「保守」を自認しながら、こうも天皇陛下のおことば、おきもちに逆らうのでしょう


さきの脚本家さんやコメントを求められた保守系の知識人に共通のことがあります

ほぼ全員、皇位の継承は男系男子のみ、という主張を譲らない方々です

さらにこの方々の中には、今上天皇陛下が皇太子時代、徹底的にGHQから洗脳教育を受けているとか、皇太子ご夫妻は朝鮮系と関係が深い、などの疑念を持っており、もはや皇室は良からぬ勢力に乗っ取られ今上天皇陛下はそれらの勢力のために、是が非でも愛子さまをゆくゆく天皇に即位させそれらの勢力とともに、日本を支配しようとしている

などと真剣にに考えているの人も多いのです(さきの脚本家さんも)

ですから、本人たちはいたって真剣に「日本を護るために」現皇太子さまのご即位を阻止なければ!

と思っているのです


小平次もですね

以前は結構頑なに

「皇位は男系男子のみが継承すべき」

と考えていましたし

天皇と皇室が洗脳云々という話も何かの雑誌やらネットやらで初めて読んだときには、恥ずかしながら少々動揺したりもしました

でもですね、考えました


もし、そんな日本を売るような天皇と皇室ならば

もし、GHQごときに洗脳されるような天皇であれば


なぜ自分は被災地を見舞われる両陛下に涙するのだろう

なぜ天皇陛下がいらして下さることに安堵を覚えるのだろう

なぜ君を戴くこの国に生まれたことを幸せに思えるのだろう


もはや日本人としての本能だと感じております


もし、さきの脚本家さんはじめ一部の「保守」言論人の言うとおり

「天皇も皇室も洗脳され日本を売ろうとしている」

ことが事実であったならば

それは先人の皆様が命を懸けて護ろうとした日本がすでに滅んでいるということです

もしそうであればその時は、日本人として潔く死のうではありませんか(すみません、軽々しく死ぬとか言って)

でもそういうことだと思うのです


長い歴史の中で培われた皇室

「君のあり方」

だてではありません

我々凡人、一般人が理解できるはずもありません

長い歴史の中で培われた伝統

「君のあり方」

低俗な雑誌ごときのゴシップ記事のようなもので軽々しく語れるものでは決してないでしょう


以前もお話しましたが、愛子さまの書かれた小説

先の知識人たちは

「読んでみるがいい」

と、思います

古の神々の世界が実に鮮やかに、清らかに、頭に浮かんでくると思います

同時に、やはり私たち一般人とは全く違う神聖な領域で暮らされていることがわかるでしょう


今上天皇陛下を侮辱し、男系男子のみの継承を主張する人たち

もはやそれは自身のアイデンティティになっているのでしょう

その否定は自己の崩壊をもたらすことであり、簡単にはできないでしょう

以前、熱心なクリスチャンであった小平次も、キリスト教と決別しようと考えたとき、自己崩壊しました

精神科にも通いました
(教義そのものを否定したわけではありません 今でもイエスの言葉は素晴らしいと思っております)


それでも乗り越えなくてはなりません


ことは単純です

日々私たち民と国のために無私のお心で祈る天皇と皇室に感謝申し上げ、敬愛の心を持てるか

それだけだと思います


一般の民が上目線でゴチャゴチャ言うことではありません


「天皇に苦言」「天皇に進言」

立場をわきまえ、いい加減にしましょう

もし、愛子さまが天皇にご即位される日が来るのであれば、日本国の民として、全身全霊で君として戴き崇敬申しあげようではありませんか


洗脳された天皇?

男系でなければ日本でなくなる?

そんなこと絶対にありませんから


直系であれば十分ではないですか

「誰もが天皇になれる」

そんな風には決してなりませんよ


むしろ何百年も前まで遡って「男系」の一般人を探して天皇にご即位いただく

その方がよっぽど

「誰でもいい」

ってことになりませんか?



御免!

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北方領土問題…、ってなんの「問題」?

2016-12-24 | 社会・経済


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こんにちは

小野派一刀流免許皆伝小平次です



先日、プーチンロシア大統領が来日し、安倍首相との首脳会談

「北方領土問題」

に進展があるか、ってなことで連日メディアも大騒ぎでした

自民党の二階幹事長が

「北方領土問題」の進展がなかったことで

「国民の大半がガッカリしている」

つまりは国民の期待を裏切った、みたいなことをおっしゃっていました

「国民の期待」

さて、今回のプーチンさんの来日において、北方領土の返還についての進展を期待していた国民、なんていたんでしょうか

少なくとも小平次は、今回の首脳会談において北方領土の返還に向けての進展がある、なんてこれっぽっちも「期待」なんかしておりませんでしたよ


ロシアなんて、帝政時代からソ連時代、現代いたるまでそう変わりはないと思っております

クリミアの併合などに見られる強引な外交、現代でも起きている国内の反体制派の人たちの怪死、変死事件、どうでしょう、昔からそう変わっているようには見えません

ほぼ独裁者とも言えるプーチンさんが、何の得もないのに一度奪い取った領土を返還するなんてあり得ないと感じるわけです

何がしかの日本側の譲歩を引き出すために、外交カードとして利用することはあっても本気で返そうなんて気はさらさらないでしょう(現実にお金を出して経済協力はしても領土について進展はない)

もし、今回本当に、北方領土の返還について確定的な進展を望むのであったならば、優秀な外務官僚と政治家の水面下の外交努力が不可欠であり、現状からしてそのどちらも望めませんので、やはり領土返還に進展などあり得なかったということでしょう


では、私たちはどうすれば良いのでしょう

我が国の領土を強奪されたまま、諦めなくてはならないのでしょうか…

「北方領土問題」

小平次が常々感じていることがあります

「違和感」

と言ってもよいのですが、多くのマスコミ、政治家が普通に使っているこの言葉

「北方領土問題」の「問題」という言葉に違和感を覚えるのです



「問題」

ってなんでしょう

辞書で調べてみましょう

1 解答を求める問い。試験などの問い 「数学の問題を解く」「入試問題」
2 批判・論争・研究などの対象となる事柄。解決すべき事柄。課題 「そんな提案は問題にならない」「経済問題」「食糧問題」
3 困った事柄。厄介な事件 「新たな問題が起きる」
4 世間が関心をよせているもの。話題 「問題の議員」

goo辞書




「北方領土問題」

の場合、2番の意味が近いのでしょうか

つまり当事者間の利害の不一致から「解決すべき事柄」がある、ということでしょう

小平次が違和感を覚えるのはこのあたりのことなんです

北方領土について、簡単に歴史的経緯を見れば、大戦末期、日ソ中立条約を一方的に破棄したソ連が、大陸での戦争、対米戦争で疲弊しきっていた日本を襲い戦勝国として振る舞い、戦利品のようにして強奪した、ってなところでしょう

これはなんですか?

当時の国際ルール、その後のサンフランシスコ条約から考えても言わば

「強盗」

です

もし、自分の物やお金が違法に力づくで奪われたとして、その犯人もわかっていたとします

その場合

「凶悪強盗犯Aとの間の解決すべき『強盗問題』

なんて言い方しますか

「問題」

にしちゃうから解決が遠のいちゃうんじゃないですか

凶悪強盗犯が「A」とわかっていたら普通どうするんでしょう

警察に捕まえてもらうんです

「おれはやっていない!逆にソイツがおれの金を奪ったんだ!」

って開き直ったらどうしますか?

証拠を集めて事実を示し

「司法の場に引き摺り出す」

ほかないでしょう

今はそんな段階ですよ

「凶悪強盗犯Aとの間の解決すべき『強盗問題』

なんてのがおかしいのと同様に

我が国とロシアの間に

「北方領土問題」

など存在しないのです

起きているのは凶悪な

「領土強奪事件」

です

国民一人一人がその意識を強く持たねば「事件」の解決は遠のくばかりです

もちろん「司法の場に引き摺り出す」のは容易なことではありません

国際司法裁判所の管轄権等、当事国の合意等々

しかしながら、フィリピンが行ったような、仲裁裁判所への単独提訴だってかまわないのです

相手が応じなくても、我が国として、「事実と証拠」を示し、公明正大なスタンスから国際社会の公平な判断に委ねるという姿勢を貫くことがまずは必要だと思うのです

「中・韓・露」

無法者国家です

無法者には無法者なりへの対応をしなくてはならないでしょう

「対中国への牽制上、ロシアとの関係を悪化させるのはよろしくない」



それはそうでしょう

関係を表面的にでも良好に保ちつつ、国際社会には歴史的事実を認定させる

それこそ外交手腕の見せ所でしょうよ

無法者を黙らせるには「事実」を広く知らしめるよりほかないと思うのです


尖閣、竹島も同様です


そして何より

「ごく普通の中学生の女の子が、家族と共に幸せに暮らしていたのにも関わらず、凶悪な誘拐犯に、凶悪な国へ連れ去られた…」

ここにも「拉致問題」なる利害の不一致による解決すべき「問題」など存在しません

起きたのは極悪非道な

「誘拐事件」

に他なりません

「凶悪誘拐犯と両親が『誘拐問題』について協議」

もっとしっくりきませんね

であればやることは同じです

事実と証拠をもって広くこの凶悪事件を世界の世論に知らしめる

凶悪犯を匿う凶悪国家を世界中で追い込む、凶悪国家に味方する国があればまたその国も凶悪国家である


もちろんそれだけでは「事件」は解決はしないかもしれません

しかしこれまで、9人の被害者の帰国以降、なんら進展の無い状況

「二国間の外交『問題』」

にしてしまって、わざわざ単純な「凶悪事件」「国際・外交問題」化して複雑にしている、それが事件解決を遠のかせている、小平次はそう感じるのであります


尖閣も竹島も北方領土も拉致も、慰安婦も南京も「事実」を世界に訴えることこそが「問題」の解決にむけた最善の一歩である、小平次はそう思うのです

起きていることは

「強盗」や「誘拐」

である

まずは私たち日本国民一人一人が、強くそれを意識すべきだと思うのです

それが意識できれば、おのずと国の事件解決の方法もまた変わってくると思うのです



しかし、政府はなにゆえ司法的手段にでることを躊躇しているのでしょう

まあ誰の顔色窺っているんでしょうって感じで…

ロシアへの経済協力で得する人たちが日本国内にも大勢いるのかな?



さて最後に

「天皇の生前退位問題」

なる「問題」も存在しておりません


多くの国民は天皇陛下のお気持ちに沿いたいと願っているのですから



御免!
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久々の「聖地」東伊豆!ボート釣り!!

2016-12-05 | 釣り


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こんにちは!

小野派一刀流免許皆伝小平次です

本日は久々!小平次の釣りの聖地東伊豆某所での手漕ぎボート釣りに繰り出しましたのでご報告いたします!

以前藤沢在住のころは、多いときは毎週のように繰り出していた時もあったのですが、東京に越したのと、去年車を廃車したことですっかり足が遠のいてしまっていたのです

都内23区内で車持つ、よっぽど好きじゃない限り中流家庭にはしんどいのですね

だって駐車場がまずどれだけ安いところを探しても2万円を下るとこなんてないですから

その上自動車税に車検、年間にすれば乗ろうが乗るまいが30万以上は維持にかかるわけで…

普段の生活に関しては、縦横無尽に路線バス、地域コミュニティバス、地下鉄が走っていますんで移動に不自由はありません

車を使うときって、それこそ家族で旅行に行くか、今回のように遠出して釣りに行くか、ってくらいで、年間10回もないでしょう

今は格安レンタカーが一泊4千円くらいからありますのでね

ってなわけで今回は格安レンタカーを借りまして

「いざ!聖地へ!」

11月29日、家を3時半に出まして、まずは親友であり釣友である、藤沢在住M君の家へ向かいます

4時半過ぎにM君宅に到着



向かっている東伊豆某所は、湾内の海底がすり鉢状になっていて、ボートで岸から漕ぎ出せば、すぐに水深が30メートルぐらいのどん深になるのです

ちょっと時間をかけ沖の定置網近辺まで行くと水深は60~70メートルとさらに深くなります

そんなですので、ちょっと普通は手漕ぎボートの釣りではお目にかかれないような魚にも出会うことができます

逆に海岸沿いの浅場では、春先にはキスの数釣りも楽しめますし、釣ったキスをエサにすればヒラメやマゴチも狙えます

今回は以前スーパーで買って冷凍しておいたホタルイカ、サンマとアジの切り身、アカムツの幼魚と途中釣具屋で購入した冷凍イワシをエサにしての、オニカサゴを中心にした根魚狙いと、本当はもう少し早い時期に来たかったのですが、ライトジギングで青物

予定通り、6時過ぎにボート屋に到着

「おお~、久しぶりだなあ!」

M君はちょこちょこ来ていましたが、小平次はほんと、1年半ぶりぐらい

久しぶりの小平次との再会をボート屋のオヤジも喜んでくれます

さて、いよいよ出航なのですが、このとき思わぬサプライズがありました

出航前、M君が言います

「今日はコヘちゃんが船長だからね!」

いつも二人で来ていたときは、大概小平次が漕ぎ役でしたので、何を言っているのかなときょとんしつつ、ボートに乗り込むスロープを降りたのです

そこに用意されていたこの日二人の乗るべきボートがなんと!



「船外機」

が付いているではないですか!

「ええええーーーーーっ!」

1年ほど前から船外機付きのボートの貸し出しも始めたそうで、それを知っていたM君が前日から予約をしておいてくれたのです

「で、今日はコヘちゃんが船長だからね!」

いやいやいや、免許のいらないヤツだとは言え、船外機など扱ったことはありません…

しかもM君、1年半ぶりの聖地釣行を祝して、このボート代も奢りだというのです

いやいやいや…

ボート代も奢ってもらった上「船長」までやらせてくれるというのです…

なんとも言葉もありません…  感謝です! M君、ありがとー!(涙)


さて、簡単にボート屋の息子さんからレクチャーを受け、いよいよ「出航」です

「ぶるるるるんん」

スターターを引きエンジンをかけます

そして、舵を握り、ゆっくりアクセルを開きます

「おっ、おっ!… おおおっ! おおおおおおおおお!」

ってな感じで、沖に向かい、軽快にぼくらのボートは走り出しました!

いつもは20分くらいかけてやってくる沖の定置網回りに、ものの5分もかからず到着です

いやああ、ほんと感激です



この定置網周りは、狙いのオニカサゴの他、大カサゴ、ユメカサゴ、アヤメカサゴ、ミノカサゴ、カサゴ類の宝庫です

他にはワニゴチなどのコチ類、ハタ類、青物、アマダイ、マダイも狙えるポイントです

ではいよいよ釣り開始です

まずは40号おもりをつけたオニカサゴ狙いの天秤仕掛けに、特エサのつもりで持ってきた「アカムツ」を上バリに、サンマの切り身を下バリにチョンがけし、落とします

実はこのサンマの切り身、前日に仕込んだんですが、塩だけでなく、「ほんだし」もあわせてまぶしたのです

先日テレビで「鉄腕DASH」を見ておりましたら、リーダーの城島クンが、カワハギを獲るのにエサのアサリに調味料をまぶしていたのです

へえ~、集魚効果があがるのかな、ってんで自分もやってみたのです



オモリが底に着きます

大潮の干潮前ということで、水深は60メートル弱、底ダチをとり置き竿にして、ジギングタックルのセットにかかります

「大潮」

なんですが、通常大潮の方が魚の活性が上がる、というようなことがよく言われておりますが、長年釣りをやってきた小平次としては、実は大潮の日ってあまりいい思いをしたことがないんです

小潮や中潮の日の方が断然釣果はよく、大潮だって期待して繰り出して「ボウズ」だった… 結構あるんですよね~

ことこの東伊豆某所においては、より強くそう感じる結果が多くて、それはM君も同じ思いなのです

うーーーん…

さて、まずは一流し目、下げ潮ということもあり、ボートは岸側から沖に流されます

流される方向をよく見定めませんと、この定置網付近は結構ロープが張り巡っていて、すぐにひっかかってしまいます

さっそくM君の置き竿にアタリがあります

カサゴ類の場合、竿先が「ガクガク」いって一気に食い込むことも多いですが、小さなアタリが断続的に竿先に出ることもあります

この時は後者

こんな時は少し送り込み聞き竿をして食い込ませなくてはなりません

M君慎重に竿を送り、軽く聴いてからゆっくりと竿をたてアワセます

「よし!乗った!」

M君の竿が大きくしなります!

なかなかの大きさのようです

が…

「あああ!バレた!」

M君が叫びます  残念!

(あとでこのバラしがいかに痛恨だったか思い知らされます…)

その後はこの地での「大潮」らしく、アタリらしいアタリもなく時間が過ぎていきます

ジギングングの方も全く反応がありません… うーーーん…

それでもようやく再びM君の竿に断続的なアタリ

1回目と同じように竿を送り聴きアワせ、竿を立てます

「うん?、乗らなかったかな?、いや、付いてるな」

ちょっと半信半疑な様子でM君、リールを巻いてきます

上がってきたのは…


20センチほどのカサゴ

このあたりではリリースサイズですが、まあこの日の釣果からギリギリOK、キープです

この後はまたもやアタリがなくなり、時間だけが過ぎます(泣)

それでも流しては戻り、流しては戻りを繰り返す釣りなので、船外機があることで格段に機動力も上がり、何よりもずいぶんと楽をさせてもらえました

これはほんっとうにありがたかったです(二人とももう歳ですから…)

さて、そろそろ昼になろうかという頃

ようやく小平次の置き竿にアタリが出ます

「ココン、ココン」

断続的な小さなアタリです

少し聞いてやると、「グン、グン」と食い込む感じが伝わります

そのまま聴きアワセ、竿を立てます

魚の重みが伝わります!

よし!乗った!

少し抵抗を見せますが、あまり大きくはないようです

で、上がってきたのは…



おおお!

30センチ前後と少々小ぶりですが本命、オニカサゴです!

あああよかった…

で、その後

残念ながら二人ともさっぱりで

沖上がりとなりました


いやあ

釣果は芳しくありませんでしたが、良き友と良き時間、そして人生初の船外機付きボートの操船

楽しい時間でありました

M君本当にありがとうございました

次回、春先はぜひともヒラメを仕留めにかの海へまいりやしょう!


※M君の釣ったカサゴも小平次が頂いてしまって…
カサゴはオリーブオイルをかけ、ペペロンチーノシーズニングをふりかけホイル焼きに
オニカサゴは薄造りに肝あえ 頭は大根と煮魚に

いやあうまかったです!


ちなみにカサゴ類はヒレが大きいので、軽く塩して干しまして、これからの季節あぶってから熱燗にポンといれ火をともし蓋

「カサゴのヒレ酒」

にするとまた美味いですよ~

御免!




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