こんにちは
小野派一刀流免許皆伝小平次です
前回の記事に、秀和様からコメントを頂きました
返信しようと思い書き始めましたら長くなってしまい、これなら記事にした方が早いですし、読まれた方にもご一緒に考えて頂けるかとも思い、一本の記事にすることにいたしました
今回このような形で、頂いたコメントを、本記事にしてご返信する、本来、私はあまり自身のブログでそういうことをするのは好まないのですが、秀和様も、私のフォロワーの皆様も、良識的な方が多いので、互いを尊重し合いながら建設的な議論ができるかもしれません
相互フォローをしている方は、コメントはしづらいかもしれませんが…
では、まず秀和様から頂いたコメントをご紹介いたします
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5類移行 (秀和)
2023-01-29 08:50:22
https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/09/e843a65d37a55cfe3256100e2e5db2a2.jpg
厚生労働省 人口動態統計 2022年11月分
https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/c1/94adc1ae20216dd7099da18309d16057.jpg
"インフルエンザ以下"という言説をたまに聞きますが
どういう比較なのでしょうか。
マスクをしてこれだけ蔓延するものはインフルエンザ以下ではありえません。
昨夏(8月)の超過死亡数はどう説明されますか?
(インフルエンザウイルスは夏に蔓延できない)
第8波では働き盛りの死が最大になっています。
日本政府のように危険なウイルスを軽視・放置したり、いい加減な言説を流せば死者増加に加担します。
上記にお答えできないならばあなたの認識は改めねばならない誤ったものになる。
“軽視したい”という衝動に駆られて書いただけの虚偽に過ぎません。
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秀和様、以下、頂いたコメントに対する私からの返信をさせて頂きます
この内容のコメントに回答するには、少々長くなりますが宜しくお願い申し上げます。
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秀和様
コメントありがとうございます
私のブログの、コロナ関連の過去記事をご覧いただければこの度の秀和様のコメントに対する回答のようなことは全て出ておりますが、「過去記事を読んでください」、とも強要もできませんので、かいつまんで、過去から私が申し上げてきたことをお話いたしますが、長くなりましたので、コメントの返信で申し上げました通り、本記事にてご回答させて頂きます。
まず
>>インフルエンザ以下…
最初の1年目、ワクチン接種前、最初のコロナ死、とされた人が出てからの1年間、コロナ死とされた人は7,100人です
ご存知のことと思いますが、このコロナ死者数の中にはほかに死因があってもコロナ陽性、コロナに関し無症状であろうとコロナ死にカウントされた人が含まれています
この点については、私自身が厚労省や、東京都の感染症対策部に直接聞いて確認しております
インフルエンザの死者数は、コロナ前まで、例年関連死含め約10,000人とされています
最初の1年目は、死者数で言えば、例年のインフルエンザの方が多いということです
もちろん、コロナの陽性者の母数が隠れ陽性などを含め、総数が分かりませんので、致死率においてはコロナの方が高かったかもしれませんし、低かったかもしれません
しかしながら、致死率が高かった場合、それはインフルエンザよりも感染者数が少なかったことを意味し、少なくとも感染力、死者数などから、『脅威度』としてはインフルエンザ以下、だった、私は思っています
2年目、コロナ死とされた人は同じ期間で、13,865人、例年のインフルエンザよりも多いですが、前述したように、ほかに死因があってコロナ陽性、コロナに関し無症状であろうとコロナ死にカウントされた人が含まれていますし、インフルエンザも年によってもっと多い年もあるでしょうから、『脅威度』で言えば、悪くともインフルエンザと同等か、それ以下、少なくともそれ以上とは私には思えません
よく、後遺症がインフルエンザより長引くから、単純に死者数だけでは比較できない、と、当時、言う方がいらっしゃいましたが、最初の2年目までで10台未満のコロナ死者数はゼロでした。インフルエンザは年により乳幼児を中心に、多い時では100人以上の子供が死亡することがあります
私にはインフルエンザの方が脅威に感じます
以前の記事にも書いたのですが、子供を時に100人殺す感染症と、日本人の0.1%(当時)に、その中心は、倦怠感や味覚障害が長引く、という後遺症が残る感染症とどちらが脅威か、また、後遺症はコロナに限ったことではありません、インフルエンザでも時に重篤なものがあり、死亡するケースもあります、ここからは、もう個人個人の感覚だと思っています。
そして現在、爆発的に超過死者数が増えています
私の目には、コロナ死が増えて超過死者数が増えているのではなく、別の要因で死者が爆発的に増え、同時にコロナも陽性者が爆発的に増え、コロナが死因ではない陽性者がコロナ死にカウントされ、コロナ死とされた人も爆発的に増えている、というように見えています
ですので、本文記事に書きました通り、現時点ではインフルエンザと比較すら意味が無い、と申し上げています
言葉が足らなかったとすれば、
「これまでの傾向からはインフルエンザ以下、現在はインフルエンザと比較すら意味が無い」
とした方が良かったかもしれませんが、現時点で記事の変更の予定はありません
何故なら、感染症ウイルスは、歴史的に通常、変異を繰り返し弱毒化する、これが一般的なことと言われていますが、その点においても今現在、感染者が増え、致死率が下がっているのは理にかなっているからです
それが科学的な話であればなおのこと、現在のコロナ死者数の増加の分析として、そのカウント方法の不適切さも含め、最初の2年間から、逆に強毒化した、とは考えにくい、と思われます
一応、コロナとインフルエンザの比較を表にしたものが日経新聞に出ていましたので貼っておきます
コロナ重症化率、インフルエンザ並み 厚労省が分類見直し議論: 日本経済新聞 (nikkei.com)
これによれば昨年12月の調査では、コロナの方がインフルエンザよりも重症化率、致死率も低くなっていますが、コロナの方の母数がまるでわかりませんので、あまり当てにはならないかもしれませんが、母数は実際もっと多いでしょうから、少なくともインフルエンザを上回ることはないと思います
つまり、最初の1年目は、インフルエンザの方が数字的には脅威度が高く、2年目には同等か、コロナはそれ以下、で、今は表の通りです
「インフルエンザ以下」、私がそう思う理由です
今の超過死者数の増加の要因が分からなければ、おっしゃる通り、インフルエンザ以下、というのは言い過ぎなのかもしれませんが、先にも述べた通り、ウイルスの特性、現在のコロナ死の不適切なカウント方法を考えますと、コロナ死の増加が要因とするのは難しいのではないでしょうか
以下、その理由をもう少しお話します
そもそも現時点で月間10,000人の死者が出る感染症の類型を格下げする、そんなことができる段階にあるはずもありませんが、政府は5類引き下げを決定しました。
これはなぜでしょう
私は現状の『コロナ死者数』の中に、どれだけ実際の『コロナ死』の方がいるのか、厚労省に何度も問い合わせをしていますが、『把握できていない』との回答を受けています
東京都の感染症対策部も同様の回答の上、検証もしていない、と言っています
つまり、政府はもはや、今のコロナ死者は実態とかけ離れている事をわかっており、政治的に決定しなければコロナが収束しないことを理解しているのだと思います
>>第8波では働き盛りの死が最大…
これは、その死因がコロナ、と言う意味でしょうか。
であれば、その中のどれほどの数が、実際のコロナ死で、どれほどの数が別の死因でありながら、陽性と言うだけでコロナ死にカウントされているのか、それを明らかにする必要があると思います
>>あなたの認識は改めねばならない誤ったものになる…
とおっしゃるのであれば、是非とも、厚労相も把握できていないという上記数字の内訳を教えて頂ければ幸いです
>>昨夏(8月)の超過死亡数はどう説明されますか?
これはその要因がコロナ死者数の増加だとお考えなのでしょうか
私はワクチン接種に起因する可能性が高いと考えております
数字的に言えば、ワクチンの接種率が上がるにつれ、コロナの感染者数が増え、そして母数が増えた分『コロナ死』も、『コロナ死とされた人』も、『その他の死因の人』も増えています。
先述の通り、この今年の超過死者数の爆発的増加を、現時点で『コロナ死者数が増えた』ことを要因、と断定するのは、カウント方法が不適切な上、もし他に要因があった場合、その検証すらしないことに繋がりとても危険なことだと考えています。
>>マスクをしてこれだけ蔓延するもの…
マスクに関しては、決して少数ではない学者が、効果が無い、それどころか、マスク内に付着したウイルスが増殖し、却って感染を拡大させる、と言っています
もちろん、効果がある、と言っている学者もいますが、そもそも、飛沫感染であることを証明できますでしょうか
世界的には空気感染が主流になりつつあるようですが、何か最新の確かな情報があれば教えてくだされば幸いです
少なくとも厚労省と東京都感染症対策部は、断定はできないと回答しています
また、インフルエンザウイルスも、単に報道されていなかっただけで、推計値として年間1,000万人が感染していると言われ、そのウイルスの大きさからして、仮に一億総マスクでもコロナ同様、予防しきれないと思います
また、近年、コロナ前には夏場の流行も起きていますが、報道されないだけではないでしょうか
私の近隣では、数年位前から夏場にインフルエンザで学級閉鎖などが起きています
コロナ騒ぎのように記事にしても煽れないので報道しないだけのように思います
感冒系のウイルスは、追い続けていれば、冬だろうが夏だろうが、今のコロナように可視化しなければ、知らないところで感染が爆発していた(実際は陽性者数の増加)、なんてことがあるかもしれません
>>日本政府のように危険なウイルスを軽視・放置したり、…
そうでしょうか?
私には、やりすぎも度を越しているくらいに過剰なコロナ対策をしてきたように思えます
よくフォロワーさんとの間では「コロナ禍」ではなく「コロナ対策禍」だと言っています
以上、ご回答になりましたでしょうか。
最後に、この3年間、一貫して私が当ブログで訴えて来たことを申し上げます。
それは、コロナそのものの脅威度は、子供たちに3年間もマスクをさせ続け、自分の顔も見せられない、友達の顔もわからない、入学式、卒業式、修学旅行、努力の成果の発表の場、を奪うほどの脅威だったのか、ということです
『いい加減、大人が覚悟を決めてコロナと向き合え!』
と何度も言ってきました
その脅威度と社会的な活動制限のバランスは釣り合いが取れているか、そういう検証はしたのか、コロナだから仕方ない、ではなく、コロナリスクの低い子供たち、若者に、少しでも工夫しながら通常の生活を送らせてやることを大人は努力したのか、人々の自由を奪うのに議論は尽くされたのか。
この3年間、あまりにも一方的にものごとが進められてきた、と感じております
ゆえに、時に物言いは言い過ぎのような表現はあるかもしれません。ですが、ずっと私のような考えの持ち主は少数派でしたので、時に語気を強めなければ伝えられない、そう考えてきました。
そして、ようやく5類引き下げになり、yahoo newsのコメントなどを見ますと、今は多数派になったのかな、と感じております。
実のところ、コロナにしろ、インフルエンザにしろ、全ては利権がらみ、というのが私の本音です
貴重なご意見、ありがとうございました
今後も、ご意見、ご批判、頂戴できれば幸いに存じます
秀和様からのご意見は、私が3年間訴えてきたことのすべてを総括する気でお話しなければならないだろうと思いましたので長くなりました
何卒ご容赦ください