こんにちは
小野派一刀流免許皆伝小平次です
家族で行くのは8年ぶりくらいでしょうか
小平次の心の故郷、西伊豆旅行へ行ってきました
天気予報は雨模様だったんですが、2日間、快晴に恵まれ、伊豆の海を満喫してきました
朝、7時に出発、釣竿を忘れるという小平次としてはあるまじきミスをして取りに帰る、というハプニングもありましたが、無事午前中に目的地に到着
小平次の仕事柄、どうにも休みを取る、というのがその直前にならないと決められないこともあり、夏休みや正月なんか直前で宿を取ろうとしてもまず無理、で、とにかく現地へ行ってしまい、キャンセルなどが出ていれば宿泊する、ってパターンなんです
ちょっと危なっかしい旅行ですが、これで目的の宿が取れなかったことはありません
この日も無事に宿が取れ、まずは買い出し、スーパーで魚を焼く網や小物類、釣具屋でアオイソメを2パック、いざ、このあたりで一番美しい海水浴場まで車を走らせます
いつも夏になると、小平次は水中カサゴ釣りをするのです
手にラインを巻き、先端にジグヘッドにワーム、プカプカとシュノーケリングをしながら海底を小突いていると岩陰からカサゴが飛び出してきて食いつくのです
ずっと前にその記事をかきましたのでよろしければご覧ください
『夏季限定水中カサゴ釣り』
カサゴですとどうしても岩場になりますが、これまで砂地の海岸でシュノーケリングをしている時に、足の立つような浅場でキスやハゼを目撃していた女房殿が『砂浜でアオイソメをつけてやりたい』というのです
小平次もたまに見かけていましたのでそれは面白そうだと、今年は普通の海水浴場で水中釣りをすることにしました
が、、、、
海はとてもきれいなんですが、砂地ではなかなか魚が見当たりません
小平次はやむなく海岸右手の岩場へ泳いで移動、するといます、います、美しい魚たち、底の方にはタイ型の魚もステイしています
底の方にいたタイ型の魚の前にアオイソメを落とすとすぐにパクっと食いつきます
すかさず手を引き合わせるとかかりました
いやいや、楽しいですね夏の海は
もう1尾、フエフキの仲間らしき魚と、砂底を這っていたバイ貝を捕獲し、海を上がります
女房殿と娘は獲物は無く、ちょっと物足りないので魚介の店でサザエを3個買い、ホテル付近の港へ戻ります
ここからは釣りタイム
堤防の端でカセットコンロに網を置き、釣った魚、ヘダイとフエフキを下処理して塩を振って焼きます
バイとサザエはそのまま網へ、この間釣りをしながら女房殿と小平次は純米酒で一杯、至福の時
釣りの方は小魚が数匹釣れただけですが、海に沈む美しい夕陽を見ながらのひと時は本当に癒されます
夕食は、いつも行く寿司屋さんで、と思っていましたので、ホテルは朝食のみのプランにしたんですが、コロナの影響なのか、夜の7時にはもう店じまいです
他のお店を探しても似たような状況。。。
こちらに来て感じていたんですが、東京あたりよりコロナ圧力が強いかなと
昼間、マスクを着用してください、と貼り紙が貼ってあるコンビニ、マスクしないで入ったら、すかさず店員さんが『マスクをどうぞ』と娘に手渡します
小平次は今、前にも書いた通り、ほとんどのところでノーマスクですが、公共施設や公共交通機関、行政関係でマスク着用を強要された場合拒否、反論をしますが、個人店舗などではその経営者のルールもあるのでしょうし、周りからの圧力等、やむなくそういわざるを得ない人もいるでしょう、またコロナ脳の人との無用な諍いを避けるために、無理に議論などせず、カバンからマスクを取り出し(カバンに直に入れてる時点で不潔)着用することにしています
先日もネットニュースで見ましたが、『回送バス』の運転士さんがマスクをしていなかったら、バス会社に『なんでマスクをしていないんだ!!』とクレームを入れるホームラン級のバカがいますので、小平次に直接言ってくる分には反論しますが、店にクレームが行くと気の毒ですから。。
で、娘が手に取ったマスク、埃だらけで汚い、つまりむき出しで置いてあったと思われますが、それにウイルスは付着しないんですかね
で、夕飯、小平次の知っているお寿司屋さん他、地魚の店などが軒並み閉まっている、そんな中、地元料理ではありませんが一軒の飲食店を発見、そこへ入ろうとすると、なんと、店の入り口に
『県外の方お断り』
の貼り紙
びっくり
ダメと思いつつも、他も開いていませんので、ちょっと覗いてみますと、やはり
『県内のひとですか?』
と、ちょっとぶっきらぼうな店のご主人
『いえ、、、 やっぱダメですか?』
『ダメです』
仕方なく諦めます
でも、ちょっとなんだかオカシイって思うんです
何で県外の人はダメなんでしょう
そのお店の経営者の自由ですので文句が言いたいのではありません
どういう理屈に基づく判断かが知りたいのです
静岡県がコロナ対策を日本一徹底していて、最も感染率が少ないんでしょうか
ちょっと気になりますので調べてみます
まあ、東京の感染者数に他県の数が含まれていたなんてニュースを度々見ましたので、そもそものデータがあてになりませんが、少なくともそのあてにならない、みんなが知りうるデータをもとに『マスクをしろ』とか『県外お断り』とか判断しているんでしょうから一応このデータを元に考えてみます
これを見ますと、静岡県は全国平均よりも低いですが、特別『県外』よりも感染対策が徹底していたと言えるほどでもないように思えます
ではなぜ『県外お断り』なんでしょう
移動距離が長い人の場合、その分来るまでにより多くの人と接触をするため、感染リスクが高まる、と考えたのでしょうか
うーーん、、、
同じ静岡県の浜松からこの地へ来るのに、車での移動距離は216km、小平次の住む東京からですと205.8km、あまり変わりません、て言うか小平次の方が近い。。。
『県外』であるお隣、神奈川県小田原からですと102.3km、浜松の半分以下です
公共交通機関での移動であればなお、『県外』の小田原に比べ、『県内』の浜松からの旅行者の方がより多くの人に接触する可能性が高いと思われます
自分の街が閉鎖された空間ならわかるんですが、遠くて、他人との接触確率が高くても『県内』であればOK、近くても『県外』はダメ
ちなみに浜松市の人口は796,829人(令和3年)、小田原市が187,554人(令和4年8月)、広さも違いますので一概には言えませんが、鉄道の駅前の街の規模を見ても浜松市民の方が他人との接触率は高いように思います
やっぱり『県外お断り』の理屈が分かりません
あれですかね、コロナウイルスは日本の『県境』などを敏感に察知し、越境と共により感染力を強める性質でもあるんですかね
まあ、実際のところは、人口も多く、コロナ対策に緩くなってると思われがちな東京、首都圏近郊の旅行者だけを入れたくないんだけど、そう言っちゃうといろいろ問題があるので、苦肉の策で『県外お断り』としたのかもしれません
この書き入れ時、『県外お断り』、店のご主人も『コロナ対策・コロナ報道』の被害者かもしれません
で、結局コンビニでお酒とつまみを買って部屋で食事、まあ、昼間に釣りたての魚と貝を頂いたので十分です
さて、翌日はホテルで美味しい朝食、その後午前中、娘は散策、小平次と女房殿は海岸で昨日に続き水中釣り、釣りはダメでしたが、シュノーケリングで美しい海の中を眺めるだけで癒されます
チェックアウトした後は、戸田へ向かいます
途中、土肥金山のレストランで昼食、地の山で獲れた鹿肉のカツカレーを頂き、戸田へ
戸田港は岸からすぐに水深が深くなり、ちょっとショアジギング、回遊魚を期待しましたが、ダメ、小メジナと戯れ遊びました
小メジナはリリースサイズでしたが、昨日夕食に海の幸を食べられなかった分、お持ち帰りさせて頂きました
さらにタカアシガニを1尾、生きたまま購入、自宅に帰り美味しく頂きました
小メジナは干物にして翌日頂きましたが、これが思いのほか旨い!!
感謝!
さて、ちょっと長くなりましたが思うんですよ
こんな風に家族で自由に海や自然を満喫できる時間はどれほど残されているのか
二度とない学校生活の行事が行えない子供たち、若者たち、努力の成果の発表の場を奪われた子供たち、若者たち
臨終間際、家族や孫の顔も見られず旅立っていった、施設に入居するおじいちゃんたち、おばあちゃんたち
『コロナに罹るくらいなら、家族にも孫にも会わなくていい』
そんな風に考える高齢者の方はいるんでしょうか
何度もデータや専門家の言葉を紹介しましたが、コロナで亡くなる方は、残念ながら他の病気でも亡くなっていたであろう高齢者や重大な基礎疾患を持った人たちが大半です(コロナ死とは言えない死者までカウントされている)
殆どリスクのない子供や若者の時間を奪い、必要以上にコロナにおびえる人たち
マスクを自らの意思で外さなければ、二度とない時間、残されたわずかな時間、ずっと奪われ続けるだけです
久しぶりに家族で夏の旅行に行けたこと、今後もこの時間を守り続けたい
だからこの炎天下でマスクをし続け、人との交流を避けている場合じゃありません
御免!