さむらい小平次のしっくりこない話

世の中いつも、頭のいい人たちが正反対の事を言い合っている。
どっちが正しいか。自らの感性で感じてみよう!

インド放浪 本能の空腹 39 さらば、インド

2022-02-21 | インド放浪 本能の空腹


30年前、私がインドを一人旅した時の日記を元にお送りいたしてきました

『インド放浪 本能の空腹』

いよいよ帰国の日が近づいてきました

出国もかなりドタバタしました、一気にお読み頂きたく、少し長くなるかもしれませんが、何卒お付き合いくださいませ

では、続きをどうぞ


**************************

 マザー・テレサの病院、『死を待つ人々の家』に入る事すらできず、己の弱さや醜さを自覚し涙まで流したというのに、そんなことはすっかり忘れたかのように、『Biman Bangladesh Airlines』のぐうたらな対応で気を揉んだものの、帰国便の予約が取れて、おれは随分と晴々とした気分になっていた。

 このカルカッタにやって来てからは、気持ちの沈む日々であったが、ようやく初めて、『観光客』のような気分になっておれは街を歩いた。

 

 インド博物館前の大通り、歩道にはたくさんの物売りが地べたに土産物を置いて売っている。これまでそんなものを買う気など全くなかったが、インドへ来て早々に詐欺に合って買わされたシルクなどの土産が、無事に日本に着いているかどうか分からない、おれは何やら宝石の原石のような石をゴロゴロと並べて売っている男の前にしゃがんでその石を眺めた。

 キャッツアイのような石があった。

『それは一ついくらだ?』

と指を差し尋ねる。

『200Rupee…』

 おれは話にならない、という顔をして立ち上がる、すると男がすぐにおれを引き留め言う。

『待て待て待て待て、では、150Rupeeに負けるよ…』

 おれはすぐに立ち上がろうとする。

『待て待て待て待て、では、いくらなら買う?…』

『5個で200ルピーなら買う』

『それは話にならない、それならば、もう一つ加えて、6個で500Rupeeならばどうだ…』

『いいだろう、6個もらうよ』

 この街に初めてやって来た日の夜、喧騒と混沌の入り乱れたその圧倒的な街のパワーに気圧され、ビビりまくったあの日を思えば、こんな買い物の交渉も上手になったものだ。



 ゴミだらけの街をおれは歩く。世界で一番汚い、と言われる街を歩く、都市文明化の失敗作、と言われる街を歩く、歩いて歩いて、やがてインドを発つ日を迎えた。

 ホテルでタクシーを呼び、荷物を持って外へでる。カルカッタに戻って来た日に、ホテルの前の路地で腐りかけていた猫の死骸は、少し毛玉のようなものを残しながらも白骨化し、ついに帰国の日まで片付けられることはなかった。

 タクシーに乗り込む。

『ダムダム空港まで』

 運転手が、プイッと顎を横に振り走り出す。



 街の喧騒を眺める、少し寂しい気もする、やがて空港に着く、メーターは『60Rupee』、来た時と同じだ。そして、どうせボッタクられるのだろう……。運転手が言った…。

『60Rupee…』

『えっ!』

 もう一度

『60Rupee』

『えっ! ホントに!?  いいの!?』

 運転手が怪訝そうな顔をしている。
 インドで、公的機関を通さずに乗ったタクシーが正規料金!! おれにはとても信じられなかったのだ。

『ありがとう!ありがとう!』

 おれはとても嬉しくなり、『釣りはいらない』と言って、ガンディーの肖像入りの100ルピー紙幣を運転手の手に包むようにして渡した。

『良い旅を…』

 運転手の言葉を聞きながらおれは車を降り、空港内に入った。
 すぐにチェックインカウンターへ行き、チェックインを済ませた。出発まではだいぶ時間があり、出国ゲートにはまだ入ることができなかった。

 ロビーで時間を潰していると、一人の男がおれに近づき、声を掛けてきた。

『日本人か?』

『ああ、日本人だよ』

『どこへいくんだい?』

『これからダッカ経由で日本に帰るんだ』

『何時の便だ?』

 おれがチケットを見せると男は言った。

『ボクと同じ便だ、ボクはバングラディシュ人でダッカへ帰るところだ、出発まで時間がある、暫く話さないか』

 それからおれは、そのやけに陽気な男としばらく談笑していた。

『なあ、ボクの友人が日本で働いているんだ、ぜひその友人に会いに行ってくれないか、そして、カルカッタの空港でこの男に会った、と伝えてほしい』

 男はそう言って、自分の名をメモに書いておれによこした。

『どこに住んでいるんだい? 住所は?』

『トチギだ』

『栃木? 栃木のどこ?』

『トチギしか分からない…』

『いやいや、それじゃ、無理だよ』

『いや、トチギに行って、もし会えたら伝えてほしい』

『わかったよ…。もし栃木に行くことがあって、もし会えたら伝えるよ…。』

 男は嬉しそうに笑った。

『Koheiji 〇ב**Sawada ▲!#$…Your …』

 空港内にアナウンスが流れた。んん? なんだか今、おれの名前が呼ばれたような気がする…。

『Koheiji 〇ב**Sawada ▲!#$…Your …』


 やはりおれの名が呼ばれている、よく聞き取れないが、おれの乗るダッカ行きの便が間もなく離陸するので急げ、と言っている…。 … ん? んんん!?

『エエエエエエエエーーーーーーー!!!』


 時計を見ると、確かにフライト時刻が迫っている、というか過ぎている!!!!!

『おい! ボク達の乗る便がもう離陸するぞ!! 急がないと!!!!』

 おれは一緒に走ろうと、男の手を取った。だが、男は慌てるでもなくゆっくりと時計を眺め、そして言った。

『ボクのは、この後の便だ』

『おい!!』

 まったくなんてヤツだ! 悪いヤツではなかったが、ルーズすぎる…、でもまあ仕方ない…、この国に来てキチンとしていたのはバブーだけだったな…。

 出国ゲートの入口の前に、サリーをまとった大柄の、出国審査官らしきオバサンが立っていた。そのオバサンがおれを見つけ、急げ!急げ! と手を振っている。おれは息を切らせてオバサンのもとへ走った。

『あなたのせいで離陸が遅れている、急いで荷物をここに乗せて!』

 おれは言われるがままにバッグをX線の機械のベルトコンベアの上に置いた。ベルトコンベアが動き出し、そして止まる、出国審査官のオバサンがモニターを睨みつける、睨みつける、睨みつける…。

 早くしろよ! 怪しい物なんか入っていないから! そう、怪しい物などあるはずはないのだ。だが…、出国審査官のオバサンは、飛び上がるように、勢いよく立ち上がり、モニターを指さし、そして大声で叫んだ。

『Pistol!! Pistol!! Pistol!! Pistol!!------!!』

 えっと…、なんだって…?  『ピストル……?』 ん…?

『はぁぁぁぁぁぁぁぁああああああ!!??』

 オバサンの『ピストル』という叫び声を聞いて、近くにいた、自動小銃を肩からかけた空港警備官らしきイカツイ男が3人、おれに向かって駆け寄ってきた。そしてオバサンと共におれのバッグを開けガサゴソと調べ始めた。

『いや、だから、入ってねえって!』

 やがてオバサンがおれのバッグからある物を取り出し、おれの目の前に突き付け言った。

『これはナニ!?』

『えっと、それは…、蚊除けのスプレーです…。』

『ん? Mosquito repellent?』

『はい…、多分そんな感じのものです…。』

『そう、だったらここを通ってもいいよ、いいけどね、いいけど、Indian Money pay♡

 そう言ってオバサンはニッコリ笑って手を出した。

 え? 金を払えってか? ほとほと呆れた、だが悠長なことは言ってられない、おれは財布から100ルピー紙幣を取り出しオバサンに渡した。オバサンがまたニッコリと笑う、すると、さきほど駆け寄ってきた空港警備官の男たちが一斉におれに向かって言った。

Indian Money pay
Indian Money pay
Indian Money pay

 もう滅茶苦茶だ、ほんとに最後までハチャメチャだ、おれは男たち一人ずつに100ルピー紙幣を渡し、どうにかダッカ行きの便に乗り込んだ。

 機内に入ると、他の乗客の視線が痛かった…。

『君のせいで離陸が遅れた』

 おれの座席に向かう途中、何人かにそう言われた。

 おれの隣は日本人だった。ダッカとカルカッタを行ったり来たりしている大使館職員らしい、ベンガル語ができるので雇われた、と言っていた。

 おれを待ってようやく出発、エンジンが唸りを上げて飛行機が加速、そして離陸、たちまち眼下にインドの大地、悠久の大地が広がる、こうして空からあらためて見ると、本当にインドは湿地やら沼やらがあちこちにあるのがわかる、水は豊富なのだろう、おれは眼下の大地を見つめ、そして心でつぶやく。

『さらば、インド! インドよ、さらば!』



***************************************つづく

長らく書いてきましたインド放浪・本能の空腹、どうにか帰国まで来ることができました。皆様の、いいね!や、コメントに励まされ、自分自身も日記と記憶と格闘しながら楽しく書かせて頂きました。帰国した日、日本でも思い出深いことがありましたので、家に着くまでを書きたいと思います。あと、多分1回、最後までお付き合い下されば幸いです



 
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KS党議員さんとお話した

2022-02-18 | 社会・経済



こんにちは

小野派一刀流免許皆伝小平次です

前回の記事で、地元のKS党女性議員さん(以下、I先生とお呼びします)と直接コロナ対策についてお話をする、とお伝えしておりましたが、実現できましたのでご報告します

その前に、小平次としては今回の面談の機会で、すぐに何かがどうなる、と思っているわけではありません

前にガソリン税の時のお話をしましたが、とにかく、末端からでも声を上げ、聞いてもらう事が第一歩、訴え続けることが大事、その思いからあくまでも地元議員さんへの『陳情』という気持ちで臨みました

基本的には、終始和やかに、そしてI先生は真剣に話を聞いて下さいましたことを先にご報告いたします


さて、前回の記事でご紹介した、

『ワクチンとPCR大規模検査をワンセットで』
『医療機関の減収補てん、医師や看護師への支援』
『中小業者、非正規、フリーランスへの補償を』

という、KS党さんのコロナ対策について、小平次なりの思いをまずはお伝えいたしました

小平次
『オミクロン株の感染拡大状況を見ますと、PCR検査を増やしても、無症状、軽症の陽性者を炙り出すだけで、却って医療逼迫になるように思いますがいかがでしょうか』

I先生
『まずは検査数を増やし、感染者を隔離、療養させること、大事なのはそこからの医療支援だと言うのが党の方針です』


今回は議論をしに来たわけではありませんし、またそんな時間もございませんので、ここで小平次はとりあえずKS党さんの方針は理解した上で、長尾医師の意見などをまとめた資料をお渡しします

少々、量もありますので、中身は改めてご覧頂きたい旨を申し上げ、内容を簡単にお話ししました

小平次
『この長尾先生は、日本で一番コロナ患者を診た医師、と言われていますが、その長尾先生が現場からの声として、現状のコロナ対策は、町医者が初期感冒治療をできなくしている、そのため、助かるはずの命が失われている、インフルエンザ並みの扱いにするべきだと言っています、さらに、PCR検査もやめるべきだとおっしゃっています、このような現場の声は重要だと思います、こういう声も最前線の医師から上がっていること、ぜひKS党さんの中でも議論をして頂きたいと願います』


I先生
『今すぐに議会の議題にあげることはできないけど、党には一つの事実として上げていきます』


I先生は、元々医療従事者だったそうで、現状については、同じ問題意識を持っていらっしゃるようでした

さて、冒頭でも申し上げた通り、この日、小平次は議論をしに来たわけではありません

あくまでも一区民、一都民、一国民としてこういう考えを持っている人間もいることを知ってもらいに来たわけで、I先生は基本的に小平次の話を聞いて、『一意見として党に上げていく』ということでしたので、ここからは、小平次が申し上げたことを中心にご報告いたします

次に、小平次は以下のグラフをお見せしました



小平次
『先生、このグラフをご覧いただければお分かりいただけると思いますが、このコロナの年代別死者、これって単なる寿命なんじゃないですか? オミクロンのような感染力が強い感染症が流行れば、当然陽性者の分母も増え、現状のカウントの仕方では当然死者数も増えます。何より冬場に高齢者の亡くなる方が増えるのは例年の通りです』


小平次
『暴論、と思われるかもしれませんが、私は、年寄りのために若者や子供の夢や二度とない学校生活が奪われている現状が最も許せない事なのです 私の娘は、音楽教師を目指し、教職課程をとっていますが、本来過ごすべきはずだった大学生活の半分以上の時間が奪われました 打楽器での音楽専攻なので、JAZZ研でのサークル活動は技術向上のための大切な時間であり、かけがえのない青春を味わう大事な時間でもありました 毎日見ていると、相当に現状にストレスを感じているのがわかります また、私の知っている子は、短大に入学し、ほとんど学校に行くことなく卒業しました こういう子たちは日本中たくさんいるでしょう コロナは、本当にここまでするほどの脅威なのでしょうか』


その他、これまでブログでご紹介してきたような、子供や若者の精神的損失による実害についても、専門家の資料などをお見せしお話いたしました

次にワクチンについて

小平次
『ワクチン接種後、何らかの理由で亡くなった方が報告ベースで1400人以上でています 深刻な副反応の報告も数多くあるのはご存知かと思います その上で、本来であればその危険性とコロナリスクとのバランスの検証についての議論くらいはあってもいいと思うのですが、与野党とも、ワクチン接種を急がせるばかりで、全くそのような議論がなされていないことに疑問を覚えます また、10台未満の子供たちのコロナ死者はゼロでありながら、5歳から11歳の子供にワクチンを打たせようとしていたのです 利他的に、という言葉を数多くの専門家や医師、政治家が言っていましたが、先程申し上げた通り、高齢者のためにその危険性の検証も議論もしていないものを、子供に打たせようとする今の状況は、狂気に見えます』


I先生は、子供の接種には確かに疑問もあるとおっしゃっていました

その他、

小平次
『医療支援やコロナ対策被害に会っている人たちへの補償について、その財源確保のためも含め、現在の緊縮財政はこの30年間のデフレ不況を見れば明らかに失敗であり、積極財政に転換すべきではないでしょうか その意味では私はれいわ新撰組さんを支持しております』

I先生
『れいわさんとは消費税の減税、廃止で考えが一致していますが、積極財政を言う前に、やはり今の自公政権による無駄遣いを止めさせることが大切だと考えています』

小平次
『消費税の減税、廃止については応援したいと思いますが、無駄遣いの見直しは、以前民主党がやって失敗したようにしか見えません これについてもそろそろKS党さん内でも議論をなされてもいいのではないでしょうか』


最後に

小平次
『グローバルダイニング社が、新型インフルエンザ等対策特別措置法による時短命令や休業命令は違憲だとして、東京都を訴えていますが、このような強力な私権制限について、常々憲法を守れ!、とおっしゃっているKS党さんはもっとこの問題に敏感になり、議論をすべきではないでしょうか』


I先生は、表情からこの件についてご存知ではなかったご様子で、興味深そうにお話を聞いて頂きました

しかし、ここで小平次が余計な一言…

小平次
『私は、憲法については、現行憲法の破棄、または大きな改正が必要だと考えている人間です』

I先生、小平次よりはお歳を召されてはいますが、しゃれたメガネの奥の小さな瞳が、笑うととてもチャーミングな方でした

しかし、この時ばかりは目を見開き、大変驚かれたご様子でした

そして、おもむろに立ち上がり何かをお探しになられ、小さな冊子を手に取り、小平次に渡してくれました

I先生
『戦争は、戦争は絶対に起こしてはならないのです、戦争は本当に凄惨なものです、だから私たちは憲法を守らなくてはならないのです』

小平次
『先生、戦争を起こしてはならないと考えているのは私も同じです、戦争が悪いものだ、ということは子供でも知っています、私たち大人が考えなくてはならないのは、どうやってそれを実現するかであって、そのための方法論が、KS党さんと私では違うということです』


I先生、再び笑顔になられおっしゃいます

『もし、お時間があれば、憲法についてなど、党主催の学習会などを定期的にやっていますのでご参加されてみては?』

小平次
『よろしいのですか? ぜひ参加させてください』


小平次は以前、憲法については掲示板などで随分と議論をしたんです

大概は相手方がヒステリックになるので、理解しあうのは本当に難しいことを知っています

『戦争を起こさない、巻き込まれない、そのために現行憲法の破棄、または改正が必要だ』

と言うと、『ダブルスタンダード』だ、とよく言われました

何がダブルスタンダードなのかよくわかりませんが、小平次からすると

『憲法を守れ! そしてアメリカの言いなりにもなるな!』

よほどこっちの方がダブルスタンダードに聞こえてしまいます

あ、コロナから話が横道にそれてしまいました

さて、今回、一地方議員さんとお話させて頂いたからと、何かがすぐに変わるわけではありません

それでも一歩ずつ、自分にできることをやってまいりたいと思います

冒頭で述べた通り、今回のI先生、本当に真剣にお話を聞いて頂きました

ありがとうございました


※この日、実は小平次の妻も同行し、地域福祉に携わる立場から、妻もここ2年程の子供たちの様子の変化をお話させて頂きました




御免!



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KS党議員さんに会う前の下準備

2022-02-09 | 社会・経済



こんにちは!

小野派一刀流免許皆伝小平次です

正月の記事で、KS党の議員さんが車で演説しながら走っていたのを停まって頂き、コロナ対策についての疑問をお話したところ、あらためて事務所でお話を聞いて頂けることになった、との記事を書きました

その日時が近づいてきましたので、その前にお話したい内容を整理したいと思います

あまり一度にいろんなこと言っても話がぼやけますので、KS党さんのコロナ対策にについて、小平次の思う所、というより陳情、というつもりで臨みたいと思います

上記、KS党、って言いながら名前が出ちゃってますけど、そのコロナ対策


 『ワクチンとPCR大規模検査をワンセットで』

これにつきましては、まず、PCR検査大規模検査、大規模にすれば今の状況、陽性者も大規模になると思いますが、無症状、軽症者に対する対応についてどのようにお考えなのかを聞いてみます

その上で、長尾医師らの論をお見せし、検査陽性者をあぶりだすのであれば、まず2類相当から5類相当にし、町のお医者様が普通に感冒治療をできるようにしなければ、保健所も病床も逼迫するのではないか

長尾医師が、感冒初期治療をしていれば多くの命を救えた、保健所案件にしているため、対応が遅れ、死なずに済んだ人が亡くなっている、とおっしゃている点についてどう思われるかをお聞きした上で、5類相当にすべきではないか、と陳情します

ワクチンについては、少なくとも現在実地にて治験中であること、評価不能であっても現実にワクチン接種後に1400人以上の方が亡くなっていること、そのリスクと現在のコロナ被害のバランスを考えたとき、今、接種を急ぐ必要があるのか、ましてやコロナ死者ゼロの子供たちに打たせる必要があるのか、また、国際医療福祉大学の高橋教授の、コロナの抗体は3か月程度で消滅する、『感染』を防ごうとすれば何度も接種し続けなくてはならない、という一昨年の知見についてどう思うか、この度のワクチンは人口モノらしいので、教授の論とは無関係かもしれませんが、ただ現実はその通りになっている、そもそも多くの国で接種が進みながら感染拡大は収まらないのにもかかわらず、それを急がせる理由は何か、などをお聞きした上で、せめて、子供たちへの接種は慎重になってほしい、と陳情します

 『医療機関の減収補てん、医師や看護師への支援』


これにつきましては、前述の長尾医師が、日本医師会の医者がコロナ患者を診ない、と嘆いていらっしゃいましたが、実際どうなのか 尾身会長の関連病院の空き病床に対する補助金などについては精査し、結果次第では追及すべきではないのか、医師や看護師への支援とは具体的にどのようなものか、繰り返しになりますが、被害の実態を見た上でいいかげん、被害と対策のバランスを検証くらいしてほしい、と陳情します
もちろん、医療従事者への支援は必要に応じてやって頂きたいと申し上げます


 『中小業者、非正規、フリーランスへの補償を』

これを言うのであれば、もちろん、コロナ被害の実態と対策のバランスの検証を行って頂きたい、という前提のもと、その財源はどうするのか、KS党さんは消費税減税・廃止を謳っていますが、その上で財源はどうするのか、そもそも、ここ30年間、緊縮財政政策によってデフレから脱却できなかったことが格差を生み、中小企業などを苦しめているのではないのか、であれば、いい加減違ったやり方、国債を発行し、積極財政にシフトする、せめてそういう議論くらいすべきではないのか、いや、ぜひ議論してください、と陳情します

そして、最も訴えたい事

グローバルダイニングに対する東京都の時短、休業命令は、私権制限として、違憲訴訟にまでなっているが、普段最も大きな声で、憲法を守れ! と言っているKS党さん、少なくともこれについて議論をすべきではないのか、子供たちの自由、若者の自由、みんなの自由、それを奪うことにKS党さんは議論を尽くしたのか

とお聞きしてみます


さて、実際にはちゃんとお時間を作って頂いたことに感謝し、丁寧な言葉で感情的にならず、あくまでも一市民の声の一つ、としてお話させて頂くつもりです

先生も一地方議員ですので、もしご納得いただける部分があったとしても、どうにもならないかもしれませんが、まずは声を上げていくこと、そう思っております


御免!

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ANAから返事が来た

2022-02-07 | 社会・経済


こんにちは

小野派一刀流免許皆伝小平次です

前回の記事で、ANAさんに、機内アナウンスについて質問メールを送った、とお話ししましたが、割と間をおかずご丁寧なお返事を頂きましたのでご報告しておきます

内容は、本当に当たり障りのない、大手企業らしいもので、わざわざご報告するまでもないものですが、一応あのような記事を書きましたので、ご報告します

一利用者のどーでもよさげな質問に対ししっかりと返事を頂いたこと、さすがANAさんです

実際は、それなりに長い文章でお返事を頂きましたが、ほとんどは御礼の言葉と、今後のご愛顧のお願いでしたので、今回は一部のみをご紹介します

まず、私の質問

『なぜ、機内でのマスク着用をお願いする理由が、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、ではなく、他のお客様の安心のため、というアナウンスだったのか』

ANAさんのご回答

『マスクを着用しない場合、お客様ご自身や、他のお客様がご不安に感じられてしまう可能性があることを勘案し、『新型コロナウイルス感染拡大防止』に追加して『お客様のご不安解消のため』とアナウンスにてお伝えすることで、お客様皆様に安心して空の旅をお楽みいただけるよう努めている次第でございます。』

『新型コロナウイルス感染拡大防止』に追加して…

とありますが、私の記憶では行きも帰りも『お客様のご不安解消のため』のみを言っていた気がするんですが…

さらに、ANAさんの機内での感染リスクに対する考え方も教えていただいたのでご紹介いたします

『弊社といたしましては、航空機機内は常にきれいな空気で換気され、約3分で機内の空気がすべて入れ替わる構造であることや、お客様皆様が同じ方向を向いて着席していること、座席背面が防御壁となっていることから、航空機内における感染リスクは低いと認識しております。』


なるほど、ちょっと突っ込みたくなるところはあるものの、前回、今回のANAさん関連の記事は、コロナ対策禍で本当に大変な思いをしている旅行業界や公共交通会社さんへの応援の意味もありますので、天下のANAさんがリスクは少ない、とおっしゃっているので、利用できる方は積極的に利用しましょう。


ANAさん、ご担当者様

お忙しい中、ご丁寧な対応、本当にありがとうございました


さて、別件、正月の年末年始記事で書きましたが、KS党の地元議員さんに連絡をしまして、あらためて先日お電話を頂きました。会ってお話を聞いて頂けるとのことで日時も決まりました

お忙しい中感謝です

また、ご報告申し上げたいと思います


御免!


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ANAに質問してみた

2022-02-02 | 社会・経済



こんにちは

小野派一刀流免許皆伝小平次です

先日、出張で飛行機に乗ったんですが、離陸前の機内アナウンス…

『機内では、他のお客様の安心のため、マスクの着用をお願いします。マスクを着用されないお客様は、ご搭乗できない場合があります』

これを聞いて小平次は少し、??

なんで??か、と申しますと、飛行機に限らず、公共交通機関ではこのご時世、マスクの着用をアナウンスするのは普通の事なんですが、大概は

『新型コロナウイルスの感染拡大防止のため』

だと思うんです

ところがANAは『他のお客様の安心のため』がマスク着用の理由だということに??なんです

以前、飛行機に乗ろうとした乗客が、マスクの着用を拒否して乗れなかった、というニュースがあったかと思いますが、マスクの効果については、感染拡大防止のためにはマスクの着用を!という専門家やお医者さんもいれば、マスクには効果は無いどころか、却って感染リスクが高まる、という専門家やお医者さんもいます

本来そういう方々で議論を重ねてほしいところですが、マスク神話は崩れそうにありません

件の乗客は、後者の理屈を支持しており、マスク着用を拒否する理由を科学的な根拠を以って述べたのかもしれません

航空会社のスタッフは、中にはそういうことを勉強している人もいるかもしれませんが、基本的にはそのことについては素人だろうと思いますので、反論できなかったのかもしれませんし、離陸前にそんな議論なんかしてられないでしょうから、差し障りのない『他のお客様の安心のため』という言いまわしに統一したのかもしれません

今回は、マスクの効果についてどうこういうつもりの記事ではありませんが、一応こんな記事を貼っておきます

「マスク世代の子ども」に知能低下リスク?専門家が考える対策とは

本来、人間にとって呼吸は大切なことです

科学的な論を待つまでもなく、特に成長期の子供たちにとって、一日中マスクを付け居ていることがその子の成長に少なくともプラスになるとは思えません

子供にコロナリスクがほとんどないのであれば尚更のことです

さて、ANAの機内アナウンスがどういう意図、考えに基づいたものかは分かりません

面倒な乗客対策だけを考えてのことかもしれません

先程、

『いつもご利用させて頂きありがとうございます。先日、羽田⇔広島の国内線を利用させて頂いたのですが、離陸前、『機内では他のお客様の安心のためにマスクのご着用をお願いします』との機内アナウンスがありました。マスクの着用のお願いを公共交通機関などでする場合『新型コロナウイルスの感染拡大防止のため』という理由が一般的かと思いますが、御社がマスク着用をお願いする理由は『他のお客様の安心のため』でした。このような他とは違う案内をする理由、御社の考えをお聞かせ頂ければありがたく存じます。
念のため、これはクレームなどではございません。個人的に御社のアナウンスに好感を持ちましたので、お忙しい中とは存じますが、ご回答頂ければ幸いです。』

ANAのHP、質問のところにメールしました

忙しい中、こんな質問には答えてもらえないかもしれませんので、とりあえず先に記事にしました

とりとめのない内容の記事でしたが、ANAの機内アナウンスを聞いて、少し、光明が見えた気がしましたので



御免!

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